広大なフィールドを舞台にした『ソニック』！
2022年（令和4年）11月8日は、Nintendo Switch、プレイステーション5（PS5）、プレイステーション4（PS4）、Xbox Series X|S、Xbox One、PC（Steam）用ソフト『ソニックフロンティア』が発売された日。本日で発売1周年を迎えました。
メガドライブで発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が人気を博し、セガを代表するアクションゲームシリーズとなった『ソニック』。
『ソニックフロンティア』は冒険の舞台となるスターフォール諸島の5つの島が“オープンゾーン”として用意されており、広大なマップを自由に探索できるオープンワールド的な遊びかたができる一方、シリーズおなじみの超高速でステージを走り抜ける王道のアクションの楽しみかたもできます。当時のインタビュー記事で“挑戦がテーマ”と語られた通り、『ソニック』らしさはありつつも、いままでの型を破るような新鮮な驚きに満ちた内容です。
2023年9月30日には、無料大型アップデート第3弾“超・完全決戦”が配信されました。新たなストーリーが追加されたほか、エミー、ナックルズ、テイルスがプレイアブルキャラクターとして使用可能になるなど、豪華な内容に驚かされたのが記憶に新しいですね。
オープンゾーンではポータルから電脳空間に入ってシリーズ作をモチーフにしたステージをクリアーしたり、謎解きをする“ギミック”に挑戦したりしつつ、ストーリーの進行に影響する“エメラルドデバイス”を探すのが基本。島の中にある複数台のジャンプ台を使うことで遠くの足場に行くことができたり、レールを疾走して移動することができたりと、『ソニック』らしいアクションも満載です。
とくにボス戦はギミックが満載でワクワク。たとえばSQUIDという巨大なボスは尻尾（のようなもの）に乗ることができ、飛んでくる攻撃をかわしながらレースのような感覚で頭部を目指していくことになるなど、ゲーム性がガラリと変わって予想できない展開になります。『ソニック』シリーズには、まだこんなに可能性があったのかということがわかり、ゲームを進めるのが楽しみになります。
成長要素としてはソニックの基本パラメーターを上げるもののほか、スキルポイントを使って新しいスキルを覚える要素も。スキルポイントは敵を倒すほかにも、空中で派手な動きをするスキル“エアトリック”を使用することでも入手可能。地道に敵を倒さなくてもポイントをゲットできるのはありがたかったです。
個人的に評価したいのは音楽。オープンゾーンでは静かな音楽が流れていますが、電脳空間やボス戦はノリノリなテクノ音楽になり、さらに“巨神”との派手なバトルはボーカル付きの曲が流れるため、気分もアガります。
『ソニック』シリーズとしては今年（2023年）10月17日にNintendo Switch、プレイステーション5（PS5）、プレイステーション4（PS4）、Xbox Series X|S、Xbox One、PC（Steam、Epic Games Store）用ソフトとして『ソニックスーパースターズ』が発売。こちらは2D横スクロールの最新作となっており、2Dのプレイ感はそのままに、グラフィックは3D表現に進化した作品になっています。『ソニックフロンティア』と『ソニックスーパースターズ』をプレイして、3Dと2Dの『ソニック』がどのように進化しているのか体験してみてほしいですね。
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