すごい変態ガジェットをみつけました。幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ 2023の日本Xrealブースで。

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 『Grabshell』は握って操作することを目的としたキーボード。

 ハンドルに手を通して、しっかりとグリップ。前面は親指操作でトラックボールマウスを操作したり、セットしたマクロボタンを押したりして操作します。

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 文字入力のキーは、背面に。ポジションや配列自体は通常のキーボードと同じ。実機に触ってみると違和感ありまくりでした。しかし、担当者さんによると1~2時間で操作が慣れるとのこと。実際彼はタイピング練習ゲーム『寿司打』を軽快に入力していました。

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ここからは『Grabshell』のロマンポイントをご紹介します。

ロマン1:変形
 握って操作するだけではありません。ガシャと開けば普通? のキーボードに変形します。机に置いて落ち着いた環境で入力できるわけです。

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編集部のミス・ユースケも変形・変態キーボードに大興奮!

ロマン2:トグルスイッチ
 アナログスティックの脇にはトグルスイッチが!!! カチッと倒す操作感がたまりません。この音と触感が何かを奮い立たせます。

 ただ、音が気持ちいいだけでなく配列やマクロの設定を切り替えられます。たとえば、アナログスティックを動かすと「AWSD」入力となるといった設定も可能。ゲームの移動に利用出来るわけです。

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ロマン3:光る
 ちゃんと光ります。ライティングの設定も可能です。

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ロマン4:ストーリー
 この『Grabshell』を開発したdotBravoは日本の会社で、ふだんは検温機能付き顔認証システムなどのわりとお固めなサービスを展開しています。そこのエンジニアさんの「会社の中を歩きながらタイピングしたい!」という願いを叶えるために開発がスタートしました。

 そのプロジェクトに集ったキーボードオタクたちの思いを反映した結果、機能的で変態なキーボードが完成したわけです。社員の願いのために「作ろう!」と製品化に進んでいく、最高な会社ですね。『Grabshell』に興味が湧いたら製品サイトに記載されているストーリーページをご一読ください。

 見た目や機能はたしかに変態的ではありますが、VRデバイスを着けた状態での操作や、テーブルがないシーンでの入力、ソファに寝転びながら等さまざまな状況での活躍が期待できそうです。

 そんなロマンあふれる『Grabshell』は59200円[税込]にて販売中で、10月配送予定となっています。

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カラーはカラーはOnyx、Moonの二色。
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