一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は、宮城県警察本部生活環境課および南三陸警察署がYouTubeを通じてゲームプレイ動画やアニメを権利者に無断でアップロードしていた男性1名を著作権法違反の疑いで逮捕したことを発表した。

 男性は、『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』(MAGES.)がガイドラインで禁止しているゲームのプレイ動画(エンディングを含む1時間程度のもの)をYouTubeにアップロードし、広告収益を得ていた。

 近年ではゲームメーカー各社や各ゲームでガイドラインが定められ、プレイ動画のアップロードが認められているケースも増えている。しかし、今回対象となったゲームのプレイ動画は極めて悪質な事例であったため、このような対応となったという。

ガイドライン違反でゲーム実況者が逮捕。『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』のエンディングを含むプレイ動画を配信、ファストアニメアップなど「極めて悪質な事例」
ガイドライン違反でゲーム実況者が逮捕。『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』のエンディングを含むプレイ動画を配信、ファストアニメアップなど「極めて悪質な事例」
ガイドライン違反でゲーム実況者が逮捕。『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』のエンディングを含むプレイ動画を配信、ファストアニメアップなど「極めて悪質な事例」
『シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん』

 このほかにも、アニメ『シュタインズ・ゲート』や『SPY×FAMILY』を無断で編集し、字幕やナレーションを付けたファストコンテンツもアップロードしていたという。

 当該男性は、2019年より長期間にわたってアニメ作品の無断アップロードを続けていたため、アニメ『シュタインズ・ゲート』の著作権を有するKADOKAWAが著作権侵害に対処しているCODAと相談の上、悪質な行為であると認定し、鑑定書の提出など警察への捜査協力をしていた。

出典|ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」アップローダーを逮捕(CODA)
出典|当社が著作権を有するアニメ作品を無断アップロードした男性の逮捕について(KADOKAWA)
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