Blizzard Entertainmentが、サービス中のアクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』についてのロードマップを発表。その中でPvEモードについての方針転換を公表した。

 PvEモードは、通常モードの対人戦とは異なり、AI操作の敵と戦う協力型のコンテンツ。2019年の発表時から継続的な成長・強化要素などがある目玉コンテンツのひとつとして扱われてきたが、成長要素やヒーローのモード固有の特性などの要素をなくし、シーズンごとに個別に展開される形に変更するという。ゲーム中ではストーリーミッションという名称でシーズン6から導入される予定だ。

 最新の発表配信では、ゲームディレクターのアーロン・ケラー氏らがこの方針変更について説明している(YouTubeでのアーカイブでは41分40秒あたりから ※英語のみ)。

 それによると、『オーバーウォッチ2』のメインモードである対戦の開発・運営と並行してPvEモードの開発を行っていく中で、PvEモードを従来のビジョンである独立した成長要素などを持つ大きなモードとして全体をまとめきるのは難しいと判断し、現在既に動いているシーズン制コンテンツの展開の中で個々のPvEコンテンツを提供していくという形に変えたのだという。

 なおロードマップではそのほか、シーズン6で新たなサポートヒーローが、シーズン7以降で新たなタンクヒーローが追加されることなどが予告されている。