Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(『ポケモン S・V』)にて、“最強のブリガロン”に挑める特別なテラレイドバトルの結晶が本日(2023年5月12日)9時より期間限定で出現する。

 本記事では、最強のブリガロンを倒すための方法やおすすめのポケモン、1ターン攻略法について随時更新でお届けする。

『ポケモンSV』最強レイド一覧
有料DLC『ポケモンSV ゼロの秘宝』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)

“最強のブリガロン”レイド概要

 通常のテラレイドバトルよりも強力なポケモンが登場する黒い結晶から、“最強のブリガロン”(いわテラスタイプ)に挑戦が可能。

 本レイドで出会えるブリガロンは“さいきょうのあかし”が付いた特別なポケモンとなっているため、期間中に必ず捕まえておきたい。

  • 開催期間
    • 2023年5月12日(金)9:00~5月15日(月)8:59
    • 2023年5月19日(金)9:00~5月22日(月)8:59
  • 出現ポケモン
    • ★7:最強のブリガロン

※本イベントで出現するブリガロンは、ひとつのセーブデータにつき1匹のみ捕まえることができる。
※ブリガロンは、今後のイベントで再出現したり、今後別の方法で出会えるようになる場合がある。
※ふたつの開催期間では、ともに同じ能力、同じ技を覚えた最強のブリガロンが出現。前の期間で捕まえた場合は、最強のブリガロンを捕まえることはできない。

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
最強のブリガロン(いわテラスタイプ)

対策おすすめポケモン

ラランテス(ソロプレイ用)

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 隠れ特性の“あまのじゃく”で能力ランクの変化が逆になることを活かして、“リーフストーム”で特攻を2段階ずつ上昇させながら戦う。きそポイントは特攻と防御に振り切り、テラスタイプはくさのままでオーケー。

 かいがらのすずを持たせれば、リーフストームで攻撃しながら回復も兼ねられる。途中でステータスをリセットされても、またリーフストームで攻撃するだけで特攻が上がっていくので攻略手順がシンプルなのもうれしい。

ジバコイル(マルチプレイ用)

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 後述するマルチプレイ前提の1ターン攻略法での要となるポケモン。非常に高い特攻を持ち、威力140の技“てっていこうせん”を覚え、かつ隠れ特性の“アナライズ”でさらに技の威力を強化できる。

 ブリガロンは防御がかなり高いものの特防はそこまで高くないため、特殊攻撃で弱点を突けるジバコイルでの攻略がおすすめ。詳しいやりかたは記事の最後で紹介している。

攻略の流れ

 最強のブリガロンはいわテラスタイプで、覚えている技はじしん、アームハンマー、ストーンエッジ、ウッドハンマー。また開幕で“てっぺき”を使用して防御を2段階上昇させる。

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 ブリガロンは防御がかなり高いポケモン。さらに開幕でてっぺきを使ってくるので、物理攻撃ではなかなかダメージを与えられない。特殊攻撃主体のポケモンで攻略するのがおすすめだ。

 今回筆者が使用したのはラランテス。最強のピカチュウを攻略した際にも活躍してくれたポケモンだ。隠れ特性のあまのじゃくを活かして、リーフストームで攻撃しながら特攻を2段階ずつ上昇させられるのが強み。

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
ピカチュウレイドで使用したラランテスをそのまま流用したので特攻と特防にきそポイントが振られている。それでも余裕を持って攻略できるが、ブリガロン対策としては特攻と防御に振るのがおすすめ。

 基本的にはリーフストーム連打でいいのだが、リーフストームはPPが少なく、ポイントアップで最大の8まで増やしていても倒しきれない場合がある。リーフストームのほかにくさタイプの技をもうひとつ覚えさせておこう。

 なお“エナジーボール”はブリガロンの隠れ特性“ぼうだん”で無効化されるので注意。“ギガドレイン”を覚えさせておくのがおすすめだ。

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 特攻が最大まで上昇するまではリーフストームを使い、その後はギガドレインで攻撃。相手がステータスリセットを使って来たら再度リーフストームを使って特攻を上げていくといった感じで技を使い分けると、リーフストームのPPが足りなくて特攻が上げられないという事態を防げる。

 ラランテスは防御のステータスが高く、ブリガロンのストーンエッジやアームハンマーでは大きなダメージを受けない。後半になるとブリガロンが“ビルドアップ”や“のろい”を使ってくるが、それでも問題なく耐えられる。

 ただリーフストームは命中90で外れることもあるので、HPが心もとない場合はギガドレインを使って確実に回復するようにしよう。

1ターン攻略法

 今回もさらに効率的な攻略法を考えてみた。実際にやってみたのが以下の動画だ。

 今回はブリガロンのぼうぎょが高いことや、ブリガロンがてっぺきを使ってくることから特殊攻撃で攻めるチーム編成を考案することに。弱点を突ける技の中でもかなり威力の高い“てっていこうせん”を特性“アナライズ”でさらに強化できるジバコイルを採用した。

 また、ジバコイルのサポート役として特性“きょうせい”のフラージェスを選んだ。きょうせいは、味方が持ち物を発動したときに自身の持ち物を渡す効果がある。

 ジバコイルに持たせたじゃくてんほけんが発動すると、フラージェスのこだわりメガネをジバコイルに渡すことができ、さらなるダメージアップが望めるのだ。

 今回の手順をざっくりと解説すると以下の通り。

  1. イシヘンジンのプレイヤーががっちりぼうぎょを使う
    └イシヘンジンの特性“パワースポット”で味方の技の威力が上昇。ブリガロンの攻撃をジバコイルが耐えきれるようにがっちりぼうぎょで支援する。
  2. サケブシッポがうそなきを使う
    └ブリガロンの特防を2段階ダウンさせる。
  3. フラージェスがジバコイルにてだすけを使う
    └ジバコイルの技の威力をさらに上昇させる。
  4. ジバコイルがブリガロンをてっていこうせんで攻撃
    └ジバコイルはブリガロンより素早さが遅くなるように育成。ブリガロンからの攻撃を受けてじゃくてんほけんが発動し、特攻が2段階上昇。さらにフラージェスのきょうせいの効果でこだわりメガネを受け取り、満を持しててっていこうせんを放つ。

 サケブシッポの枠はうそなきが使えれば誰でも大丈夫だが、今回はきあいのタスキを持たせられない(※)ため、オーロンゲやアーマーガアなど耐久面のステータスが高いポケモンがおすすめ

※持ち物が発動するとフラージェスのきょうせいが発動してしまうため、ジバコイルにこだわりメガネを渡せなくなる。

 サポート役のポケモンたちはきそポイントをHPと防御に振るのがおすすめ。攻撃役のジバコイルは特攻と防御を伸ばしている。

【ポケモンSV攻略】最強ブリガロンレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
当初はがっちりぼうぎょを使わない予定だったのですこし特攻を削ってHPを伸ばしているのだが、結局がっちりぼうぎょを使うので特攻と防御に振り切って問題ない。

 てっていこうせんの命中が95ではあるものの、安定してクリアーできるといっていいラインだと思う。約1分でクリアーできるため、くり返しの攻略もかなり効率よく行えるはず。

 最強のブリガロンは1度しか捕まえられないが、捕まえた後もレイドに挑戦することは可能だ。友人や家族といっしょに、くり返し攻略してテラピースなどの道具をたくさん集めよう。

竹内白州
ファミ通最強のポケモン担当ライター。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021では選手として本戦に出場、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022、2023では解説者として公式生放送に出演するなど、ポケモンバトルに関する知識と実力はお墨付き。
『ポケモンSV』最強レイド一覧
有料DLC『ポケモンSV ゼロの秘宝』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)