2023年5月12日発売のNintendo Switch（ニンテンドースイッチ）用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。本稿では『ティアーズ オブ ザ キングダム』に登場予定のゾーラ族の王子・シドを前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の情報を中心に紹介するゾ！
始まりは橋の上から 快活に笑うゾーラ族の王子・シド
「おい！ そこの君！！」
フィールドを歩いていると急に橋の上からシドに声をかけられて驚いたプレイヤーは多いのではないだろうか。
彼は水の民“ゾーラ族”の王子で、“ゾーラの里”に危機が迫っており他種族へ協力を求めるために各地を巡っていた。その最中に主人公であるリンクを見つけ、助力を求めるために声をかけてくる。
ゾーラの里を襲った“神獣ヴァ・ルッタ”という脅威を解決するために奔走する彼は、里に住む多くのゾーラ族から尊敬を集めている。王族という身分ながらも、民のために身を粉にして働くアツい男である。
単純思考の熱血なおバカかと思えば、ときおり王族らしいキリッとしたところや、冷静に物事に対処する一面も見せる。白い歯を輝かせニカッと笑うその姿は印象的だった。
神獣ヴァ・ルッタ戦では水の中なら誰にも負けないと豪語する彼の背中に乗り共闘する。
協力して行うアクションを成功させると「リンク、すごいゾ！」「流石だ！」と、声高にこちらを褒めてくれる。ストレートな好意をぶつけてくる姿は、なんとも気持ちがいい。
共闘の最中、筆者は思わずシドに釣られて「よっしゃぁ！」とか「お前もすごいゾ！」と画面に声をかけた思い出がある。
英傑・ミファーの弟 英傑と生きた者としての存在
シドの姉はかつての英傑“ミファー”だ。100年前の戦いで命を落とした、リンクの仲間のひとりである。
長命であるゾーラ族は、寿命が100年を超えるものもいる。英傑たちがいた時代に生きていた人物も少なくない。シドも当時から生きているゾーラ族のひとり。ミファーが生きていた当時は幼かったものの、姉である彼女を慕っている描写も数多く見られた。
英傑の子孫ではなく、ともに生きた姉弟であるシド。ミファーが抱いていたリンクへの恋慕を伝えるなど、彼は彼女の残された思いを直接リンクへと届けていた。
シドと今度は陸地で共闘!?『ティアーズ オブ ザ キングダム』での活躍を見逃すな！
『ティアーズ オブ ザ キングダム』では、シドも登場予定だ。ティザームービーでは、槍を振るいリンクと共闘する姿が描かれている。
姉であるミファーの後を継ぎ、新たな“英傑”としてリンクといっしょに戦うことになるのだろうか？ これがムービーだけの演出なのか、それとも実際に共闘できるかは未だ不明ではある。今度はともに肩を並べながら、また「最高だゾッ！」と言い合えるなら、シド好きの筆者にとってこんなにうれしいことはない。
【シド】
明るく正義感あふれる「ゾーラ族」の王子。何よりも民を想い、ゾーラの里の危機には己を捨て奮闘する実直で熱い男。
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— ゼルダの伝説 (@ZeldaOfficialJP)
2023-04-17 18:00:00
