アクションゲーム『Vampire Survivors』のアニメ化が発表された。アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家であるデレク・コルスタット氏らの会社Story Kitchenがゲームを開発したponcleとともに手掛ける。

 米エンターテインメント誌のDeadlineの記事によると、このプロジェクトは現在アニメ系のケーブル局との契約を目指し、脚本家を探しているという。

 なお、poncleのルカ・ガランテ氏は公式発表にあたり、「Vampire Survivorsにとって最も重要なのはストーリーです。週末に作る小さなインディーゲームとして始まったものがアニメシリーズになるなんて夢のようです」と、ゲーム同様にどこまで本気かわからない“らしい”コメントを残している。

(※編注: ヴァンパイアとタイトルにあるのにゲームにはヴァンパイアは出て来ないし、直接的なストーリー要素もほぼない)

 『Vampire Survivors』は、周囲から押し寄せてくる大量のクリーチャーを退けながら自キャラを強化し、生存を目指すローグライク要素のあるカジュアルなアクションゲーム。Xbox/PC/モバイルで配信中だ。

 今回の発表に合わせて今後のアップデート予定についても触れられており、5月に各種修正やDLCマップの改善などを含む小さなパッチを出したあと、夏に大型のアップデートになるバージョン1.5の配信を予定しているとのこと。

 Story Kitchenはコルスタット氏や『ソニック・ザ・ムービー』のプロデューサーのひとりであるデミトリ・ジョンソン氏らによる製作会社。

 このコンビはゲーム関係の映像化プロジェクトを積極的に進めており、クンフーアクションゲーム『SIFU』の実写化が発表されているほか、ライオンズゲートでセガのアクションゲーム『ベア・ナックル』の映像化プロジェクトも動いている(ただし後者は『ソニック・ザ・ムービー』と同じdj2 Entertainmentでのプロデュースで、コルスタット氏は脚本での参加)。