巨大で獰猛なモンスターに果敢に挑む

 いまから19年前の2004年(平成16年)3月11日は、プレイステーション2用ソフト『モンスターハンター』が発売された日。

 『モンスターハンター』は、カプコンから発売された狩猟アクションゲーム。いまでは海外でも人気に火が付き、世界中でヒットを記録しているシリーズの原点となる作品だ。素材を集めて装備を作るという、現在もおなじみのシステムを流行させたタイトルであり、協力プレイの楽しさをゲームファンに浸透させたタイトルのひとつと言っても間違いではないだろう。

『モンスターハンター』がPS2で発売された日。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残る初代ハンティングアクション【今日は何の日?】

 クエストを受注して1~4人で狩りに出かけるのは初代も同様。素材を現地調達し、その場で調合するといったことも可能で、それが『モンハン』の魅力的なポイント。とくにスタミナを増やす“こんがり肉”は初期の『モンハン』では代名詞的な存在でもあり、クエストに出発したらまず生肉を調達して肉焼きセットで焼く、までがお約束。「上手に焼けましたー!」のフレーズは、いまでも耳に残っているのではないだろうか。

『モンスターハンター』がPS2で発売された日。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残る初代ハンティングアクション【今日は何の日?】

 初代『モンハン』の武器は片手剣、大剣、ランス、ハンマー、ヘヴィボウガンとライトボウガンの6種でかなり少なめ。防具のスキルはポイントの累積ではなく、基本はシリーズ防具を統一して装備することで発動する仕組みだった。素材を所持していないと生産や強化ができなかったので、逐一アイテムボックスまで取りに戻る必要があるなど、初代ならではのシステムも、いまとなってはいい思い出だ。また、最初に戦う大型モンスターのイャンクックでの立ち回りが、すべての基本となることから「クック先生」などと呼ぶユーザーが多かったと記憶している。

『モンスターハンター』がPS2で発売された日。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残る初代ハンティングアクション【今日は何の日?】
『モンスターハンター』がPS2で発売された日。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残る初代ハンティングアクション【今日は何の日?】
『モンスターハンター』がPS2で発売された日。「上手に焼けましたー!」のフレーズが耳に残る初代ハンティングアクション【今日は何の日?】

 本作のスマッシュヒットを受けて『モンハン』はシリーズ化し、プレイステーション・ポータブルで発売された『モンスターハンターポータブル 2nd』で爆発的なヒットを記録することになる。

 2021年には『モンスターハンターライズ』が、2022年6月30日にはその大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。

『モンスターハンターライズ + サンブレイク セット』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)
これまでの今日は何の日?

※本記事は、2022年3月11日にアップした記事を再編集したものです。