Hammerstone Studiosとコジマプロダクションが提携し、小島秀夫監督の『デス・ストランディング』の映画化が進行中であることが明らかとなった。製作はHammerstone Studiosが手掛け、小島秀夫氏とアレックス・ルボヴィッチ氏がプロデューサーを担当するという。

 『デス・ストランディング』は、2019年にプレイステーション4向けにソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたアクションゲーム。小島秀夫監督がコジマプロダクションを立ち上げて初めての作品となる。謎の現象の発生により人類が分断されてしまい、滅亡の危機にある北米大陸を舞台に、主人公であるサム・ポーター・ブリッジズが荷物を運び世界をつなぎ直すという任務に挑む。

 主人公のサム・ポーター・ブリッジズをノーマン・リーダスが演じたほか、マッツ・ミケルセンやレア・セドゥ、マーガレット・クアリー、ギレルモ・デル・トロ、リンゼイ・ワグナーなど、そうそうたる俳優陣が出演していたことでも話題となった。

 先日行われた“The Game Awards 2022”では、続編にあたる『デス・ストランディング2』が発表され注目を集めたばかりだ。

 Hammerstone Studiosから発信されたリリースによると、「『デス・ストランディング』の世界に新しい要素やキャラクターを導入する予定です」とのこと。

 小島秀夫監督が大の映画好きとして知られるのはご存じの通り。今回の映画化発表にあたって、「Hammerstone Studiosとの新しいパートナーシップに、これ以上ないほど興奮しています」(リリースより)とのコメントを発表している。

 プロデューサーを務めるアレックス・ルボヴィッチ氏も「我々は、すばらしい象徴的な小島秀夫の最初の映画化でパートナーになる機会を得たことに興奮し、光栄に思っています。この作品は、他の大作ゲームの映画化とは異なり、より親しみやすく、地に足の着いたものになると思います。私たちの目標は、クリエイティブで芸術的な自由があるときに、ビデオゲームの映画化がどのようなものになり得るかを再定義することです。この映画は、正真正銘の“小島秀夫”作品になるはずです」とコメントしている。

 映画『デス・ストランディング』がどのような内容になるのか、期待したい。

『デス・ストランディング』の映画化が進行中との報道が。小島秀夫監督はプロデューサーを担当