セガの小玉理恵子氏が亡くなっていたことが、本日(2022年10月27日発売)の“SEGA Genesis Mini 2”(メガドライブミニ2)のエンドロールから判明した。これに気付いた海外からの質問に、セガの奥成洋輔氏が「As you understand it. We respected her.(ご理解の通りです。私たちは彼女を尊敬していました)」と回答している。
小玉氏が亡くなったのは2022年5月9日(月)。セガは「故人のご冥福をお祈りするとともに、セガに多大な貢献をいただき感謝しております。」とコメントししている。
小玉氏は、1984年にセガ・エンタープライゼス(当時)に入社してからグラフィックデザイナー、ディレクター、プロデューサーとしてキャリアを重ね、数々のゲーム開発の現場で手腕を奮ってきた。
手掛けたタイトルは、
- 『ファンタシースター』
- 『獣王記』(メガドライブ版)
- 『アレックスキッド 天空魔城』
- 『ザ・スーパー忍』
- 『ソーサリアン』(メガドライブ版)
- 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ版)
- 『ファンタシースター 千年紀の終りに』
- 『エターナルアルカディア』
- 『セブンスドラゴン』
- 『SEGA AGES』シリーズ(Nintendo Switch版)
など多数。
2019年に開催された、GDC 2019(※)では、ゲーム業界の発展に貢献した開発者に贈られるGame Developers Choice Awards(GDCアワード)のパイオニア賞に選ばれている。
※ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス。アメリカ・サンフランシスコで開催された世界最大のゲーム開発者会議。