エルダー・スクロールズシリーズやフォールアウトシリーズなどを手掛けてきたBethesda Game Studiosの新作『Starfield』の新たなディテールが判明した。
これはベセスダ・ソフトワークスのYouTubeチャンネルにアップロードされた、本作の開発を指揮するトッド・ハワード氏への質問コーナー映像で明かされたもの。本作にインスピレーションを与えたゲームから、セリフ量や会話システムまで、気になる情報が明かされている。
- インスピレーションを与えたゲーム
- 『SunDog: Frozen Legacy』(FTL Games, Apple II/Atari ST, 1984)
- TRPG『トラベラー』( Game Designers' Workshop, 1977)
- 作品のテイスト
- 自分たちとしてはハードSF寄りだけど完全にそうなわけではない
- たとえばシップが完全に燃料切れになって身動き取れなくなることはない。一度に飛べる距離が制限されるのみ
- 特性(Traits)について
- 特性にはデメリットもあるが、特性を取り去りたいと思った場合はアクティビティやクエストで解消できる(そのためだけにゲームをやり直さなくてもいい)
- 会話システム
- セリフは相手キャラの感情を読み取って複数の選択肢から対応するクラシックなベセスダスタイルに回帰している。
- セリフは25万行以上ある(スカイリムは6万行、FO4は11万行)
- 会話の中で移行できる“説得システム”があり、このモードでは説得内容に応じてポイントを消費していく
- 例として示された映像では1ポイント、3ポイント、4ポイント、5ポイントの選択肢があり、3を選ぶとプレイヤーが持つ4スロットのうち3つが埋まる
- ターン表記や“オート説得”のオプションもあるのがわかる
本作は太陽系を飛び出した人類の壮大な冒険を描く、宇宙を舞台にしたSFRPG。Xbox Series X|SとPCで2023年前半に発売予定となっている。