魔法のバックパックを持ってモンスターのひしめくダンジョンへ。本作は、手に入れたアイテムをスペースに限りのあるバックパックに詰め込みながら、ダンジョンの最奥を目指すローグライクRPG。ダンジョンから生還するには、どのアイテムを拾い、どう詰め込むかが非常に重要になる。
スペースを有効活用して、ベストなアイテム構成と配置をじっくり考えて攻略しよう。クリアーまでの時間はそれほどかからないが、アイテムの種類はかなりのもの。いろいろな構成を試したくなってつい何度もプレイしてしまう。
『Backpack Hero』Steamサイトこのアイテムどう入れる? 悩む時間もおもしろい
ダンジョンではじつに多種多様なアイテムを入手可能。武器や防具のほか、さまざまな効果のあるポーションなど、手に入れたアイテムをバックパックにしまうことになる。
しかし、アイテムごとに形状が決まっているため、キレイにバックパックに収まらないこともしばしば。向きを変えたり、配置を入れ換えたりしながら、頭をフル回転させて無理やりアイテムを詰め込んでいこう。
また、アイテムの中には、配置によってほかのアイテムにいい影響を与える効果が付いているものも存在する。ベストな配置を考えていたら、時間がみるみる溶けていく……。おもなアイテムの種類を下で紹介しよう。
防具
防御力の数値と同等のダメージを防ぐシールドを毎ターン得られる。配置によってはまったく効果を発揮しないこともあるので、アイテムの説明をよく読むこと。
武器
戦闘中にエネルギーを消費することで使える。刀剣や弓のほか、ヌンチャクや包丁など、多彩なタイプがあり、それぞれ最適なビルドも変わる。
魔法
マナを消費して攻撃や回復を行う道具。使用するには道具とマナを隣接させる必要があるうえ、毎ターン使用するにはマナ補充用アイテムも必要。使うための準備はたいへんだが、安定して使えるようになれば攻略も安定する。
アクセサリー
攻撃力や防御力の増加、毎バトル終了後にHP回復など、ビルドの強みを活かすうえで欠かせないアイテム。小さいものが多いのであまりスペースを取らない。
食事・ポーション
エネルギーの回復や、敵への攻撃などに使える消費アイテム。ピンチに陥ったときに重宝する。なかには、こうしたアイテムが要になるビルドも存在する。
危険とお宝が待つ奥深きダンジョンへ
ダンジョン内ではマップのマスをクリックして行き先を選択。各ステージは3つのマップで構成されており、3つ目のマップに待ち受けるボスを倒すことで、つぎのステージに進める。
敵のほかに、アイテムの売買が可能な商人や、装備を鍛えてくれる鍛冶屋などのキャラクターもいるので、利用しながら戦力を整えていこう。アイテムが揃うまでは体力回復の手段が乏しいので、慎重に進むべし。
また、戦闘はターン制。基本的にはエネルギーを消費してアイテムを使用しながら戦う。敵の頭上にはつぎの行動が表示されるので、確認しつつ戦おう。ターンが経過するほどその戦闘中敵が強くなるので、ビルドがあまり定まっていないと、ボス以外のモンスターでも致命傷を食らうことに。
キャラクターごとにプレイも変わる!
本作には3人のキャラクターが登場。それぞれ外見だけでなく戦いかたもまったく異なるので、キャラクターを変えるだけで別のゲームを遊んでいるかのような感覚でプレイできる。なお、“アイテムをどのようにバックパックに詰め込むか”が重要になるゲーム性は共通。じっくり考えて戦うのが好きな人はどのキャラクターでも楽しめるはずだ。
Backpack Hero
- メーカー:Jaspel、IndieArk
- 対応プラットフォーム:PC
- 配信日:2021年8月16日配信
- 価格:1730円[税込]
- ジャンル:RPG
- 備考:早期アクセス中、ダウンロード専売