2022年9月15日~9月18日まで、幕張メッセにて開催されている東京ゲームショウ2022(TGS2022)。カプコンブースでは、2023年発売予定のNintendo Switch、プレイステーション4、PC用ソフト『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』が初のプレイアブル出展。本稿では、その模様をリポートする。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】
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戦略性、アクション性ともに高い独特のバトルシーンが熱い!

 本作は、2001年3月よりゲームボーイアドバンス用ソフトとしてシリーズ展開が開始された『ロックマンエグゼ』シリーズ10作品を収録したソフト。今回の試遊では、『1』、『2』、『3』、『3 BLACK』から選択可能だったが、筆者は『1』をチョイス。タイトル画面では3Dで表現されたロックマンがナビゲートしてくれるのもいい。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】

 ゲームは、主人公の光熱斗(ひかり ねっと)が目覚め、学校に行くところからスタート。学校の授業という形で、本作の大まかな世界観やシステムの基本部分、さらにその先でバトルも体感できた。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】

 プレイしてまず気になる(というか驚かされる)のは画面の綺麗さ、見やすさだ。とくに文字フォントはくっきりとしており、ストーリーへの入り込みやすさにもひと役買っている。オリジナル版をプレイした人でも、新鮮な気持ちで遊べるはずだ。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】

 肝心のバトルは、自陣が3×3、敵陣が3×3で構成されたフィールドで行われる。プレイヤーはロックマンを操作して自陣内を移動し、ロックバスターやバトルチップ(さまざまな攻撃や回復などができるスキルのようなもの)を使い、敵にダメージを与えていく。

 ロックバスターはとくに使用制限がないぶん威力が低く、大ダメージを狙うにはバトルチップを効果的に使っていく必要がある。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】

 バトルチップは画面上部のゲージが溜まると使用でき、チップごとに性質が大きく異なる。例えば“キャノン”なら前方横一列に射撃攻撃を行い、“ソード”ならロックマンの目の前1マスを剣で攻撃する、といった具合。チップコードが同じチップなら、一度に複数枚のチップを使えたりするなど、なかなかに戦略性が高い。

 とはいえ、コマンドRPGのようにじっくり考えて行動していくタイプではなく、ロックマンも敵もリアルタイムに動いて攻撃を仕掛けていくアクションタイプのため、慣れないうちはうまく攻撃が当たらない歯がゆさもあって、思わず熱中してしまう。この辺はオリジナル『ロックマン』に近い感覚を味わえた。

『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』TGS試遊版プレイリポート。くっきり鮮やかに名作RPGが蘇る!【TGS2022】

 あっという間に30分が経過し、試遊は終了。どんなゲームでも試遊プレイ時に感じてしまうことだが、まったくもってやり足りない!

 とくに今回はRPG作品という側面もあり、まだまだこれからという段階で終わらなくてはならないのがもどかしい。バトルはもちろん、ストーリーも大いに気になるので、2023年に発売される製品版で続きをプレイしてみたくなった。

 本日からの一般公開日(2022年9月17日、18日)にTGS2022へ行く予定がある人は、カプコンブースへ足を運び、電脳世界へとダイブしてみてはいかがだろうか。