2022年8月25日に発売となる『地球防衛軍6』。これに先んじて、現在、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんと西村瑞樹さんが出演するCMが放送中。西村さんはコロニストに、小峠さんはなんと地球そのもの(!?)に扮して作品の魅力を伝えるという、インパクト抜群の映像に仕上がっている。

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 そんなCMの撮影を終えたばかりのおふたりを直撃し、収録時の裏話や、『地球防衛軍6』そのものに対する感想などを話してもらった。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー

小峠英二(ことうげ えいじ)

バイきんぐのツッコミ&ネタ作り担当。『超人女子戦士 ガリベンガーV』、『電脳ワールドワイ動ショー』など多数のテレビ番組でMCを務める。2021年には『キングオブコント2021』にて審査員に就任。

西村瑞樹(にしむら みずき)

バイきんぐのボケ担当。キャンプに関する造詣が深く、YouTubeチャンネル『CAMP西村チャンネル』を開設。近年ではソロキャンプ芸人としての活動も増え、冠番組の『西村キャンプ場』も放送中。

バイきんぐと『地球防衛軍』、不思議な縁が明らかに!?

――『地球防衛軍6』のCMオファーが来たときの感想を教えてください。

小峠お話をいただいたときはビックリしました。というのは、じつは、20年くらい前に“地球防衛軍”というそのものズバリなタイトルでコントを作ったことがあるんですよ、偶然にも。

――へえ。

小峠そのコントではふたりとも地球防衛軍の隊員で、「秋田にナマハゲが大量発生!」という緊急事態が発生するところから始まるんですよ。

西村僕は『地球防衛軍』シリーズを知っていたので、CM出演が決まったときは「ついに来たか」という感じでした。ゲームではアリやカエルが大量発生していますけど、つぎはコントみたいにナマハゲが大量に出現するミッションを作ってもらいたいですね(笑)。そういえば、あのコントのオチってどんな感じだったっけ?

小峠相手からメッセージが届いて、「泣く子はいねぇが」と読み上げて暗転……だったと思う。いま振り返るとけっこう謎なんですけど(笑)、芸歴2年目ごろの、初期のコントのなかでは評判がよかったですね。

――小峠さんは今回、地球役(!?)でCMに出演されていますが……地球になってみていかがですか?

小峠僕の頭の形状から地球を連想されて声を掛けてもらえたのだと思うんですけど、丁寧にメイクをしていただけたのはありがたかったですね。

 ただ、ゴー☆ジャス(※)とのやり取りで、僕の頭を指さしながら「マダガスカル!」というシーンがあるんですけど、僕の頭には肝心のマダガスカルが描かれていなかったみたいで……そこだけが心残りです。

※地球儀を使った「まだ助かる、まだ助かる……ここ、マダガスカル!」のギャグでおなじみの宇宙海賊。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー

――西村さんはコロニスト役でのご出演ですが、キャラクターに扮してみた感想は?

西村「カエルって歩きづらいし、ものもつかみにくいんだな」というのがいちばんの感想ですね。自前のテントを持ってきて、この姿のまま設営するシーンもあるんですけど、とにかくやりづらかったです。

 でも、スタッフの皆さんに「かわいい」と言ってもらえたので、テンションは高いまま楽しく取り組ませていただきました。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー

――それぞれ、お着替えにはどれくらいの時間がかかったのでしょう?

西村僕は30分くらいですね。まずはタイツを着て、その上から鎧を着て。手や足のパーツを付け足していくんですけど、微調整もしてもらったのでそれくらいの時間になりました。

小峠そんなもんなんだ。はっきりとは覚えていないんですけど、こっちは1時間以上はかかったと思います。頭に直に地球を描いてもらったんですけど、こういうメイクに慣れていないからか、実際の時間以上に長く感じましたね。

 だけど、じつは事前に僕の頭を型取りしてその形のマネキンを作ったんですね。そしてメイクアーティストの方はそのマネキンで地球を描く練習をして、小峠ヘッド地球儀モデルを作ってから本番に望んでくださったらしいです。たぶんそれがなければもっと時間はかかったということでしょうね。万全の準備でありがたいです。

――CMではさまざまなツッコミを披露されていますが、コメントの内容はあらかじめ決まっていたのですか?

小峠ざっくりと「こういうニュアンスのことをいってください」という指示はありましたが、基本的には自由にやらせていただきました。本当に思ったことをいっただけなんですけど、1発でオーケーになったりして。かなりスピーディーな現場でしたね。『地球防衛軍』っていつもこんな感じで自由なんですかね!?(笑)

もしも“巨大生物”として登場したら嫌な存在とは……!?

――小峠さんは昔、害虫駆除のアルバイトをされていたそうですね。ゲームをプレイされてその当時のことを思い出したりしましたか?

小峠たしかに、10年前まで同じようなことをやっていましたね。巨大なアリが大量に出現するシーンを見てアルバイト時代のことを思い出しました。僕はふだんほとんどゲームをしないんですけど、そういった経験もあったからか『地球防衛軍6』はすんなりと入り込めましたね。

西村僕はプレイステーション2で1作目をかなりやり込んだんですけど、そこからしばらくシリーズ作には触れてこなくて。

 ひさしぶりにプレイしてみたら、めちゃくちゃ進化していて驚きました。映像はきれいだしアクションも爽快感抜群だし。それでいてゲームの内容は“巨大生物をただひたすら倒す”というシンプルなものなので、誰でも気軽に楽しめるのがいいですね。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー

――もし、本作と同様に巨大生物が攻めてきたら、生き延びる自信はありますか?

西村僕はよく「サバイバル生活が得意そう」といわれるんですけど、たぶん真っ先にやられちゃいますね。カラダの燃費が悪くてすぐにお腹が減るので、生き抜く自信がありません。テントのなかにこもってひたすら危機が去るのを待ちます。

小峠なんでそんな状況でもキャンプしてるんだよ! 

――小峠さんはいかがですか?

小峠戦ってもまず勝てないので、バイクに乗ってひたすら逃げますね。

――小峠さんはバイクがお好きですものね。じつは『地球防衛軍』シリーズには近未来のバイクもビークルとして登場するんですよ。ゲームとつながりましたね。

小峠へえー、バイクも出てくるんだ。

――お好きなもので言うと、小峠さんは革ジャンもお好きとのことで。本日着ているものもお似合いですね。

小峠そうそう、これも袖や裾の長さをオーダーして、調整してもらったんですよ。革ジャンは好きなものを集めていて、家にはいま20着くらいあるのかな?

――お! じつは『地球防衛軍』シリーズも“アーマー”を集めることが非常に重要な要素なんですよ。ゲームとつながりましたね。

小峠強引だな!(笑) まあ僕はゲームをあまり知らないんで偶然ですが、つながったならうれしいですよ。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー

――作中にはさまざまな巨大生物が登場しますが、敵として出てきたら嫌な生物はいますか?

小峠めちゃくちゃお世話になっているんですけど、巨大なIKKOさんとか出てきたら困りますね。「どんだけ~!」っていいながら、指からビームとか撃ってきそう。

西村あと、デヴィ夫人も出てきたらめちゃくちゃ強いでしょうね。そういった方たちとのコラボ展開とかもできたらおもしろいかも!

――いよいよ発売を迎える『地球防衛軍6』ですが、これから本作をプレイする皆さんに向けて、ひと言お願いします。

小峠簡単操作で大迫力のバトルはもちろん、地球の危機を救うという壮大なストーリーも楽しめる作品になっています。僕のようにふだんゲームをしない人でも安心してプレイできるので、ぜひ遊んでみてください。

西村大勢のファンがいる、人気シリーズ・待望の最新作がいよいよ発売を迎える……ということで、これ以上、言葉はいらないですね。とにかく思う存分、ゲームのなかで大暴れしてください。

バイきんぐが地球&コロニストに!? 貴重な裏話も続々飛び出した『地球防衛軍6』CM撮影現場・突撃インタビュー