ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のアクションゲーム『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』(以下、『GRAVITY DAZE』(グラビティデイズ))の映画化が進行中であることがわかった。米Deadline誌が報じている。

 同誌によると、映画はSIE傘下のPlayStation Productionsとリドリー・スコット監督が率いるスコット・フリー・プロダクションズが進めており、監督に『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』のアナ・マストロ氏、脚本にエミリー・ジェローム氏を起用予定とのこと。

 『GRAVITY DAZE』は、記憶をなくした少女“キトゥン”の活躍を描くアクションゲーム。重力操作により“空に落ちていく”ようにオープンフィールドを飛び回って移動していく、浮遊感のあるゲームプレイが特徴だ。2012年にPS Vita向けに発売され、その後プレイステーション4でリマスター版や続編などの展開もされている。

 ちなみに、今回発表された監督&脚本陣はどちらもあまり作品数がないフレッシュな女性スタッフの組み合わせとなっており、『GRAVITY DAZE』の独特な柔らかな雰囲気を再現するための起用なのかもしれない。