2022年8月6日、7日、日本最大規模のインディーゲームの祭典BitSummit X-Roads(ビットサミット クロスロード)が京都市勧業館 みやこめっせにて開催。

 Neotroが制作する『NeverAwake』は、少女の夢の世界を舞台にしたシューティングゲーム。昨年2021年開催のビットサミット(BitSummit THE 8th BIT)で初のプレイアブルデモ版が公開され、今回はVERMILION GATE AWARD(もっとも優秀な作品に贈られる賞)ノミネート作品のひとつとなった、注目度の高いタイトルだ。リリースを間近に迫った今回は、新たなメインビジュアルとともに、完成版に限りなく近い調整が施された試遊バージョンが出展されていた。

悪夢系ツインスティックシューター『Never Awake』はゲーム初心者の“下剋上”も可能!? PS5版もサプライズ出展【ビットサミット クロスロード】

 今回体験できた機能のひとつ“オートエイム”は、敵のいる方向に自動的にショットを撃ってくれるというもの。 “シューティングゲームプレイヤーの間口を広げる“とのコンセプトで制作された本作を象徴する便利機能だ。移動と攻撃方向を別々に操作するツインスティックシューターが難しいと感じる人も、避けることに専念していれば爽快感を味わえる……というわけだ。

 もうひとつの“装備カスタマイズ”はプレイの過程で入手できるアイテムを身につけて、プレイヤーキャラのさまざまな能力を強化できる機能。単にプレイの爽快感が上がるだけでなく、特定の装備構成によって、各ステージの攻略難度が大きく変化するバランス調整になっているようだ。

 本作のプランナーでありアートディレクター・エンジニアも兼任する佐渡大志氏(Neotro)によると、テストプレイの際、全国ランカー級のシューティングゲーマーが15回目の挑戦でやっとクリアーできたステージを、シューティングゲーム初心者が、装備カスタマイズの試行錯誤により、5回程度のチャレンジであっさり突破できた……とのこと。このような“逆転現象”が起きてしまうのも、ゲーム攻略に直結するプレイスタイルの幅が広くとられた『NeverAwake』の新規性ゆえだろう。

 出展ブースでは、先行リリースされるSteam版とともにNintendo Switch版も展示。また、ソニー・インタラクティブ・エンターテインメントの企業ブースでは、4K解像度対応のプレイステーション5版もひっそり(?)と展示されていたりと、さまざまなプラットフォームで同様のプレイ体験を実現していることが一目瞭然となっていた。

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