有名アニソンをYouTube動画でチェック！
YouTube上で配信されている新旧さまざまなアニソンたち。本稿では数あるアニソンの中からイチオシの1曲をチョイスし、その歌にまつわるちょっとした情報をお伝えします。今回は、アニメ『灼眼のシャナ』の前期OPテーマ『緋色（ひしょく）の空』に注目してみました。
『灼眼のシャナ』ってどんな話？
アニメ『灼眼のシャナ』は、電撃文庫より刊行されている高橋弥七郎氏のライトノベルが原作。物語の舞台となる世界では“紅世（ぐぜ）”と呼ばれる異世界が存在し、その住人“紅世の徒（ともがら）”の一部は、人間がこの世に存在するためのエネルギー“存在の力”を喰らいます。そんな従を討伐する異能者のことを“フレイムヘイズ”と呼び、本作はフレイムヘイズのひとり、シャナの戦いや成長を描いた作品なのです。
2005年10月より待望のアニメ第1期が放送され、2007年10月には『灼眼のシャナII』、そして2011年10月には『灼眼のシャナIII－FINAL－』が放送されました。
今回ご紹介する『緋色の空』はアニメ第1期の前期OPテーマで、本曲を歌うのは2016年に歌手活動を引退した人気シンガー・川田まみさん。ちなみに彼女は『灼眼のシャナII』の前期OPと前期ED、さらに24話の挿入歌も担当しており、4曲ともすべて川田さんが作詞を務めています。
TVアニメ『灼眼のシャナ』OP映像（川田まみ／緋色の空）【NBCユニバーサルAnime✕Music30周年記念OP/ED毎日投稿企画】
その歌詞には『灼眼のシャナ』世界が如実に表現されており、たとえば「現れる陽 紅（くれ）る世界」は紅世と徒の存在を彷彿とさせるような歌詞に。一方「使命 果たしてゆくだけ」という歌詞からは徒と対峙するシャナの姿が感じられ、「また灯がひとつ落とされ そっとどこかで消えた現実 変わらぬ日々」は徒に“存在の力”を喰われた人々の末路を物語っています。
現在川田さんの公式YouTubeチャンネルでは、『緋色の空』のミュージックビデオを公開中。またNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンのYouTubeチャンネルではアニメ音楽事業30周年を記念して、『灼眼のシャナ』を含めるこれまでのアニメ作品のOPとED映像を特別公開しています。
川田まみ／緋色の空(Mami Kawada/hishoku no sora)
この機会にぜひ本作のOP＆EDを振り返ってみてはいかがでしょう。
