ボイスドラマ配信マーケットプレイス“mimicle（ミミクル）”で、恋愛シミュレーションゲーム『アマガミ』ASMRボイスドラマシリーズの第2弾『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.2 森島はるか編』の販売が開始された。価格は2200円［税込］（※アプリ内通貨2200コイン）。
『アマガミ』ASMR第2弾では、森島はるかをメインヒロインに据えたボイスドラマが展開。アートワークは、『アマガミ』のゲームデザインやキャラクターデザイン、イベントグラフィックを手掛けた高山箕犀氏の描き下ろし。キャラクターボイスはもちろん、原作でも森島はるか役を演じた声優の伊藤静さんが担当する。
本作の購入者限定で、伊藤静さん（森島はるか役）、浅川悠さん（塚原 響役）のサイン色紙が各5名に抽選で当たるキャンペーンも実施中だ（応募締切は7月31日23時59分まで）。
また、本稿では『ASMRボイスドラマ アマガミ』発足の経緯などを聞くインタビューをファミ通.com独占で掲載する。
『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.2 森島はるか編』
発売開始にあわせて、ストーリーやキャスト、詳細トラックリスト、声優の伊藤静さんからのコメントなどが到着した。
ストーリー
自分に内緒でアルバイトされて寂しい思いをさせた純一に、お仕置きとばかりに《私専用の椅子》になるよう提案するはるか。
彼の膝の上に座ったり、後ろから抱き締めたりと、楽しみながら寂しかった時間を埋めていきますが……。
「本当に、お仕置きをしちゃっていいのね……？」
『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.2 森島はるか編』ショートPV
キャスト
- 森島はるか（声優：伊藤 静）
- 塚原 響（声優：浅川 悠）
- 棚町 薫（声優：佐藤利奈）
森島はるか役・伊藤静さんからのコメント
みなさまお久しぶりです！ はるかが帰ってきましたよー！ ふたりの楽しい時間をぜひご堪能くださいね！
はるかは相変わらずラブリーでした！(笑) はるかと一緒になってわくわくドキドキしながら、大変楽しく収録させていただきました。
詳細トラックリスト
- トラック01 フイウチ 【ASMR】枕元で森島先輩の声がする……
- トラック02 オサソイ 薫がバイトに誘ってきたぞ
- トラック03 シゴトギ バイト中にまさかの出会いが!?
- トラック04 ホウヨウ 【ASMR】森島先輩にバレませんように……
- トラック05 セツメイ 先輩に事情を話さないと！
- トラック06 ヒザウエ 【ASMR】森島先輩による恐怖のお仕置きが！
- トラック07 イリグチ 今日は森島先輩とスパデートだ！
- トラック08 クギヅケ 水着姿の森島先輩が魅力的すぎて……
- トラック09 カシキリ 森島先輩、すごく喜んでくれてるみたい
- トラック10 コンヨク 森島先輩とつぼ湯を堪能するぞ！
- トラック11 ムシブロ 【ASMR】森島先輩の汗がポタポタと！
- トラック12 ワガママ 【ASMR】積極的な森島先輩につい……
- トラック13 カンパイ 森島先輩と至福のひととき
『ASMRボイスドラマ アマガミ』が始まった理由、今後の展開について迫る！
2022年4月16日、突如としてツイッターでアナウンスされ、世のアマガミストを震撼させたニュース……。それが本稿でも取り扱っている『ASMRボイスドラマ アマガミ』の発表である。
見間違いか、はたまた幻覚か、少しだけ自らを疑ってしまった諸氏もいただろう。こうして桜井梨穂子編、森島はるか編が発売されている時点で多分に現実要素しかないのだが……真実を突き止めねばなるまい。
そこで本企画について、『ASMRボイスドラマ アマガミ』企画発起人である大村正明氏に話を聞くことにした。
大村正明
『ASMRボイスドラマ アマガミ』企画発起人兼ボイスドラマ配信プラットフォーム“mimicle（ミミクル）”運営責任者。
――『ASMRボイスドラマ アマガミ』シリーズの企画経緯を教えてください。できれば詳細にお願いします。
詳細となると“mimicle（ミミクル）”にも範囲が広がって長くなってしまうので、本日は『アマガミASMR』についてお話させていただきますね。
バイノーラル録音とASMR要素を取り入れたキャラクターIPボイスドラマのアイデア自体は、結構前から考えていたのですが、当時、ASMRボイスドラマはインディーズ寄りのオリジナル作品が多く、IPモノは市場にはマッチしないのかも、と寝かしていました。
その後、徐々に全年齢向けの作品も増えてきまして、いよいよ市場が整ってきたなと、2020年夏ぐらいから本腰を入れ始めた感じです。
――ASMR企画を実施するうえで『アマガミ』を題材として選んだ理由を聞かせてください。こちらもできれば詳細にお願いします。全国のファンもきっとそう思っているはずです……！
真っ先に題材として思い浮かんだというのが率直な理由です。私が高山箕犀さんとゲーム開発時から懇意にさせていただいていたのもありますが、発売から10年以上経っても、たくさんのファンに愛され続けている作品であるのが何よりも大きいです。
『アマガミ』は世代を超えて楽しめる名作ですが、コンシューマーゲーム故にハード側のライフサイクルに引っ張られて、プレイ環境が整わなくなっていくのが悔しくて……。
とはいえ移植とかはやっぱり簡単な話ではなくて、何かよい手はないだろうかと、ずっと考えていましたので『アマガミ』のASMRボイスドラマは、すぐ浮かびました。
ちょうど『アマガミ』10周年記念の時期でもあって、フレーズギャラリーさんが“『アマガミ』10周年記念展覧会”を開催していただいたり、公式ニコ生ゲーム実況“《総合》『アマガミ』マルチ実況大作戦！～バレンタインに彼女をつくろう!!～”（※）の熱量を直に感じられたりしたのが、強い原動力となっています。
どんな形であれ、絶対にみんな『アマガミ』新作を待ちわびてくれているはずだと。
※2021年2月14日（バレンタインデー）にSHAKA氏、SPYGEA氏、イブラヒム氏、でびでび・でびる氏、渋谷ハル氏、天開司氏が生放送で『アマガミ』を実況プレイしたイベント。
――それは間違いないと思います。実際、『ASMRボイスドラマ アマガミ』も大きな反響がありました。
本当にありがたいです！ いろいろと準備に取り掛かって、本格的に企画が走り始めたのは2021年3月。企画立案もひと通りできたので、高山さんにご相談させていただきました。
当初は監修作業だけでもお願いできれば……という気持ちだけでしたが、それこそ原案からがっつり関わっていただき、アルバムアートワークのイラストまで描いていただけることになりまして、紛れもない新作『アマガミ』をユーザーに届けられると、うれしさとともに武者震いしましたね。
コロナ禍の在宅勤務で、ひとりガッツポーズしていました（笑）。
――お聞きすると、すべてが順調に進んでいたようですが、心配だったことなどはありましたか？
企画当初から決めていたのは、全ヒロインがひとつにまとまった1作品にするのではなく、ヒロインそれぞれが独立したオムニバス形式の作品にすることでした。
そのため、ヒロインがひとりでも欠けたら企画不成立と考えていたので、声優のみなさんが全員快く引き受けていただいたときに、ようやくひと息つけました。お膳立てがきっちり揃っていただけに、ずっと冷や冷やしていましたから（笑）。
――なるほど！ ということは今後の展開も楽しみですね。ちなみに、つぎはどのヒロインのドラマが見られるんでしょう？
申し訳ないですが、つぎのヒロインは配信日までお待ちください。正式に発表していませんでしたが、今後もヒロインごとの独立した作品を月イチペースで配信していく予定です。
6月は“男殺しの天然女王・森島はるか先輩”となります！ 来月以降、どのヒロインの作品が配信されるかは配信当日まで楽しみにしていただき、今日からは森島はるか先輩とのひとときにじっくり浸っていただければと思っています。
来月以降、また配信日になりましたら、ファミ通.comさんで発表させていただければと考えています。皆さんの応援が何よりも励みになりますので、ぜひ『ASMRアマガミ』や“mimicle”をご贔屓にしていただけるとうれしいです。よろしくお願いします！
