ラクーンシティの惨劇から7年。あの恐怖が再び蘇る――。

 1996年の発売以来、世界的大ヒットを記録しているカプコンのサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』。現在アマゾンプライムビデオでは、本作のフルCG長編アニメーション全3作品を視聴できます。

  • バイオハザード ディジェネレーション
  • バイオハザード ダムネーション
  • バイオハザード:ヴェンデッタ

 今回は、その中でもシリーズ第1弾にあたる『バイオハザード ディジェネレーション』をご紹介しましょう。

※本稿では、『バイオハザード ディジェネレーション』の見どころとあらすじを解説します。記事の性質上、同作と『バイオハザード』シリーズのネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。

『バイオハザード ディジェネレーション(吹替版)』(アマゾンプライムビデオ) 『バイオハザード ディジェネレーション(字幕版)』(アマゾンプライムビデオ)

 本作は1998年に発売された『バイオハザード2』から続く舞台設定となっており、ゲームに登場したレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドが活躍する物語です。

 冒頭でも触れた“ラクーンシティの惨劇”とは、ラクーンシティで起きたバイオハザード(生物災害)のこと。最大手製薬会社アンブレラ社が生み出したT-ウィルスには生物を凶暴化させる効果があり、このウイルスが感染拡大したことによりラクーンシティの住民たちがゾンビ化してしまいます。

 そこで事態を重く見た米国政府は、ミサイル攻撃による滅菌作戦を実行。T-ウィルスの感染者たちを消し去るために、ラクーンシティごと消滅させたのです。

 今回ご紹介する本作は、そんな忌まわしき事件から7年後の世界。諸悪の根源ともいえるアンブレラ社は事実上倒産するものの、肝心のT-ウィルスはテロリストたちの手に渡り、世界各地でバイオテロがおこなわれていました。

 そんなバイオテロや薬害被害者の救済を行うべく、あるNGO(非政府組織)に所属しているクレア。ある日、空港利用客の中に1匹のゾンビを発見し、そのゾンビから続々と感染者が広がるところから物語は展開していきます。そして空港に閉じ込められた彼女たちの救出に向かったのが、大統領直轄のエージェントであるレオンでした。

フルCGアニメ『バイオハザード ディジェネレーション』はファンにうれしい要素が満載! レオンとクレアの活躍、G生物の登場etc……【アマゾンプライムビデオおすすめ】
『バイオハザード ディジェネレーション』公式サイト ギャラリーより

 なんと言っても本作の見どころは7年ぶりの再会を果たすレオンとクレアの活躍。先述した通りふたりは『バイオハザード2』の主人公であり、ラクーンシティの数少ない生き残りでもあります。そのためバイオハザードにおけるふたりの頼もしさは天下一品。とくにラクーンシティでの事件後も『バイオハザード4』などでさまざまな戦闘を経験したレオンにいたっては、もはや最強生物といっても過言ではありません。

フルCGアニメ『バイオハザード ディジェネレーション』はファンにうれしい要素が満載! レオンとクレアの活躍、G生物の登場etc……【アマゾンプライムビデオおすすめ】
『バイオハザード ディジェネレーション』公式サイト ギャラリーより

 仲間の死や研究室の大爆発など、シリーズならではの盛り上がる展開も盛りだくさん。

 ほかにも、『バイオハザード2』でおなじみのクリーチャー・G生物が現れたり、『バイオハザード5』に登場する新企業トライセルが少しだけ登場したりと、『バイオハザード』シリーズをプレイしたことがある人なら、思わず「おっ」と思ってしまうシーンが散りばめられていますよ。

 気になる物語の結末は、ぜひご自身の目で確認してみてください!

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

『バイオハザード ディジェネレーション(吹替版)』(アマゾンプライムビデオ) 『バイオハザード ディジェネレーション(字幕版)』(アマゾンプライムビデオ)

【本編冒頭10分】『バイオハザード ディジェネレーション』期間限定公開中!〈大ヒットホラーゲーム、初のフルCGアニメに!〉