ポーランドのゲームスタジオCD Projekt REDが、RPG『ウィッチャー』シリーズについて新作を開発中であることを発表した。対応プラットフォームや発売時期等は未定。またエピック・ゲームズと技術的パートナーシップを締結し、Unreal Engine 5(UE5)を採用することも合わせて発表されている。
『ウィッチャー』は、ドラマ化などもされた小説家アンドレイ・サプコフスキによる同名のファンタジー作品を原作とするRPGゲームシリーズ。モンスタースレイヤーの“ウィッチャー”たちの活躍を描く。今回発表されたのは2015年発売の『ウィッチャー3 ワイルドハント』以来の新章を飾る作品となる。
#ウィッチャー 新章が幕を開ける
https://t.co/oKwfmGVlLy https://t.co/BlWVZNxIqH
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP)
2022-03-22 01:32:58
自社エンジンのREDengineから転換
同スタジオは『ウィッチャー2 王の暗殺者』より内製エンジンのREDengineを開発・運用してきたが(ちなみに初代『ウィッチャー』はバイオウェア製のAuroraエンジンをカスタムしたもの)、UE5への方針転換をはかる形に。その理由としては大作タイトル開発の効率化が挙げられている。
パートナーシップ契約は複数年にわたるものとなっており、公式プレスリリースでは「「ウィッチャー」シリーズの新作を皮切りに、CD PROJEKT REDとEpic Gamesの両開発チームが手を取り合い、Unreal Engineを通じたオープンワールド体験をより良いものへと進化させてまいります」と語られている。
一方、現行タイトルの『サイバーパンク2077』の拡張コンテンツについては引き続きREDengineを使用していくとのこと。