KADOKAWA Game Linkageが主催する、ゲームファンの投票により2021年のベストゲームを選ぶ“ファミ通・電撃ゲームアワード2021”。2022年3月12日に行われたその放送の中で、MVC ~Most Valuable Creator~を獲得した桜井政博氏から、今後の桜井氏の仕事に触れる話題が語られた。

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ファミ通・電撃ゲームアワード2021/ゲームネタGP/スーパー野田ゲーWORLD【マヂカルラブリー/青木瑠璃子】

※桜井政博氏のコメントは、3時間51分37秒頃から。こちらをクリックすると該当箇所からスタートします。

 VTRで受賞についての喜びのコメントを語った桜井氏は、コメントの終盤に近況について語り出す。その内容は下記の通り。

こんにちは。ソラの桜井政博です。

こうやって挨拶するのもご無沙汰しております。お元気でしょうか?

今回「ファミ通電撃ゲームアワード2021」において、わたしがMVCというのを頂いたそうです。MVPではないんですね。プレイヤーではなくてクリエイターということでしょうか。これは『スマブラSP』のダウンロードコンテンツ、および、その広報活動なども含むものが評価されて、たくさんの人から票をいただいたということです。本当にありがとうございました。苦労した甲斐がありました。

しかし同等に苦労した方々というのが、このプロジェクトにはいっぱいいます。開発スタッフとかそれに準ずる人たちはもちろんのこと、たとえば参戦ムービーや使いかたなども含む広報係であるとか。

あるいは、さまざまなキャラクターやゲームの世界観を快く貸していただいた版元さんであるとか。その版元さんと粘り強く交渉をしてくださった方々とか。

一応今回の賞は私の名前ということになりますが、スタッフというか関係者一同でいただいた賞だと思うようにしております。本当にありがとうございました。

なお、最近の私といえば、すっかりご無沙汰ですけれども、何か仕事はしています。ちょっと目が疲れているかもしれません。

近いうちにゲームの制作とは関わりのないところで、もしかしたらお目にかかれるかもしれない。お目にかかれないかもしれない。というところですが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。今回は本当にありがとうございました。
出典:ファミ通・電撃ゲームアワード2021/ゲームネタGP/スーパー野田ゲーWORLD【マヂカルラブリー/青木瑠璃子】

 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で最後の追加ファイターとなるソラを作り終えた桜井政博氏だけに、今後どんなことをするのか、世界中のゲームファンが注目するところだろう。コメントを見る限り、“目が疲れるようなこと”で、“ゲームの制作とは関わりのないこと”ということは読み取れるが……。

 近いうちにお目にかかれるかもしれない、とのことで、もしかしたら続報は近日に明かされるのかもしれないが、明かされないかもしれない。ファンは続報を楽しみにしつつ、気長に待っていよう。

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