サイゲームスより配信中のゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』（以下、『ウマ娘』）。2022年2月24日に、同作が1周年を迎えたことを記念して週刊ファミ通2022年3月17日号（2022年3月3日発売）では、『ウマ娘』の特集記事を掲載。同特集時に実施した、生放送番組『ファミ通presents ウマ娘研究会！』のMCであり、『ウマ娘』ではテイエムオペラオー役を務める徳井青空さんへのインタビューをお届けする。
※本インタビューは2月上旬に実施しました。
週刊ファミ通『ウマ娘』1周年記念特集号発売中！
徳井青空さん（とくい そら）
12月26日生まれ、千葉県出身。漫画家、絵本作家、映画監督、VTuberとしても活躍中。おもな出演作には『探偵オペラ ミルキィホームズ』（譲崎ネロ役）、『呪術廻戦』（新田 明役）など。（文中は徳井）
『ファミ通presents ウマ娘研究会！』とは？
自身もテイエムオペラオー役で出演しているMCの徳井青空さんが、リスナーの助言を受けながら『ウマ娘』をとことん遊び尽くす生放送番組。ニコニコチャンネルおよびYouTube（ファミ通TUBE、サイマル放送）にて隔週火曜日20時より放送中。ニコニコチャンネルでは、会員限定でウマ娘の育成を最後まで配信中。
視聴者やゲストの皆さんとともに成長しながら過ごした1年
――『ウマ研』ももうすぐ1周年ですね。少し早いですが1年を振り返っていかがですか？
徳井出演のオファーはゲームのリリース前からいただいていて、リリースといっしょにプレ放送の日も楽しみにしていました。それから今日まで隔週で放送してきて、本当にあっというまでしたね。この1年、私の隣にはつねに『ウマ娘』がともにありました。
――実際に番組が始まって、最初はどういう思いを抱いていらっしゃいましたか？
徳井何と言っても、ゲームがおもしろい！ 私は『ウマ娘』を遊ぶまで、育成ゲームはあまり遊んでこなかったんですよ。だから、この番組を通じてイチから学んでいこうと考えていました。『ウマ娘』はそんな私にもすごく遊びやすい内容で、やり込み要素もたくさんあって。それに何より、ウマ娘がみんなかわいくて気分もアガりっぱなしでした（笑）。
――コメントを通じてのトレーナーさんたちとのやり取りも番組の魅力だと思います。
徳井毎回、皆さんがたくさんのコメントを投稿してくださって、すごくありがたいと思っています。大勢でワイワイ言いながら遊んでいる感じがあって、プライベートでひとりで遊ぶのとは違う楽しさがあるんですよ。私も番組を進行しながら、やり込んでいる方、まだ練習中の方と、いろいろなコメントが飛び交うのを見ているのが楽しいんです。あと、どのトレーナーさんもコメントが早い（笑）。
――ゲストの皆さんも、すごく個性的な育成ぶりを見せてくれますよね。
徳井トレーナーさんと同じで、ゲストの皆さんもゲームのやり込み具合はそれぞれ違うので、毎回ぜんぜん違う育成内容になるのがおもしろいと思っています。最初のゲスト（第2R）、エアグルーヴ役の青木瑠璃子さんは、配信して間もない時期だったのに、もう仕上がっていて驚かされました。あそこでたくさん教えてもらえたのはよかったですね！
【ウマ娘／ゲスト：青木瑠璃子】ファミ通presents ウマ娘研究会！第2R【ファミ通】
――この1年遊んでみて、徳井さんが考える『ウマ娘』のゲームとしての魅力はどんなところにあると思いますか？
徳井ゆっくり考えながら遊べるところがいいと思っています。選択肢が出てきても急かされずにじっくり悩めるし、反射神経も必要ないので安心して楽しめます。育成では先々を考えて逆算しながらどうするかを決めているのですが、育成開始前のサポートカードの編成だけで、30分くらい考えてしまったりすることもあって（笑）。
――すごくわかります！ 組み合わせが多彩すぎて悩んでしまいますよね。
徳井何だったら『ウマ研』を観直したりするのもアリですから。そうやって、自分のペースで楽しんでいます。プレイ中は細かくオートセーブされているのもうれしいですよね。
――初期からずいぶん上達された印象ですが、ご自身でも実感がありますか？
徳井ゲスト回で「これはこうしたらいいよ」と教えられるようになったときなど、成長を実感することがあります。毎回、トレーナーさんたちとともに予習復習をくり返してきたおかげで、いい土台ができていると思います。
――オススメの攻略法や、育成のアドバイスなどがあれば教えてください。
徳井「思い切って行くこと」です。少しくらい失敗率が高くても、ガンガン行く気持ちで。それはグラスワンダー役の前田玲奈さん（第11R）に学んだところが大きいんです。
彼女は40％くらいの失敗率だったら「6割は成功するんでしょ？」と躊躇なく実行するんですよ。それを見て、私も突撃するようになりました（笑）。さすがに40％はなかなかの度胸が必要ですが、見返りがあるケースなら私も攻めるようにしています。おかげで育成が上手くいく回数が増えてきたように思います。
【ウマ娘／ゲスト前田玲奈】ファミ通presents ウマ娘研究会！第11R【ファミ通】
――勇者ですね！ ちなみに、これまで育成してきて、とくに手応えを感じたのは？
徳井プライベートでのことになるのですが、正月の［初晴･青き絢爛］テイエムオペラオーの育成です！ 番組で培ってきた知識を活かして、Sランク育成に成功したんですよ（※）。
※本インタビュー実施後に配信された第23Rにて、徳井さんは番組でもSランク育成に成功されました。
――ゲスト回でとくに印象に残っている回も教えてください。
徳井サクラバクシンオー役の三澤紗千香さんとサクラバクシンオーを育成した回（第14R）ですね。番組も盛り上がったし、三澤さんもすごく喜んでくれました。いろいろ教えた私も、先生になったような気分でした。番組出演後もたびたびTwitterで『ウマ研』に触れてくれたりして、三澤さんには番組スタッフも含めてみんなで感謝しています。
【ウマ娘／ゲスト三澤紗千香】ファミ通presents ウマ娘研究会！第14R【ファミ通】
――『ウマ研』では今後どんなゲストに来てほしいですか？
徳井じつはキャストの皆さんからも、収録やレッスンでいっしょになったときに「出たい」と声を掛けてもらえることがあるんです。どんな方が来てくれるか、私も楽しみなんですよ。
あとはキャストに限らず、いろいろな人と番組をやってみたいと思っています。それがどんな形で実現するのかはわかりませんが、2年目ももっともっと番組を盛り上げられるようにがんばりますので、皆さんもいっしょに盛り上げていきましょう！
――話は変わって、『ウマ娘』ではリアルライブも欠かせないコンテンツです。2021年8月には、約3年振りにナンバリングイベント（“3rd EVENT WINNING DREAM Stage”）が開催されましたね。ひさびさの『ウマ娘』としてのイベント、どういった気持ちで臨まれましたか？
徳井私たちだけでなく、関係者もトレーナーさんたちも、みんなでさまざまな困難を乗り越えてようやく実現したライブでしたから、最初の曲『GIRLS' LEGEND U』を歌うときはとくに気持ちが入りました。そんな私たちに対して、感染防止対策もあって客席からは声を出せないなか、どの曲でも合いの手をみんなで入れてくれたりして、会場全体で盛り上げてくれたのがうれしかったですね。
――イベントだけでなく、昨年はテレビの音楽番組への出演もありました。振付などもそれぞれで違うのでしょうか？
徳井ベースは同じですが、テレビではたとえばカメラに向かってアピールをする、といった要素が入ってくるので、随所で細かい調整が入ります。あとは曲の長さも、ライブではフルサイズだけどテレビではゲームサイズだったりと異なることもあるので、そういったところも調整しています。
――テイエムオペラオー以外で好きなウマ娘がいたら教えてください。
徳井まずはライスシャワーです！ とにかくかわいいですよね。サポートカードのイベントも大好きですし、テレビアニメ第2期の活躍もキュンキュンしながら観ていました。キタサンブラックもかわいくてサポートカードが頼りになるので、手放せない存在です。あとはマチカネフクキタルも。リリース時からSRのサポートカードを愛用してきましたし、育成シナリオのお話も好きなんです。じつは私も占いが好きなので、そんなところも共感しているのかも。なかなか新しいSSRサポートカードが手に入らないのでヤキモキしています（笑）。
――最後に、全国のトレーナーさんたちに向けてメッセージをお願いします。
徳井テイエムオペラオーはどこまでもポジティブな性格で、育成しているあいだも私たちにたくさんの元気をくれるウマ娘だと思います。もし落ち込んでいるときは、彼女のシナリオをプレイして楽しんで、元気になってください。ウイニングライブでもかわいい表情を見せてくれるので、シナリオだけでなくライブシーンもぜひご覧くださいね。
