かわいい絵柄に反したダークな設定で一大センセーションを巻き起こしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。2013年に公開された映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』が、2021年12月24日よりアマゾンプライムビデオで配信中です。
『魔法少女まどか☆マギカ』は監督を新房昭之氏、脚本をニトロプラスの虚淵玄氏が務めたオリジナルアニメ作品。キャラクター原案・蒼樹うめ先生のかわいらしい絵柄と、“虚淵脚本”によるストーリーが大きな話題を呼びました。
普通の日常を送る中学生・鹿目まどかが“少女の願いをひとつだけ叶えてくれる”と言う魔法の使者・キュゥべえと出会うところから物語が始まります。願いを叶える条件は、魔法少女となって魔女と戦うこと。一見すると「なぜ深夜アニメで“魔法少女モノ”が？」と思ってしまうような物語の冒頭なのですが、3話あたりから事態は急変。普通の中学生だったまどかが直面する不条理と悲劇に、苦しくなりながらも筆者は目が離せませんでした。
そして『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』に話を戻します。本作は劇場版3部作の最終作にあたる作品で、テレビシリーズを再編成した『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［前編／後編］』から繋がる、新たな物語が紡がれました。
命を落としたはずの魔法少女たちが、ともに学校へ通い“ナイトメア”退治をする世界。転校生としてクラスメイトに加わった暁美ほむらもまた、魔法少女として仲間の一員に加わります。交流を深めるほむらと魔法少女たち。
しかし、ほむらは何かがおかしいと違和感を覚えるのです。何度乗っても元の“見滝原”へ戻るバスに、徒歩でも辿り着けない隣町……。ほむらは思い出します。かつて鹿目まどかが身を賭して魔法少女たちの運命を開放したことを。「いま自分がいる世界は魔女の結界内だ」と確信したほむらは、ひとりで戦いを始めるのでした――。
なぜまた魔女が現れたのか、そしてほむらはまどかの懐かしい笑顔に再び巡り会えるのか？ 衝撃の結末をぜひご自身の目で確かめてください。
公開時期は未定ながら、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ［新編］叛逆の物語』の続編となる映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ＜ワルプルギスの廻天＞』の制作が決定している本シリーズ。ちなみに、アマゾンプライムビデオでは、『魔法少女まどか☆マギカ』から派生したゲームアプリのテレビアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』1st SEASON＆2nd SEASONも全話配信中です。
新たな劇場版公開までに、アマプラで『魔法少女まどか☆マギカ』の世界をおさらいしてはいかがでしょう？
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
