オタク少年がひょんなことから自転車競技部に入部し、仲間たちと共に成長していく青春スポーツアニメ『弱虫ペダル』。

 2022年10月から新シリーズ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』の放送が決定している本作ですが、現在アマゾンプライムビデオで1~4期が配信中の本作をご紹介します。

『弱虫ペダル』(アマゾンプライムビデオ)

 原作の『弱虫ペダル』は、週刊少年チャンピオンで連載中の本格高校自転車ロードレースマンガ。2022年1月現在、単行本が75巻まで発売されています。

 テレビアニメは2013年放送の第1期『弱虫ペダル』を皮切りに第2期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』、第3期『弱虫ペダル NEW GENERATION』、第4期『弱虫ペダル GLORY LINE』と計4編が放送されました。

アニメ『弱虫ペダル』キャラのギャップにハマる!? 高校自転車競技を世に知らしめた金字塔【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 アマゾンプライムビデオではテレビアニメ4作品に加え、新規カットを混ぜた新編集版『弱虫ペダル Re:RIDE』、『弱虫ペダル Re:ROAD』、『弱虫ペダル Re:GENERATION』を配信中。その他『劇場版 弱虫ペダル』や実写映画、スピンオフ作品である『弱虫ペダル SPARE BIKE』など多くのシリーズ作品も視聴可能です。

アニメ『弱虫ペダル』キャラのギャップにハマる!? 高校自転車競技を世に知らしめた金字塔【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 本作の主人公・小野田坂道は、アニメグッズを買うためにアキバまで毎週往復90kmの道のりをママチャリで通う高校生。同じ高校に通うロードレーサー・今泉俊輔や鳴子章吉に出会い、自転車競技の道を歩み始めます。

 自転車競技部の仲間たちと、切磋琢磨しながら成長していく坂道の姿が熱い本作。自転車レースに造詣の深い原作者ならではの、リアルな描写と迫力あるレースシーンも必見ですが、筆者が思うに1番の魅力は個性的なキャラクターたちが持つ“ギャップ”ではないでしょうか。

 主人公・坂道は運動とは縁遠いオタク少年である反面、ママチャリで急な坂をらくらく登る脚力の持ち主。坂道の素質をいち早く見抜き、自転車競技部に入るきっかけを作った今泉は一見クールですが内には熱い闘志を秘めています。“頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)”の二つ名を持つ巻島裕介も、見た目の派手さや飄々とした態度とは裏腹に、仲間と自転車を愛する情熱家。

アニメ『弱虫ペダル』キャラのギャップにハマる!? 高校自転車競技を世に知らしめた金字塔【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 そして強烈なのが京都伏見高校の御堂筋翔。彼に触れずして『弱虫ペダル』は語れないでしょう。

 とにかく見た目が個性的な御堂筋。ギョロッとした目に長い舌、猫背と不気味な風貌をしています。インターハイ前のインタビューでは「ハコガクぶっ潰しまーす」と不敵に宣戦布告するなど、悪役感もたっぷり。しかし彼にはじつは悲しい過去が――。

 御堂筋翔に何があったのかは本編を見ていただくとして、とにかくキャラクターたちのギャップにノックアウトされる『弱虫ペダル』。新シリーズ開始までに、ぜひチェックしてみてくださいね。

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

『弱虫ペダル』(アマゾンプライムビデオ)

TVアニメ『弱虫ペダル』PV第4弾“チームアップ篇”