ニンテンドー3DSの機能を使った新要素が満載！
2012年（平成24年）2月14日は、ニンテンドー3DS用ソフトの『NEWラブプラス』が発売された日。本日で10周年を迎えました。
本作は、KONAMIから発売された恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』のシリーズ第3弾。数量限定の本体同梱版もあり、自分の周囲にはこの本体が欲しいという人が多かったです。
カノジョ候補はこれまでのシリーズと同様に、同級生の高嶺愛花（マナカ）と下級生の小早川凛子（リンコ）、先輩の姉ヶ崎寧々（ネネ）の3人。システムも従来と同じく、女の子と交流をして恋人になり、恋人生活を楽しむというもの。
ニンテンドーeショップで販売されている『ラブプラスTOOLS』を使用することで『ラブプラス』または『ラブプラス＋』のセーブデータを引き継いで本作をプレイすることが可能でした。
それまでのシリーズはニンテンドーDSで展開されていましたが、本作はハードが3DSになったことで新機能を生かしたシステムが多数搭載されているのが見どころ。
たとえば、ジャイロセンサーに対応しており、本体を傾けることによってさまざまな角度でカノジョを観ることができるようになりました。自分は職場の編集部でこのゲームを遊んでいたので、ムチャな体勢で3DSを覗き込んでいるときは周囲に『NEWラブプラス』をプレイしていることがバレバレでしたね……恥ずかしかった……。
また、ゲーム内でカメラを入手すると、カノジョの写真が撮影できるように。撮った写真は外部に出力することもできたので、何気ない日常や特別な日をカメラに収めて、たまに眺めるのが楽しかったです。
実在するスポットの写真を撮ってデートコースを作成する“どこでもデート”も登場。『ラブプラス』自体「これはゲームではなく現実」と言われるくらい現実と仮想が曖昧なゲームですが、より現実とリンクした内容になっていました。
個人的におもしろいと思ったのは“カレシロック”。現在、スマホやタブレットは顔認証が主流ですが、本作にも内蔵カメラを使った顔認証が搭載されており、第三者がプレイしようとするとロックがかかるという機能がありました。顔認識といえば、自分の友人の顔を認識させることで、その人物とカノジョがおしゃべりをするという機能も。カノジョが友人に自分のことを話すのは照れくさかったです。
2年後の2014年3月27日には、マイナーチェンジ版の『NEWラブプラス＋』が発売。顔認識や立体視の機能はなくなりましたが、新しい旅先などが追加され、たくさん思い出を作ることが可能でした。
2019年にはゲームアプリ『ラブプラス EVERY』のサービスがスタートし、2020年8月5日に終了。しかし、AR撮影やVR鑑賞ができる『カノジョプラス Lite』は現在も配信中。いつでもカノジョと会うことができるので、最近、顔を見ていないという人もぜひ！
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