アニメ『僕のヒーローアカデミア』などでおなじみの制作会社ボンズ（BONES）が手がける、新世代のロボットアニメ『交響詩篇エウレカセブン』。現在アマゾンプライムビデオでは、テレビシリーズを含む下記の作品が視聴できます。
- 『交響詩篇エウレカセブン』（全50話）
- 『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』
- 『エウレカセブンAO』（全24話）
- 『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』
- 『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
ところでみなさんは、『交響詩篇エウレカセブン』がどのようなアニメかご存知でしょうか。その名を何となく聞いたことのある人ならば、ロボットアニメのイメージが強いかと思います。確かに例をみないSF設定や斬新なロボット・アクションも見どころのひとつですが、本作の魅力はそれだけに留まりません。
『交響詩篇エウレカセブン』（アマゾンプライムビデオ）物語の舞台は、スカブコーラルとよばれる珊瑚状の大地に覆われた惑星。14歳の少年・レントンは英雄扱いされる亡き父にコンプレックスを抱きながらも、平凡な日常を送っていました。
ところがある日、世界最古のLFO（人型機動マシン）・ニルヴァーシュがレントンの自宅へ墜落。そのニルヴァーシュに乗っていた人物こそ、タイトルにも名を飾るエウレカでした。
そしてひょんなことから彼女の誘いを受けて、ゲッコーステイトという反体制グループへ入ることになったレントン。以上の話は1話・2話で描かれた内容で、ここから少年少女たちによる壮大な物語が幕を開けるのです。
本作のすごいところはストレートなボーイ・ミーツ・ガールを描きながらも、友情、約束、使命、絶望、希望、勇気、家族といったあらゆる要素が物語に凝縮されているところ。14歳の少年が恋に落ち、ときに人生の障壁にぶつかりながらも少しずつ成長していき、最後には大切なものを勝ち取る――それが『交響詩篇エウレカセブン』という作品なのです。
そんな本作の真髄を表す言葉が、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」。本作を見終わるころには、きっとこの言葉が人生の格言のように感じられることでしょう。
ちなみに今回ご紹介した『交響詩篇エウレカセブン』の“続編”にあたるのが『エウレカセブンAO』。劇場版『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』はテレビシリーズのパラレル作品で、2017年からは初代作をもとに再構築した新劇場版3部作『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が順次公開されました。
テレビシリーズを見終わった後は、ぜひほかの作品もチェックしたいところ。……となれば、つぎの休日は『エウレカセブン』漬けで決まりです！
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
