Amazon Studiosが製作進行中のドラマ版『フォールアウト』のショーランナー(製作総責任者)に、ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット氏とグラハム・ワグナー氏が就任したことがわかった。また第1話をジョナサン・ノーラン氏が監督するという。

 これは、米エンターテインメント系媒体のVariety誌の取材で明かされたもの。ベセスダ・ソフトワークスのRPGゲーム『フォールアウト』シリーズのドラマ化については昨年7月に発表され、Amazon Studiosとノーラン氏とリサ・ジョイ氏のKilter Filmsが共同制作を行うことが明かされていた。

 ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット氏は、マーベル映画『キャプテン・マーベル』のストーリー原案および共同脚本などで知られる。一方のグラハム・ワグナー氏は米テレビドラマ畑で『The Office』や『ポートランディア』などの作品をプロデューサーとして手掛けてきた人物。海外ドラマ『ウエストワールド』を手掛けたKitler Filmsとの組み合わせでどんな化学反応が生まれるのか気になるところだ。

 『フォールアウト』は、核戦争後の荒廃した世界を舞台とするRPGシリーズ。1950年代風のレトロフューチャーなテイストとシニカルで過酷な世界描写が特徴で、最新作としてはオンラインRPGスタイルの『フォールアウト76』がサービス中だ。