“ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪”という魔法の擬音で、みんなの頭を悩ませた『撲殺天使ドクロちゃん』。現在アマゾンプライムビデオでは、OVAシリーズ第1弾(全8話)と第2弾(全4話)が配信されています。

 本作は、おかゆまさき先生の人気小説を原作にしたOVA作品。男子中学生・草壁桜と天使のドクロちゃんとの日常を描いた物語で、その内容を強いて言うなら愛と涙のハートウォーミングストーリー……いや、愛と涙の“血みどろ”ハートウォーミングストーリーといった感じです。ではここからは、気になる見どころをご紹介しましょう。

『撲殺天使ドクロちゃん』(アマゾンプライムビデオ)

 そもそもドクロちゃんとはいきなり未来からやって来ては、(勝手に)桜とひとつ屋根の下で暮らすかわいらしい女の子。身長は153センチ、3サイズは上から85・52・81とナイスバディなうえに顔もロリロリフェイス。一見羨ましくもあるドクロちゃんとの同居生活ですが、彼女は恥ずかしがったり感極まったりすると――。トゲつきバット・エスカリボルグで桜を撲殺してしまうから大変です。

アニメ『撲殺天使ドクロちゃん』ナイスバディでかわいらしい顔のドクロちゃん。でも恥ずかしがったり感極まったりすると……【アマゾンプライムビデオおすすめ】
『撲殺天使ドクロちゃんセカンド』公式サイト キャラクター紹介より

 たとえば第1話では桜がドクロちゃんの裸を誤って見てしまい、頭の半分が吹き飛ぶ事態に。同時に尋常じゃない血が吹き出し、部屋は桜の血で真っ赤に染め上がります。物語開始からおよそ1分半の出来事でした。

アニメ『撲殺天使ドクロちゃん』ナイスバディでかわいらしい顔のドクロちゃん。でも恥ずかしがったり感極まったりすると……【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 ほかにも窒息寸前まで首を締められたり、手刀で頬をざっくり斬りつけられたり……。主人公とは思えないほどグロテスクに殺される桜ですが、大丈夫! ドクロちゃんが「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」と呪文を唱えれば、あっという間に元通り。おかけで桜は安易に死んだり生き返ったりをくり返す、哀れな主人公になり果ててしまうのです。

 しかもドクロちゃんは、学校でもやりたい放題。少しでも自分にとって都合の悪い人間には「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」とお得意の呪文を炸裂させたせいで、第1話では学級委員と桜の隣の席にいた女子生徒が大変な目に。

 学級委員は猿の姿に変えられ(しかもなぜか実写)、最終回までずっと猿のまま。女子生徒に至っては存在自体を消されてしまい、それ以降まったく出てきません。

 にも関わらずクラスメイトたちはなぜか平然としており、ドクロちゃんが天使だと知ってもまったく驚きもせず。そんなカオスだらけの展開こそ、本作の魅力といえるでしょう。

 また『撲殺天使ドクロちゃん』といえば、“中毒電波ソング”として浸透したオープニング主題歌にも注目してほしいところ。1度聴いたら、そのキャッチーな歌詞が頭から離れなくなりますよ。撲殺天使~♪ 血しぶきドクドクドクロちゃん♪

うたまっぷ『撲殺天使ドクロちゃん』

 グロ耐性のある方は、さっそく『撲殺天使ドクロちゃん』の門を叩いてみてくださいね。

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

『撲殺天使ドクロちゃん』(アマゾンプライムビデオ)