2006年にアトラスより発売されたプレイステーション2用ゲームソフト『ペルソナ3』。現在アマゾンプライムビデオでは、そのストーリーをアニメ化した劇場版『ペルソナ3』シリーズ（全4章）を一挙配信中です。
世界累計セールス1500万本を突破し、2021年9月に誕生25周年を迎えた『ペルソナ』シリーズ。2013年～2016年にかけて『ペルソナ3』の劇場版シリーズが公開されました。
それでは、第1章にあたる“＃1 Spring of Birth”のあらすじをご紹介しましょう。そもそもペルソナとは、自分の中に眠る“もうひとりの自分”が伝来の神や悪魔の姿となって出現する特殊能力のこと。そんなペルソナ能力に目覚めた主人公・結城理（声：石田彰）は、類まれなる力で謎の怪物・シャドウを撃退。その一件をきっかけにシャドウ討伐組織へと引き入れられ、想像を絶する運命と対峙していくことに。
まず注目しておきたい人物が、主人公の結城理。彼は物語の主人公でありながらクールで無口……いや、さらに言えば何事にも“無気力・無関心”といった感じで、討伐組織へ入ったのもお願いされたから引き受けただけ。たとえ自身の身に危険が迫っていても「どうでもいい」、「死ぬってそんなに怖いこと？」と返すようなキャラクターなのです。生きて！
だからこそ彼の“心の成長”は見どころのひとつ。仲間との出会いと別れを通し、結城がどのように変わっていくのか。その答えを、ぜひご自身の目で見届けてみてください。
そして結城と同様、注目してほしい人物がもうひとり。同じペルソナ使いにして、結城に嫉妬心を募らせるクラスメイト・伊織順平（声：鳥海浩輔）です。物語中盤ではまわりから一目置かれる結城に対抗しようと、順平が突っ走ってしまう展開に。しかしその先で絶体絶命のピンチに直面し、彼はようやくこれが命を賭けたリアルなのだと認識します。
順平の気持ちもわからなくはないからこそ、彼がうろたえる姿には筆者も心を締めつけられる思いでした。そんな彼に投げかけた結城のひと言も必見です。
ちなみに現在アマゾンプライムビデオでは、以下のタイトルも配信中。
- 『PERSONA －trinity soul－』（全26話）
- 『ペルソナ4』（全25話）
- 『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』（全12話）
- 『PERSONA5 the Animation』（全26話）
- 『PERSONA5 the Animation Dark Sun…/Stars and Ours』（全2話）
今年の連休は、『ペルソナ』漬けの年末年始を過ごしてみてはいかが？
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
