『真･女神転生V』（メガテン5）基本攻略。ダアト探索に欠かせない基礎知識を総まとめ！

　アトラスより、2021年11月11日発売されたNintendo Switch向け新作RPG『真･女神転生V』（以下、『真V』）。

　『真･女神転生IV FINAL』以来、約5年半ぶりのナンバリング新作となる本作品。骨太な難度のバトルや冒険の役に立つ新要素など、押さえておくべきシステムや活用方法をお届けしていく。

バトル

プレスターンバトル

　シリーズおなじみのバトルシステム“プレスターンバトル”。画面右上の“プレスターンアイコン”のぶんだけ攻撃や道具使用などの行動が可能となるもので、アイコンの数は以下のルールにのっとって増減する。

• 1消費
  攻撃やスキル、アイテムの使用、会話などの行動を実行し、それが終了すると1消費される

• 2消費
  攻撃が相手に無効（BLOCK）、回避されたとき、失敗（MISS）してしまったとき、さらに追加で1消費される

• 全消費
  攻撃が反射、吸収されてしまったとき、また会話の展開によっては、その瞬間に相手側のターンへ移行してしまう

• 点滅
  攻撃が相手の弱点を突いたり、クリティカルが発生するとアイコンが消えずに点滅状態となる（最多で4回まで。初期状態と合わせて合計で最大8回行動が可能になる）

　相手の弱点を突くかクリティカルを発生させるように行動すること、そして敵のターンでは相手の攻撃を無効化して行動回数減を狙うため、相手の攻撃と相性のいい仲魔をパーティーに入れておくことが勝利への近道となる。とくに一撃のダメージが大きいボス戦では、後者を積極的に狙っていきたい。

マガツヒスキル

　また、『真V』からの新要素として“マガツヒスキル”という強力なスキルが用意されている。これは、敵を攻撃する、ダメージを受けることなどで溜まっていく“マガツヒゲージ”が満タンの状態になるとくり出せるもの。デフォルトで設定されている“禍時：会心”など攻撃、回復、補助などさまざまな用途のものがある。

　序盤では、使用するとすべての攻撃行動がクリティカルとなる“禍時：会心”が強力。後述する“神意”を利用してバトル中もゲージを溜まりやすくすることで、ボス戦で圧倒的な火力を実現できるようになる。

悪魔会話

　バトルでは、悪魔に話し掛けて交渉を行うことができる。成功すると、その悪魔を仲魔にできたり、金品をもらうことも可能。仲魔として連れている悪魔に話し掛けると、その場で撤退してくれるほか、神意の習得によっては金品がもらえることも。なお、会話内容はランダムなので、成功するかどうかはある程度運が関わってくる。また、月齢の満ち欠けによって交渉のしやすさが変わる悪魔もいるため、何度も条件を変えて根気よく会話をしてみるといいだろう。

邪教の世界

　各地の龍穴から利用できる、悪魔合体や神意の習得、写せ身合体などを行う施設。

悪魔合体

　文字通り、悪魔どうしを合体させて新たな悪魔を生み出すコマンド。合体方法には、2体の悪魔を合体させる“2身合体”のほか、特定の組み合わせが求められる“特殊合体”、合体結果から逆引きして素材悪魔を選ぶ“逆引き合体”などがある。便利なのは、悪魔全書からの召喚も含めて合体可能な悪魔を表示してくれる“全書逆引き合体”。

　2身合体については、掛け合わせる悪魔の種族やそれぞれのレベルによって結果が変わってくることを覚えておこう。

悪魔全書

　一度でも入手したことのある悪魔を、マッカを消費して召喚できる。ただし、召喚できるのは主人公のレベル以下の悪魔のみで（イベントで加入した高レベル悪魔は、主人公がそのレベルになるまで召喚不能）。強力な悪魔ほど必要なマッカも高額になる。また、現在仲魔として連れている悪魔を成長した状態で登録可能。特殊なスキルを修得した状態で残したいときなどに活用しよう。ただし、あまり育てすぎると悪魔合体時に低レベル悪魔を生み出せなくなることもあるので注意。

神意の習得

　各地で入手できる“御厳”と引き換えに、主人公を強化する“神意”を習得する。神意にはさまざまな種類が用意されており、探索や戦闘が有利になるものや、悪魔会話に影響するもの、合体や成長に関するものなどがある。ラインアップは、各地の“マガツカ”を解放することで増えていく。序盤では、必要御厳が5のものや、マガツヒゲージが上昇するもの、“覚醒”カテゴリのものを優先して習得するのがオススメだ。

写せ身合体

　悪魔の能力を写し取った霊体である“写せ身”を合体し、その悪魔のスキルや防御相性のデータを継承する。写せ身は、宝箱や仲魔のレベルアップ時など、さまざまな機会で入手できる。ただし、マーメイドの“嵐からの歌声”など、固有のスキルは継承できないので注意。

骸の隠れ家

　いわゆるよろず屋。回復を始めとした消費アイテムの購入のほか、遺物の売却、各地で発見したミマンの数に応じてさまざまなな報酬を受け取るといった用途で利用することになる。敵全体に属性攻撃を行える“○○の小秘石”や、特定の属性の攻撃を一度だけシャットアウトできる“○障石”などはボス戦などのイベント戦闘で非常に役立つので、つねに買い揃えておきたいところだ。

フィールド要素

マガツヒ結晶

　フィールド上のあちこちに点在している、3色の結晶。緑はHP、黄色はMPが回復し、赤はバトルで使う“マガツヒゲージ”が増加するという仕組みになっている。一度回収しても新月になると復活するので、実質無限に入手可能。タダで回復できるのはオイシイので、まとまってある場所を覚えておいて、消耗したら各地を走り回って回収するといい。

クエストナビ

　アイテムを発見して主人公に教えてくれるなど、サポート役を担うキャラクター。発見されるアイテムはランダムで、ボス戦で役に立つ“○○の秘石”など、貴重なものが手に入ることもあるが、失敗して強制的にバトルに突入してしまう可能性も……。なお、序盤でアマノザコが自動的に加入する。

自動販売機と遺物

　マップ上にはいたるところに自動販売機があり、光っているものからは“遺物”と呼ばれる換金用アイテムが入手できる。遺物は骸の隠れ家で換金してもらえる。また、マガツヒ結晶と同様時間経過で復活するので、こまめに回収してマッカを稼いでおこう。

ミマンを探せ！

　ダアトのフィールドマップ上のあちらこちらに“ミマン”と呼ばれる謎の生物が隠れている。それらを見つけて話し掛けると、ミマン発見のカウントが加算されるとともに少量の御厳が手に入る。ミマンは5体見つけるごとに骸の隠れ家で報酬がもらえるので、怪しげな物陰があったら覗いてみるといいだろう。

クエスト

　ダアトの探索中、出会った悪魔から依頼や提案を受けることがある。達成すると、報酬としてレアなアイテムやマッカ、経験値などが手に入るほか、新たな悪魔が仲魔になるうれしいケースも。序盤では、ヒュドラ戦で役立つ高レベルの氷結属性スキル使いのアプサラスが加入する、“誘惑する恋の精を倒して”などがある。また、クエストによっては苛烈なバトルが待っているものもあり、油断は厳禁。

悪魔の石像

　各地で謎のオーラを放つオブジェクト。調べることで大量の経験値を入手できるという、なかなかにオイシイものになっている。序盤では東京タワーを越えたあたりから発見できるようになり、アカバネバシやシバ（高台）、シンバシエリアで見つかるはずだ。

週刊ファミ通11月11日発売号は『真・女神転生V』を特集

　2021年11月11日発売の週刊ファミ通（2021年11月25日号）では、『真･女神転生V』を特集！　表紙は、アトラス土居政之氏の描き下ろし。28ページに及ぶ発売記念特集では、改めて本作の見どころを紹介するとともに、序盤の攻略アドバイスや、開発スタッフによるスペシャルコラムなどをお届けします。

　またAmazonでは、表面に表紙イラストを、裏面にパッケージイラストをあしらったB5サイズのイラストカード付いてくる同号のAmazon限定版を販売！