1日目にも負けない、6時間にわたる濃密なステージが展開！
2021年10月23日（土）、24日（日）の2日間、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』（『シャニマス』）のオンライン配信イベント“THE IDOLM@STER SHINY COLORS 283フェス 2021 Happy Buffet!”が開催された。
本イベントは、ミュージックSTAGE、バラエティSTAGE、トークSTAGE、フリーSTAGEの4つのステージで、出演キャストたちが歌やトークなど、さまざまなコンテンツを行うフェスとなっている。本記事では、2日目の各ステージの模様をピックアップしてお届けする。
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出演者（敬称略）
- 放課後クライマックスガールズ
河野ひより（小宮果穂役）
白石晴香（園田智代子役）
永井真里子（西城樹里役）
涼本あきほ（有栖川夏葉役） - ストレイライト
田中有紀（芹沢あさひ役）
幸村恵理（黛冬優子役）
北原沙弥香（和泉愛依役） - ノクチル
和久井優（浅倉透役）
土屋李央（樋口円香役）
田嶌紗蘭（福丸小糸役）
岡咲美保（市川雛菜役） - シーズ
紫月杏朱彩（七草にちか役）
山根綺（緋田美琴役）
2日目のオープニングは、“ストレイライト”と“ノクチル”による『シャイノグラフィ』、“放課後クライマックスガールズ”と“シーズ”による『Ambitious Eve』の歌唱からスタート。スカッとしたふたつの全体曲で、開幕を爽やかに彩った。
この日のミュージックSTAGEのトップバッターは、永井さん。ロックなサウンドと疾走感溢れる曲調が気持ちいい樹里のソロ曲『過純性ブリーチ』を力いっぱい歌い上げた。2番手として登場したのは、田中さん。軽快でポップなメロディが楽しいあさひのソロ曲『星をめざして』が披露されると、続けて涼本さんがトロピカルでリズミカル夏葉のソロ曲『Damascus Cocktail』をパフォーマンス。晴天に似合うようなアップテンポなアイドルたちのソロ曲によって、最初のミュージックSTAGEは心地よい雰囲気で満たされていた。
バラエティSTAGEでは、“ノクチル”が箱の中身を当てる“ノクチル 箱の中身はなんだろな”のコーナーを実施。ゴーヤや濡れたスポンジ、カマキリのおもちゃなど、変わり種がたくさん用意されていたが、メンバーたちは不安気ながらも果敢に挑戦。絶叫しながらもなんとか回答を導きだそうとするメンバーや、平然と答えるメンバーもいて、見ていてとてもおもしろいユニークな内容となっていた。
トークSTAGEに移動すると、田中さんと土屋さんによるトークが展開。お互いの初対面の印象やいまの印象のほか、視聴者からの質問で歌いたい曲について答える場面も。その中で、ふたりが出会ったときから「ゆっきー」、「ちゃんりお」とあだ名で呼び合っていたことや、お互いのソロ曲を歌ってみたいという願望などが明かされていた。
ミュージックSTAGEでは引き続き、アイドルのソロ曲を披露するプログラムが展開。ここではまず、田嶌さんが小糸のソロ曲『わたしの主人公はわたしだから！』を、ステージを駆け回りながらエネルギッシュにパフォーマンス。続く河野さんも果穂のソロ曲『ハマナルバッジ』を元気いっぱいに歌い上げる。3人目として登場した幸村さんは、冬優子のソロ曲『SOS』を披露。甘い歌詞に合わせてウインクをするパフォーマンスなどで、プロデューサー（※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと）をバッチリ悩殺した。このパートラストを飾るのは、和久井さん。ハートフルな曲調の透のソロ曲『statice』で温かく包み込んだ。
再度トークSTAGEに移動すると、白石さんと紫月さんによるトークが展開。お互いの初対面の印象などが語られた。また、いっしょにパフォーマンスしたい楽曲を聞かれた白石さんは『OH MY GOD』を歌ってみたいと話しつつ、『太陽キッス』など“放課後クライマックスガールズ”の楽曲もいっしょにやってみたいと語っていた。ほかにも、283プロアイドルのモノマネをリクエストされると、白石さんが「ナンバーワン！」と果穂の真似をしてみたり、紫月さんが美琴のようなかっこいい声を出してみたいと答えたりと、意外な一面も見られた。
中盤のミュージックSTAGEでは、“ノクチル”によるパフォーマンスが届けられた。1曲目には、4人の繊細な青春を表した『あの花のように』を披露。
朗読劇は、透の部屋で4人がおしゃべりをしている場面からスタート。透が載っている雑誌を雛菜が見つけたことから、それぞれ出たい雑誌に関するトークへ。透が野球雑誌、雛菜がファッション誌や旅行雑誌、小糸は有名な音楽雑誌に出たいと思い思いに語る。
続けて、どうすれば出られるかを考えるが、円香が曲が売れて有名になれば出れるんじゃないと助言。すると、円香の発言に同意するように、透が練習に行こうと提案。ほかの3人は歌やダンスの練習だと考えたが、透がやろうとしていたのは、野球の練習。「練習、しとかないと。野球の」と透が発言し、「カキーン！」とバットでボールを打つ音が鳴り響いたところで朗読劇は終了。
シュールに幕を閉じた朗読劇の後は、“ノクチル”らしい透明感が感じられる楽曲『僕らだけの未来の空』を披露。『あの花のように』から始まり、朗読劇、そして『僕らだけの未来の空』という構成は、“ノクチル”の日常を体感できるような作りになっていると感じられたパートだった。
ミュージックSTAGEでは引き続き、“シーズ”のパフォーマンスへ。1曲目には『Fly and Fly』を披露。ふたりの息の合ったパフォーマンスで熱気は高まっていく。
“シーズ”の朗読劇は、DAY1と同じ内容を美琴視点から描いた物語が展開された。にちかと“だるまさんがころんだ”で遊ぶ最中に場面が暗転し、美琴の心境が語られた。「転ぶわけない。まわりに誰もいなくなったとしても、みんなが手を繋いで笑っていたとしても」と、内容はかなり重めで、最後に「夢じゃ終われない」と独白したところで、『OH MY GOD』の歌唱へ。ふたりの全力のパフォーマンスと、朗読劇の内容もあり、美琴と“シーズ”の覚悟がより感じられるステージになっているように感じた。
休憩を挟んだ後のバラエティSTAGEでは、“ストレイライト”によるコーナーとして、出題者にまつわるランキングトップ3を発表し、解答者が何のランキングなのかを当てる“クイズ！ ストレイライト〇〇ランキング”を実施。それぞれの予想と解答が合ったり合わなかったりしつつ、なぜか幼児退行しながら発表されるトップ3の内容を見守る場面もあり、和やかで笑い溢れるコーナーとなっていた。
ミュージックSTAGEでは、智代子のソロ曲『チョコデート・サンデー』が白石さんによって披露された。キュート成分たっぷりのパフォーマンスの後は、岡咲さんによる雛菜のソロ曲『あおぞらサイダー』。天真爛漫かつ甘美なステージでプロデューサーたちは夢見心地な気分に。3人目に登場した北原さんは、愛依のソロ曲『Going my way』を披露。力強く、魂が込めたその歌声で、会場の心を大きく揺さぶっていく。4人目には土屋さんが登場。ノスタルジックなバラードである円香のソロ曲『夢見鳥』を、情緒溢れる歌声で響かせ、しっとりとやさしく包み込んだ。
後半戦に突入した283フェスの“ミュージックSTAGE”では、特別なプログラムとして、果穂が大ファンの特撮番組『ジャスティスV』のTシャツを着た河野さんが登場し、同番組のテーマソング『絶対正義 EVERY DAY』を歌唱。ヒーローソングらしく、パンチやキックで戦う振り付けが披露される場面もあり、大いに盛り上がった。
続く“ミュージックSTAGE”では、“ストレイライト”のステージが届けられた。まずは朗読劇が展開。内容は、“ストレイライト”への密着取材の話が舞い降りてきたことについて、冬優子と愛依がステージ前の楽屋で、どのように日々を過ごそうか悩み、考えを巡らせているというもの。
ふたりが話していると、あさひが登場。冬優子と愛依から密着取材についてどう考えているか聞かれるが、あさひ自身は大したことだと捉えていない様子。そんなあさひから、ふたりが何かに気付かされたところで、ステージ本番に。そして、全員が本番モードに切り替え、ステージに臨む様子が描かれた後、その流れのまま『Transcending The World』と『Another Rampage』が連続で披露された。
2日目の“ミュージックSTAGE”のラストを飾るのは、“放課後クライマックスガールズ”。朗読劇では、ステージへの出演を前に緊張している果穂、智代子、樹里、夏葉の4人に、凛世が通話でそれぞれにエールを送るところから始まる。凛世からの激励に勇気づけられる4人だが、やはり緊張を完全には解けない。
そこで、樹里と夏葉は立ち位置の確認、果穂と智代子は差し入れを口にし、それぞれの方法で緊張を和らげていく。そして、最後に4人で円陣を組んで気合いを入れたところで、『クライマックスアイランド』と『五ツ座流星群』をパッション全開でパフォーマンスした。
ここまでで2日目の全プログラムは終了。その後は、『シャニマス』に関する告知情報が公開された。詳細は以下の記事をチェック！
告知情報が公開されたところで、エンディングへ。全員で『いつか Shiny Days』を歌唱し、最後に『アイドルマスター』イベントおなじみの「これからも、アイマスですよ、アイマス！」の掛け声で、“283フェス”は締めくくられた。
2日間にわたり、フェス形式で届けられた今回のイベント。6時間のあいだ、4つのステージでキャスト陣によるプログラムが数多く届けられたが、いずれのステージも見どころ満載で、終始プロデューサーたちを飽きさせなかった。運営にとっても初めての試みが多かっただろうが、2日間出演したキャストたち、そして舞台裏のスタッフのがんばりのおかげで、素晴らしいイベントになっていたと思う。
フェス形式のイベントを成功させたことは、『シャニマス』にとっても大きな力となったはず。これから283プロがどんな景色を見せてくれるのか、いちプロデューサーとして大いに期待したい。
“THE IDOLM@STER SHINY COLORS 283フェス 2021 Happy Buffet!”【DAY2】ミュージックSTAGE セットリスト（敬称略）
- シャイノグラフィ（シャイニ―カラーズ）
- Ambitious Eve（シャイニ―カラーズ）
- 過純性ブリーチ（西城樹里（声：永井真里子）
- 星をめざして（芹沢あさひ（声：田中有紀）
- Damascus Cocktail（有栖川夏葉（声：涼本あきほ）
- わたしの主人公はわたしだから！（福丸小糸（声：田嶌紗蘭）
- ハナマルバッジ（小宮果穂（声：河野ひより）
- SOS（黛冬優子（声：幸村恵理）
- statice（浅倉透（声：和久井優）
- あの花のように（ノクチル：和久井優、土屋李央、田嶌紗蘭、岡咲美保）
- 僕らだけの未来の空（ノクチル：和久井優、土屋李央、田嶌紗蘭、岡咲美保）
- Fly and Fly（シーズ：紫月杏朱彩、山根綺）
- OH MY GOD（シーズ：紫月杏朱彩、山根綺）
- チョコデートサンデー（園田智代子（声：白石晴香）
- あおぞらサイダー（市川雛菜（声：岡咲美保）
- Going my way（和泉愛依（声：北原沙弥香）
- 夢見鳥（樋口円香（声：土屋李央）
- 絶対正義 EVERY DAY（小宮果穂（声：河野ひより）
- Transcending The World（ストレイライト：田中有紀、幸村恵理、北原沙弥香）
- Another Rampage（ストレイライト：田中有紀、幸村恵理、北原沙弥香）
- クライマックスアイランド（放課後クライマックスガールズ：河野ひより、白石晴香、永井真里子、涼本あきほ）
- 五ツ座流星群（放課後クライマックスガールズ：河野ひより、白石晴香、永井真里子、涼本あきほ）
- いつかShiny Days（シャイニ―カラーズ）
リポートではお伝えできなかった2日目の各STAGEの写真をまとめてお届け！
“283フェス”に参加できなかったプロデューサーは、アーカイブ配信でチェック！
“283”フェスのチケットは、11月1日12時まで販売中。購入しておくと、イベントのアーカイブ配信を視聴できるので、スケジュールの都合で参加できなかったプロデューサーはぜひ購入して、アーカイブ配信をチェックしよう！
チケット販売期間
7月19日（月）21:00～11月1日（月）12:00（全チケット共通）
配信期間
DAY1 リアルタイム配信：2021年10月23日（土）15:00～終演まで
DAY2 リアルタイム配信：2021年10月24日（日）15:00～終演まで
アーカイブ配信
2021年10月25日（月）18:00～2021年11月1日（月）23:59（DAY1、DAY2共通)
