シリーズ累計発行部数5000万部を突破した、古舘春一先生の大人気コミックス『ハイキュー!!』。現在アマゾンプライムビデオでは、テレビシリーズ第1期~第4期に加え、東京都代表決定戦を描いたOVA(全2話)や第2期のスピンオフにあたるOAD(全3話)もまとめて視聴できます。
『週刊少年ジャンプ』誌上で2012年から2020年にかけて約8年半にわたり連載された本作は、高校バレーボールを題材にした青春物語。完結からちょうど1年後に“ハイキュー完結”がTwitterのトレンドを飾るなど、いまなおファンから愛され続ける『ハイキュー!!』とはいったいどのような作品なのでしょうか。
『ハイキュー!!』(アマゾンプライムビデオ)物語の主人公は、ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年・日向翔陽。やっとの思いで出場した中学最初で最後の公式戦で、日向は天才プレイヤー・影山飛雄に出会います。
影山は圧倒的センスでコートを支配するセッターであり、人呼んで“コート上の王様”。寄せ集めの日向チームはもちろん惨敗で、獲得セット数は0、総試合時間はわずか31分という結果に。
この日から影山にリベンジを誓い、やがて烏野高校バレー部の門を叩く日向でしたが……そこにはあのにっくき影山の姿が。因縁の相手が今度はチームメイトになるという最悪の幕開けから、彼らのバレー人生は大きく変わっていきます。
たとえば日向は類稀な瞬発力と跳躍力を持ちながら、その身長は160センチ前後とかなり小柄。いくらスパイクを決めたくとも、目の前のブロックに阻まれてばかりでした。
ところがそんな彼のプレイを大きく変えたのが、影山のトス。トスを出されたところに日向が行くのではなく、日向が行くところに影山が正確なトスを打つことで、ブロックに邪魔される前にスパイクを決められるようになったのです。
また影山も影山でずば抜けた実力がある反面、生粋の個人主義者。中学時代はその厳しい姿勢からチーム内で孤立し、彼の異名もコート上の王様=“自己中の王様”、“横暴な独裁者”という意味合いが込められていました。
しかし彼も日向たちとの関わりあいの中で精神的に成長し、第24話『脱・“孤独の王様”』では試合を通して過去を乗り越える展開に。かつてのチームメイトの力を巧みに引き出す相手チームの主将を前に、どうやって太刀打ちすればいいのかわからなくなってしまう影山。そのとき、チームメイトたちがかけた言葉とは――。
ちなみに第24話は、公式主催の『ハイキュー!!』ベストエピソードTOP10で第6位にランクインしたエピソード。1話から見てきたからこそ、影山の“孤独の王様”を脱却する瞬間は胸がアツくなるはずです。
【ハイキュー!!ベストエピソード】
第6位は『ハイキュー!!』 第24話 「脱・“孤独の王様”」です!
影山はかつてのチームメイト・国見の力を巧みに引き出す及川を前に…。
しかし影山はついに「孤独の王様」を脱却する時を迎える。… https://t.co/pYAmnEzCSg
— アニメ「ハイキュー!!」 (@animehaikyu_com)
2019-12-07 12:13:12
彼がボールをつないだ先に見えた景色とは、果たして……その結末は、ぜひご自身の目で確かめてみてください!
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。