野田サトル先生による大ヒットマンガ『ゴールデンカムイ』。現在も『週刊ヤングジャンプ』にて連載中ですが、既刊のコミックス第1~25巻だけでシリーズ累計1500万部を突破しているほどの人気ぶりです。さらにマンガ大賞2016や第22回手塚治虫文化賞“マンガ大賞”受賞という輝かしい実績の数々も。そんな人気作のアニメ版が、現在アマゾンプライムで配信中! さっそく見どころをチェックしていきましょう。

『ゴールデンカムイ』(アマゾンプライムビデオ)

 まずは本作を知らない方のために、大まかなあらすじ紹介を。舞台は明治時代後期、“不死身の杉元”の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一が主人公です。ある目的のために大金を必要としていた彼のもとへ、アイヌから奪われた莫大な埋蔵金の話が舞い込むことから物語は動き出しました。

アニメ『ゴールデンカムイ』実は飯テロアニメ!? 黄金争奪戦よりも“金カム飯”に注目!【アマゾンプライムビデオおすすめ】
Amazonより

 当初はホラ話と思っていた杉元も、アイヌの少女・アシ(リ)パとの出会いで埋蔵金の存在を確信。というのも、アシ(リ)パの父親は埋蔵金を奪った男に殺されていたのです。

 アシ(リ)パと杉元は埋蔵金の手がかりを求め、北の大地・北海道を巡ることに。しかし、もちろん埋蔵金を狙っているのは彼らだけでなく……。ストーリーをざっくり聞いただけでもワクワクしてきませんか?

 こんな感じで始まった、埋蔵金を巡る生存競争サバイバル。杉元たちの前には、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちが立ちはだかります。

 曲者揃いのライバルたちや埋蔵金の行方もさることながら、私が今回ご紹介したいのは作中に登場する“食べ物”の数々。Twitter上に“金カム飯”(ゴールデンカムイの通称:金カム)というハッシュタグが存在するほど、本作には美味しそうな料理が続々登場します。

 例を挙げると第1期・2話にて、アシ(リ)パが杉元に教えた“リス肉のオハウ”。ざっくり言えばつみれ汁のようなもので、作り方も簡単です。まずは罠で捕れたリスの皮を剥ぎ、肉を刃物で叩いて挽肉にしましょう(アイヌでは“チタタプ”と呼びます)。あとはつみれの形に整えて、オハウに入れるだけ。ほら、簡単……ですよね?

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 リス肉と聞くと少し気が引けてしまう人も多いでしょうが、実際アニメの中で完成した“リス肉のオハウ”は本当に美味しそう。杉元も「うまい!」と言ってパクパクと食べていました。いっぽう料理をふるまったアシ(リ)パは、「ヒンナヒンナ」(アイヌ語で感謝を表す言葉)と可愛らしい笑顔を披露。なんて微笑ましいシーンなんだ!!

 他にも魅力的なアイヌ料理が次々に登場する『ゴールデンカムイ』。飯テロアニメとしても名高い本作を、ぜひチェックしてみてくださいね。

※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。

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