『ウマ娘』キングヘイローのAランク育成方法を無課金＆微課金対応で解説。短距離レースで活躍できます【初心者攻略】

　サイゲームスより配信中のスマートフォンアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』（DMM GAMES（PC）版も配信中）。URAチャンピオンや、チームレースでの活躍を目指して育成しているトレーナーさんたちも多いと思いますが、そんな皆さんに向けて、ファミ通の攻略動画をお届けします。

　今回は、無課金＆微課金プレイの方に向けて、キングヘイローのAランク育成を解説します。チーム競技場で手薄になりがちな短距離で活躍してくれますので、ぜひ育成してみてください。

　なお、こちらの記事はYouTubeの動画版もあります。動画のほうがわかりやすいという方は、以下の動画をご覧ください。

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育成の前提：何度もやり直すもの

　育成は、うまくいくときといかないときがある。うまくいく（いわゆる”上振れる”）まで、何度もくり返すのが前提だ。

　なお、AやB+といったランクはあくまでも指標であり、Aランクだからといって強いというわけではない。しかし、チーム競技場で高得点を稼ぐためには、ランクが高いウマ娘を編成してチームランクを上げる必要がある（※）。

　今回育成するキングヘイローはAランクで、ステータス的には、評価B+くらいのウマ娘たちが相手であればソコソコ活躍してくれるはず。ぜひお試しあれ。

　なお、キングヘイローはもともと才能開花レベルが星1だが、今回筆者が育成したキングは星3になっている。才能開花による違いは以下の通り。

• 才能開花するごとに、基礎能力が少し上がる
• 星3になると、専用の勝負服で走れる
• 星3になると、専用イベントが3つ追加される。それぞれのイベントで能力値が+20程度になるので強力。
• 星3から固有スキルが変わり、少し強くなる。

　つまり、星3のほうがちょっと強いということなので、星1で育成する方は、多少Aに行きづらい（ギリギリAに届かないB+が多くなる）かもしれない。

育成で目指すべき能力について

• スピード：1200
• スタミナ：400
• パワー：950
• 根性：300
• 賢さ：400

　キングヘイローは戦法のベースが差しなのでパワーが重要。しかし、手っ取り早く評価を稼ぎ、かつ能力を整えるために、今回の育成ではスピードを1200まで伸ばす。パワーは1000に乗れば理想で、継承やスピードトレーニングのオマケで伸ばすイメージを持つといい。パワーの成長率補正が+20％なので、よく伸びてくれるだろう。

　また、キングヘイローはチーム競技場・短距離での運用が想定されるので、初心者帯でのスタミナは400あれば十分。回復スキルについても無理に取得する必要はないが、1個あると育成が安定する。SSRキタサンブラックが“直線回復”や“コーナー回復○”のヒントをくれるので、それらを取得するといい。

デッキについて

　スピードを伸ばすために、スピード5枚、賢さ1枚の構成とする。スピードカードは今回筆者が試した構成にこだわる必要はなく、SRなど自分が持っているレベルの高いものを入れる。賢さカードも同様。

　サポートカードはSSRだから無条件で強いというわけではなく、たとえばレベル30のSSRと、レベル35のSRを比べると、同じくらいか、レベル35のSRのほうが少し強いことが多い。迷ったときは、これを基準にするといい。

フレンド枠について

　SSRキタサンブラックのレベル50が強いので、フレンドから借りて使用する。

　Twitterで「キタサンブラック　完凸（※）　フレンド」といったワードで検索して、強いフレンドを探すといい。

　自分でSSRキタサンブラックを持っている場合は、SSRトウカイテイオー、SSRサクラバクシンオー、SSRビコーペガサスなどのレベル50を借りて使う。レベル35以上のトウカイテイオーは、“パワーボーナス”の効果によってパワーをより成長させてくれるので、優先して入れたい。

　なお、SSRゴールドシチーもレベル35でパワーボーナスを得る。正直、フレンドで借りるほどではないが、自前で持っているならぜひ起用を。

継承について

　継承では、スタミナとパワーを盛り目にする。スタミナの多くを継承でまかなうことになるので、スタミナ+60程度を目安に。

　強い継承を持っていない方は、Twitterで「スタミナ　因子9（※）」といったワードで検索して、強いフレンドを探す。この際、“URAシナリオ”の因子も9になっていると、なおよし。

　なお、継承の際はマイルと中距離の適性をなるべくAにしたい。キングヘイローは短距離から長距離まですべてのレースを走り、なかでもマイルや中距離が多くなる。マイルと中距離の適性はBなので、継承の赤因子でマイルや中距離を持つものを選んで適性を上げると育成しやすくなるだろう。もし、マイルと中距離の両方を上げるのが難しい場合は、中距離のみでもなんとかなる。

評価値について

　評価値を伸ばすために、S（1000）以上の能力値を作ることが重要。300→400と1000→1100では、同じ100の増加でも、評価値がぜんぜん異なる。今回はスピード1200、パワーは1000付近（1000を超えれば最高）を目指す。

　また、レアスキル（金色のスキル）は評価値が高いので、なるべく取ったほうがいい。ただし、チームレースで活躍させたいのなら、ウマ娘の脚質や距離に合わないものは取得しないこと。

育成コマンドについて

　育成は、スピードトレーニングをメインに行う。同じトレーニングを重ねるとレベルがアップして効率がよくなるので、積極的に狙う。最終的にはスピードのトレーニングレベルが5になるように。

　また、序盤の絆上げの段階でスタミナやパワー、根性に人数が多ければ、そちらもやっていく。日本ダービーを5位以内で通過するためにはスタミナが250程度必要なので、継承も含めてその値を満たせるように調整しつつ、できるだけスピードを上げる。
　
　賢さ練習については、やりすぎないこと。絆上げの段階ならば、3人いるときや、2人+ヒントがあるときなど。また絆上げ後は、人数が多い場合や、友情トレーニングができるときなどに絞る。

ファン人数について

　2年目の11月前半で5万人を超えていると、“鋼の意思”のヒント＋賢さ20アップのイベントが起こる。“鋼の意思”は発動が安定しないので取得は推奨しないが、賢さ20アップはおいしいので、なるべく狙う。

　2年目の12月後半（レースやコマンドの実行後）で10万人を超えていると、スキルポイントが30アップする。

固有スキルのレベルアップ条件

　固有スキルは、以下の条件を満たすとレベルが上がると言われている。評価に関わるので、レベルアップ条件を満たすようにしておくこと。なお、ハルウララとスマートファルコンはファン数の条件がこれよりも少し緩い。

• 3年目2月前半（バレンタイン）：ファン6万人以上
• 3年目4月前半（ファン感謝祭）：ファン7万人以上に加えて、理事長の絆ゲージが緑以上
• 3年目12月後半（クリスマス）：ファン12万人以上

育成における難所

　最初の関門はダービー。ここは5着以内ならば通過できるので、スタミナが250程度あり、かつスピードがしっかり伸びていればなんとかなるだろう。

　つぎの、そしてもっとも大きな関門は3年目3月後半の高松宮記念。1着を取らなければならないのが難点だ。ここで詰まることがあるので、慣れないうちはしっかりとスキルを取って、万全な状態で臨むようにしたい。

　また、最後の育成目標である天皇賞・秋は、スタミナが350～400程度あれば、乗り越えられることが多い。

URAファイナルズについて

　URAでどの距離を走るかは、どの距離のレースがいちばん多かったかによって決定される。たとえばマイルが4レース、中距離が5レースならばURAファイナルズは中距離となる。

　もし、スタミナ不足でURAを超えられないということが頻発するようであれば、スタミナを上げるか、もしくはマイル以下のレースを増やして、URAファイナルズがマイル以下になるように調整するといい。

　また、URAファイナルズの予選～決勝までの3レースをすべて走り、エンディングを迎えると、各能力値が50～60くらい上がる。これを見越して、最終的なステータスを調整しよう。

　なお、能力がどのくらい上昇するかは、デッキに編成したサポートカードにおける、“レースボーナス”の合計値に左右される。URAファイナルズの1レースあたり、各12～14の上昇になることが多いだろう。

正月の選択肢について

　正月は、能力値を上げたいなら体力回復を選んだほうがいい。どのウマ娘であっても、2年目は真ん中の選択肢、3年目は上の選択肢を選ぶと体力が回復する。

　ただし、上級者はいちばん下（2年目、3年目ともに同じ）の選択肢でスキルポイントを得ることも多い。好みの部分もあるが、慣れないうちは体力回復を基本とし、体力が多いときにスキルポイントを選ぶのが無難だ。

著者近況：北口徒歩2分

　『ダビスタ』ブームに乗っかって競馬を見始め、現在まで何となく情報を追い続ける。『ウマ娘』のアニメは2期まで視聴済みで、ゲームは配信初日からプレイ。アニメで死ぬほど泣いた。

　課金額は2021年5月末現在で22000円、チームランクはA3。タウラス杯はグレードリーグをAグループで通過しそれなりに自信があったが、3位となり泣いた。

　ガチャはサポートカードばかり引いているため、SRサポートカードの完凸（上限解放4回）は多め。育成ウマ娘の星3キャラクターが毎日のお得ガチャで出たりもしていて、ガチャ運はいいのかも。

　いまは生まれたばかりのリアル娘の面倒を見つつ、ウマ娘の育成に励む日々を送る。