こんにちは、リプ斉トンです。好きなキャラクターはカイ=キスクです。
いよいよやってきた『ギルティギア ストライヴ』の第2回オープンβテスト! 前回2021年2月に開催されたオープンβテストから微調整が施され、さらに新キャラクターとして、御津闇慈とイノが追加されています。
今回も、事前にオープンβテスト版のゲームをプレイすることができました!
この記事では、オープンβテストでプレイできる内容を解説しつつ、御津闇慈とイノの性能解説をしたいと思います。
リプ斉トン
格闘ゲーム大好きライター。とくに『ギルティギア』シリーズが好き。
メインキャラクターはカイ。性能はもちろん、そのバックボーンや性格など、設定的なところもかなり好き。王道一直線なイケメンキャラクターもここまでくれば嫌味ないっすよね。
※調査は編集部独自のものです。
※記事はオープンβテスト版のものです。製品版とは異なる可能性があります。
オープンβテストの内容
- 日程:2021年5月14日12:00~5月16日23:59
- プラットフォーム:プレイステーション4・プレイステーション5
※プレイステーション4・プレイステーション5でクロスプレイが可能。
プレイ可能なモード
- VS CON/VS 2P:コンピュータやほかのプレイヤーと対戦ができる
- チュートリアルモード:ゲームの基本的な遊びかたを覚えられる
- トレーニングモード:さまざまな状況を再現して自由に練習が行える
- オンラインマッチ:世界中のプレイヤーとオンライン対戦が行える
使用可能キャラクター
- 製品版に登場する全15キャラクター
この記事を作っている段階ではまだオープンβテスト前のため、オンライン対戦は行えていません。そこで、詳細は公式サイトの情報から抜粋します。
前回のオープンβテストから、対戦バランスの調整が施されています。連続技に同じ技を一定回数組み込むと、相手がより早く落下するように調整。長時間相手を拘束するコンボが入らないようになりました。
また、空中で攻撃や2段ジャンプ、空中ダッシュを行うと着地時に硬直が入るように。さらにジャンプや空中ダッシュなどの移動距離が短くなりました。空中で攻撃をガードするとガードの硬直時間が長くなる調整も行われました。
さらに、どのキャラクターも前方向とPボタンで出す特殊技が対空攻撃となるように調整。これにより、どのキャラクターも空中からの攻撃に対し反撃が行えるようになりましたね。
空中における行動が少し弱くなったイメージです。
オンライン対戦では前作になかった再戦機能が追加! 自分または相手のいずれかの階層(ランク)が変動するまで、最大3戦まで連続してバトルが行えるように。これはかなりありがたい機能です!
ただし、オープンパークでは、無制限に再戦が可能となっているようです。
そのほかのオープンβテストの内容や、細かい調整内容については、以下のURLからチェックしてください。
御津闇慈 華麗な舞いで優雅に戦う!
さてさて、ここからはオープンβテストで登場した新キャラクターの御津闇慈とイノの性能を解説したいと思います。まずは御津闇慈から!
前シリーズである『イグザード』には登場しなかったのですが、本作で満を持して復活する御津闇慈。扇を使って舞うようなファイトスタイルが特徴です。
両手に持った扇で攻撃するため、近距離での戦いに特化した性能を持ちます。
飛び道具をひとつ持っていますが、攻撃が出るのが遅いため、飛び道具合戦には不向きな性能。
以下で紹介するガードしたまま移動する技を使って相手に近づき、風神からのコンボでダメージを与えるのが基本戦法となりそうです。
疾
御津闇慈を代表する技のひとつ。ゆっくりと相手に向かって移動し、ヒットすると2段目が発生する性能を持ちます。
本作では、この2段目をしゃがみガードすることが可能(過去作ではしゃがみガードができない性能なことが多かった)。そのため、過去作の恒例だったガード不能連繋はできなくなりました。
さらに、本作ではコマンドの入力から弾が出るまでにけっこうな時間がかかる性能に。投げ攻撃や足払いで相手をダウンさせたあと、相手の起き上がりに重ねるように出すのがよさそうです。
風神
こちらも御津闇慈を代表する必殺技。リーチは短いが、発生の早い打撃で相手を攻撃します。
ボタンを押したままにすると少し移動したあとに相手を攻撃して吹き飛ばす性能へと変化。また、この移動の最中(ボタンを押したままにしている最中)に相手の攻撃を受けると、ガードが発生。風神の攻撃を中断して再度行動可能になります。相手が攻撃したあとの隙をふたたび攻め立てましょう。
針・壱式
風神後にPボタンを押すと出せる飛び道具。飛び上がって扇を斜め下に向かって投げます。攻撃を出したあとはふたたび攻め立てるチャンス!
一足飛び
風神後にKボタンを押すと出せる移動技。攻撃はしないが、素早く相手に向かって移動します。風神をガードした相手におもむろに出して接近し、投げ攻撃を仕掛けるのがよさそう。
凪刃
風神後にSボタンを押すと出せる攻撃技。下段技で、相手は立ちガードができません。風神から連続ヒットするので、コンボの締めに使えます。
臨
風神後にHSボタンを押すと出せる攻撃技。こちらの技は風神から連続ヒットしないのですが、しゃがみガードができない性能を持ちます。風神をガードされたら、凪刃か臨のどちらかを出すかで相手のガードを揺さぶれそうですね。
紅
上空へ飛び上がる性能の対空必殺技。無敵時間はなし。
風神同様に、ボタンを押したままにすると少し長く前進し、この最中に攻撃を受けると、相手の攻撃をガードして動作を中断する性能へと変化。
相手の動作が大振りな攻撃をガードできれば、大ダメージを与えるチャンスとなります。
空中に飛び上がったあとはダッシュや攻撃などが自由に出せるので、隙が少ないのもポイントですね。
水月のハコビ
相手の攻撃をガードしながら移動する技。風神や紅のように攻撃性能はありません。
ボタンを押したままにすると移動距離が長くなりますので、相手に接近しやすくなりそうです。
一誠奥義「彩」
テンションゲージを50%消費してくり出す覚醒必殺技。前方にリーチの長い巨大な扇を出現させて攻撃します。
HSから連続ヒットするので、S>HS>一誠奥義「彩」につなげるだけでも強力でした。
花鳥風月 改
ゲージを50%消費して出す覚醒必殺技。この技はカウンター技で、相手の攻撃を受け止められると反撃技に派生します。攻撃を受け止められなかった場合もゲージを50%消費します。
コマンドの入力から攻撃を受け止めるモーションが出るまでに無敵時間があるので、相手の攻めに対する割り込みに重宝しそうです。
また、反撃技を近距離でヒットさせた場合は、より強力な攻撃に変化するのがポイント。
ガンガン攻めてくる相手に対して使えば、かなりのプレッシャーになりそうです。
御津闇慈は、とにかく相手に近づくことが重要。相手が遠くに離れてしまったら、疾を出して牽制しつつ、水月のハコビでガードしながら接近。接近したら風神からのコンボを叩き込みましょう!
イノ 独自のホバーダッシュで相手のガードを揺さぶれ!
ほかのキャラクターはダッシュボタンを押すと地上を走るダッシュになるのですが、イノの場合は空中に飛び上がって前進するホバーダッシュが使用できます。
扱いが若干難しいですが、ホバーダッシュから出す攻撃はしゃがみガードすることができない性能があります。ホバーダッシュ後にすぐに攻撃を出すことで、相手がガードしにくい連繋をくり出すことが可能です。
また、前作になかった新覚醒必殺技として、ガードできない投げ技になったメガロマニアに注目。ガードを揺さぶる攻撃に加え、この投げ技を絡めれば、思うがままに相手を攻撃できそうです。
抗鬱音階
多段ヒットする飛び道具。遠距離から出すとヒット数が増加します。空中でも使用可能。
飛び道具を出した直後に方向キーの上か下を押すと、飛び道具の進行方向を操作できます。
避けようとする相手の移動方向を予測して、巧みに軌道を使い分けましょう。
ケミカル愛情
攻撃の発生が早い飛び道具。リーチがかなり長く、中間距離からおもむろに出してもヒットさせやすい。
大木をさする手
超低姿勢になって移動し、攻撃する移動攻撃技。S版とHS版で移動距離が変化します。
S版はSやHSから連続ヒット。HS版は画面端なら前方向+HSで出せる特殊技の2段目から連続ヒットできます。
HS版はガードされても不利にならないので、攻め続けることが可能です。
狂言実行
空中で出せる必殺技。コマンドに使用するボタン(K、S、HS)によって攻撃の角度や性能が変化します。
攻撃をガードやヒットさせた直後にふたたびボタンを押すと、攻撃後に着地せずに飛び上がって行動可能になります。
コマンド入力後、ボタンを押し続けると溜め動作になり、攻撃のタイミングや技の性能が変化します。
メガロマニア
新覚醒必殺技。過去にボスとして登場したイノや、『イグザード』シリーズで一撃必殺技として用意されていたメガロマニアが、満を持して覚醒必殺技になりました。
性能はなんとガードできない投げ技! ヒットさせると演出に移行し、相手に大ダメージが与えられます。
限界フォルテッシモ
地上と空中の両方で出せる覚醒必殺技。地上と空中で性能が異なり、地上版は初段の飛び上がり部分が無敵なため、割り込みや対空攻撃に使えますね。
空中は飛び上がり部分を出さず、いきなり2段目が発生します。
ホバーダッシュからの攻撃の揺さぶりだけでもかなり強いのに、そこに超強力な投げ技までも食わったイノ。使いこなせば相手のガードを物ともしない強力な攻めが実現しそうです。
近距離ではS>前+HSをヒットさせるだけでもかなり強力。慣れるまではこのコンボでダメージを与えるとよさそうです。
密着状態では、S>HS>S版大木をさする手>K>ケミカル愛情が連続ヒットしました。まずはこれが基本コンボになりそうです。
過去シリーズのイノは、操作やコンボがかなり難しい部類のキャラクターでした。しかし本作では必殺技がシンプルに。基本システムも地上戦に重きを置いたものになっていて、過去作でイノを操作したことがない自分も、すぐに操作を覚えることができました。
また、本作にはダッシュボタンが存在するため、ホバーダッシュから即攻撃ボタンを押す操作が非常にやりやすい!
熟練者の人がしていたガードしづらい連繋もやりやすく、「俺うまいかも?」と思わせてくれるのが楽しいですね。
御津闇慈は、疾を絡めたガード不能攻撃ができなくなったのは残念ですが、各種新モーションの必殺技のおかげで、御津闇慈本来の“舞うように戦う”バトルスタイルがより際立った印象です。
機動力は高くないので、各種必殺技で相手の攻撃をガードしつつ蝶のように舞い、蜂のように刺す攻撃で相手を魅了したいですね!
いよいよスタートしたオープンβテストですが、筆者もオンライン対戦に潜ってバトルしまくりたいと思います。
マッチングしたら、ぜひバトルよろしくです!!