Switch、PS5、Xbox Series X|S購入ガイド。3種類のゲーム機はどんな人におすすめ？

　ゴールデンウイークに突入したものの、まだ新型コロナウイルスの影響により外出できず、家でゲームを遊ぼうと考えている人も多いのではないだろうか。

　2020年11月には、プレイステーション5、Xbox Series X|Sと新たな家庭用ゲーム機が続けて発売され、現在、Nintendo Switchも合わせて3つのプラットフォームが人気を博している状態だ。この機にゲームを遊んでみたいという方にとっては、どれを選べばいいかを決めるのは悩ましいところだと思う。

　そこで、本記事ではNintendo Switch、PS5、Xbox Series X|Sの3種類の特徴をご紹介。とはいえ、PS5、Xbox Series X|Sはまだまだ手に入りにくい状況が続いており、比較的手に入りやすくなったNintendo Switchに関しても流通が安定しているとは言いがたい。今後、購入できるようになった際の参考にしていただけたら幸いだ。

Nintendo Switchの特徴

概要

　まず、Nintendo Switchの大きな特徴として、本体を持ち運んでどこでも遊べることがあげられるだろう。携帯モードのままでも、Joy-Con（コントローラー）を外して、外出先で画面をシェアしてプレイすることもできる。

　PS5、Xbox Series X|Sともにリモートプレイができるが、これらは通信環境によってはプレイできなかったり、性能を十分に発揮することができない。それらに比べ、Nintendo Switchは本体を携帯ゲーム機のようにどこでも持ち運べ、場所や通信状況に関係なく性能を十分に発揮できるだろう。

　もちろん、家ではモニターに繋ぎ、大画面でプレイすることもできるので、状況に応じて使い分けられるのもポイント。

Joy-Con

　Joy-Conには、HD振動のほか、内蔵されている“モーションIRカメラ”で、カメラが捉えた物の形や動き、距離を読み取れる。臨場感のあるプレイや、これまでにないユニークな入力操作が可能となっている。

　また、Joy-Conを“おすそわけ”することで、ふたりで対戦や協力プレイも可能なうえ、本体を持ち寄れば最大8台まで接続して遊べる。発売されているゲームのジャンルも、複数人で遊べるパーティーゲームが多いため、みんなで集まってプレイすることが多い方にはNintendo Switchがおすすめだ。

Nintendo Switch Online

　ローカル通信だけではなく、“Nintendo Switch Online”に加入すればオンラインプレイも可能だ。このサービスは、オンラインプレイが可能になったり、ファミリーコンピュータやスーパーファミコンのゲームが遊べたりする定額制サービス。

　定額プランは、1か月、3か月、12か月の個人プランに加え、最大8アカウントまで利用できるファミリープラン（12か月）が選択可能。12か月利用権は、毎月購入に比べ1272円お得になるため、利用を続けるのであれば12か月利用券を購入するのがおすすめ。2アカウント以上で利用する場合は、ファミリープランがお得だ。

　オンラインプレイでは、対応しているソフトであれば、遠く離れた友だちと協力プレイをしたり、世界中の人々と競い合ったりすることが可能に。対応ソフトは、パッケージの裏面、ニンテンドーeショップ、任天堂公式サイトから確認できる。

　また、スマートフォン向けアプリ『Nintendo Switch Online』を使用すれば、ボイスチャット（※）しながらプレイすることも可能だ。

　“Nintendo Switch Online”に加入することで、複数のファミコンゲームが入ったソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』も遊べるようになる。Joy-Conをおすそわけすれば、対応タイトルでふたりプレイも可能であるほか、収録タイトルはすべてオンラインプレイに対応しているというのがうれしい。

　ほかにも、セーブデータお預かり機能や加入者限定特典など、特典は充実している。オンラインプレイをしたいという方やファミコンのゲームを遊びたいという方には、とくにおすすめだ。

携帯モードに特化したNintendo Switch Lite

　Nintendo Switchには、携帯モードのみ使用できるNintendo Switch Liteも存在する。Nintendo Switch Liteは、テレビに接続できない代わりに、サイズが小さく重量も軽くなっており、持ち運びやすくなっている。価格もNintendo Switchに比べて控えめ。今回紹介している3種類のプラットフォームでいちばん安いので、購入しやすいというのも利点ではないだろうか。

　Joy-Conが取り外せないため、“おすそわけ”プレイはできないものの、すでにNintendo Switchを所持している家族や友人といっしょに、インターネットやローカル通信でのマルチプレイは楽しめる。携帯モードでプレイできるすべてのNintendo Switchソフトに対応しているため、外出先でのプレイが多い方や、ひとりでプレイするときはテレビには繋がないという方にはおすすめできる。

　また、2021年4月13日に、新色“ブルー”が発表。これまでにコーラル、イエロー、グレー、ターコイズが発売されており、Nintendo Switch Liteとしては5色目となる。

　2021年5月21日に発売予定で、価格はほかのNintendo Switch Liteと変わらず19980円［税抜］（21978円［税込］）。

スペック

Nintendo Switch

• 発売日：2017年3月3日
• 価格：29980円［税抜］（32978円［税込］）

【同梱物】

• Nintendo Switch本体
• Nintendo Switchドック
• Joy-Con
• Joy-Conストラップ
• Joy-Conグリップ

【基本仕様】

• サイズ：縦102mm×横239mmｘ厚さ13.9mm（Joy-Con取り付け時※）

• 質量：約297g（Joy-Con取り付け時：約398g）
• 画面：静電容量方式タッチスクリーン／6.2インチ液晶／1280×720ピクセル
• CPU/GPU：NVIDIA社製　カスタマイズされたTegraプロセッサー
• 本体保存メモリー：32GB

• 通信機能：無線LAN（IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠）／Bluetooth 4.1（TVモード時のみ、市販の有線LANアダプターを使用して有線LAN接続も可能）
• 映像出力：最大 1920×1080ピクセル60fps（TVモード時にHDMIケーブル経由で出力）
  テーブルモード・携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720ピクセルになります。
• 音声出力：リニアPCM 5.1ch対応（TVモード時にHDMIケーブル経由で出力）
• スピーカー：ステレオ
• ボタン：電源ボタン／音量ボタン
• USB端子：USB Type-C端子（本体の充電やNintendo Switchドックとの接続に使用）
• ヘッドホン、マイク端子：3.5mmの4極ステレオミニプラグ（CTIA規格）

• ゲームカードスロット：Nintendo Switchソフトのゲームカード専用
• microSDカードスロット：microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応

• センサー：加速度センサー／ジャイロセンサー／明るさセンサー
• 動作環境
  ・温度：5～35℃
  ・湿度：20～80％
• 内蔵バッテリー：リチウムイオンバッテリー／電池容量 4310mAh

• バッテリー持続時間
  ・現行モデル：約4.5～9.0時間
  ・旧モデル：約2.5～6.5時間

• 充電時間：約3時間

Nintendo Switch Lite

• 発売日：2019年9月20日
• 価格：19980円［税抜］（21978円［税込］）

【同梱物】

• Nintendo Switch Lite本体

【基本仕様】

• サイズ：縦91.1mm×横208mmｘ厚さ13.9mm

• 質量：約275g
• 画面：静電容量方式タッチスクリーン／5.5インチ液晶／1280×720ピクセル
• CPU/GPU：NVIDIA社製　カスタマイズされたTegraプロセッサー
• 本体保存メモリー：32GB

• 通信機能：無線LAN（IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠）／Bluetooth 4.1／NFC（近距離無線通信）
• 映像出力：なし
• スピーカー：ステレオ
• ボタン：
  ・Lスティック／Lスティックボタン
  ・Rスティック／Rスティックボタン
  ・A／B／X／Y／L／R／ZL／ZRボタン
  ・+ボタン／-ボタン
  ・十字ボタン
  ・電源ボタン
  ・音量ボタン
  ・HOMEボタン
  ・キャプチャーボタン
• USB端子：USB Type-C端子（本体の充電に使用）
• ヘッドホン、マイク端子：3.5mmの4極ステレオミニプラグ（CTIA規格）

• ゲームカードスロット：Nintendo Switchソフトのゲームカード専用
• microSDカードスロット：microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応

• センサー：加速度センサー／ジャイロセンサー
• 動作環境
  ・温度：5～35℃
  ・湿度：20～80％
• 内蔵バッテリー：リチウムイオンバッテリー／電池容量 3570mAh

• バッテリー持続時間：約3.0～7.0時間

• 充電時間：約3時間

2021年春におすすめのNintendo Switchゲームソフト

　Nintendo Switchのゲームソフトの中から、比較的最近発売されたタイトル、これから発売を予定しているタイトルをピックアップしてご紹介。

『ブレイブリーデフォルトII』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年2月26日
• 発売元：スクウェア・エニックス
• 価格：6800円［税抜］（7480円［税込］）

　クリスタルに導かれた4人の運命を描くRPG『ブレイブリー』シリーズ最新作。攻めと守りを使い分ける戦略性の高いコマンドバトルが特徴で、多数のジョブから2種類を組み合わせ、好みのアビリティを使用できる。

『モンスターハンター ライズ』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年3月26日
• 発売元：カプコン
• 価格：
  通常版：7990円［税抜］（8789円［税込］）
  ダウンロード版：7264円［税抜］（7990円［税込］）
  デラックスエディション（ダウンロード版）：8173円［税抜］（8990円［税込］）
  狩友ダブルパック：15254円［税抜］（16779円税込］）

　『モンスターハンター』シリーズ最新作。災禍“百竜夜行”に挑むカムラの里を舞台に、“翔蟲”を使った縦横無尽に躍動するアクションで新たな狩猟体験を味わえる。また、個性豊かな新モンスターや狩猟を支えてくれる新たな仲間“オトモガルク”も登場。

『New ポケモンスナップ』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年4月30日
• 発売元：ポケモン
• 価格：5980円［税抜］（6578円［税込］）

　1999年にニンテンドウ64で発売されて人気を博した『ポケモンスナップ』のゲーム性をベースにした完全新作ゲーム。未開の地“レンティル地方”を舞台に、主人公は、カガミ博士からの依頼で、野生のポケモンを写真に撮って、生態を調査していくことに。

　そのほか、すでに発売されているゲームソフトの中でおすすめのタイトルについては、以下の記事を参考にしてほしい。

今後の注目作

『ルーンファクトリー5』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年5月20日
• 発売元：マーベラス
• 価格：通常版：6980円［税抜］（7678円［税込］）
  限定版：9980円［税抜］（10978円［税込］）

　ファンタジー世界で冒険と生活が楽しめるRPG『ルーンファクトリー』シリーズ最新作。記憶をなくした主人公は、自然豊かな町・リグバースへと辿り着き、町の平和を守る警備組織のメンバーとして仲間とともに冒険をくり広げる。

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年7月16日
• 発売元：任天堂
• 価格：5980円［税抜］（6578円［税込］）

　2011年にWiiで発売した『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』が、Nintendo Switchに登場。右のJoy-Conは剣に対応し、振る方向や動きに連動してリンクが剣を振り、左のJoy-Conは盾に対応し、相手の攻撃を防ぐなど、Wii版のWiiリモコンプラスとヌンチャクを使った直感操作を、Joy-Conの2本持ちで再現している。

『ノーモア★ヒーローズ3』

• プラットフォーム：Nintendo Switch
• 発売日：2021年8月27日
• 発売元：マーベラス
• 価格：6800円［税抜］（7480円［税込］）

　地球征服を目論み突如襲来した宇宙人軍団を阻止すべく、地球最強の男“トラヴィス・タッチダウン”が銀河系スーパーヒーローランキング1位を目指すアクションゲーム。左手に装着した“デスグローブ”によって、さまざまなスキルを使用可能であるほか、スキルのカスタマイズや身体能力の強化などの要素も楽しめる。

　そのほかの2021年に発売が予定されている（発売済みのタイトルもあり）タイトルについては、以下の記事を参考にしてほしい。

PS5の特徴

概要

　PS5には、Ultra HD Blu-rayディスクドライブを備えたスタンダードなモデルと、ディスクドライブが搭載されていないデジタル・エディションの2種類が用意されている。

　どちらのエディションにも、CPUと4Kの高精細グラフィックスを可能にするGPUが統合されたカスタムプロセッサ、ゲームのロード時間を大幅に短縮する超高速アクセスが可能なSSDと統合されたカスタムI/Oが搭載。レイトレーシングに対応しているソフトでは、物体への光の当たり方を個別にシミュレートすることで、まるで現実世界のような陰影や反射を再現。大幅にアップしたゲームへの没入感が体験できる。

　4K、8Kにも対応しているほか、最大120fpsの高フレームレートで、滑らかなゲームプレイが可能となっているのだ。

PS4との互換性

　PS4との互換性があるため、PS5でPS4のゲームをプレイすることも可能だ。ダウンロード版については、ディスクドライブが搭載されているかに関わらず、データを転送することでプレイ可能だ。

　しかし、パッケージ版はディスクドライブ搭載型でないとプレイできないので、PS4のソフトをパッケージ版で購入していた人や、PS5でパッケージ版の購入を考えている人はディスクドライブ搭載型がおすすめ。ほとんどのPS4ゲームはPS5版にアップデートすることができ、PS5の性能を十分に生かした状態でプレイできるのもうれしいポイントだ。

　また、新たに開発された専用コントローラー“DualSense（デュアルセンス） ワイヤレスコントローラー”には、“ハプティックフィードバック”という機能がついている。本機能はゲーム中の動きにあわせて、コントローラーが振動するというもの。

　振動機能はいままでのコントローラーにもあったが、“ハプティックフィードバック”はただ振動するだけでなく、ゲーム内の動きに合わせた振動になるのだ。たとえば、ゲーム内で砂場を歩くとザクザクとした振動、雨が降ると雨粒が当たっているような振動、といった感じ。この機能により、より没入感が高い状態でゲームを楽しむことが可能となった。

ストレージ

　ゲームをプレイする人にとって重要なのが、ゲームデータやセーブデータを保存することになるストレージの容量。PS4のストレージが最大2TBに対して、PS5のストレージはSSDで825GB。少し物足りなく感じてしまうが、市販のUSBドライブをフォーマット（初期化）することで、PS5の拡張ストレージとして使用し容量を増やすことができる。

　また、PlayStation Plus（PS Plus）に加入しているとクラウドストレージを使用することができる。ただ、ストレージによって保存できるデータが決まっているので注意しておこう。

　SSDを使用しているため、読み込みが非常に早く、ロード時間がPS4に比べて圧倒的に短い。待ち時間がないことで、ストレスフリーでゲームを楽しめるのではないだろうか。

PS5のストレージと保存可能なデータの種類

• 拡張ストレージ
  　市販のUSBドライブをフォーマットすることで、PS5で拡張ストレージとして使用できます。

• クラウドストレージ
  　PS Plus加入者は、クラウド上のストレージを使用できます。

• USBドライブ
  　FATまたはexFAT形式でフォーマットされた市販のUSBドライブを使用できます。PS5に対応していない機器もあります。

PS5用ゲーム

• 拡張ストレージ：×
• クラウドストレージ：×
• USBドライブ：×

PS4用ゲーム

• 拡張ストレージ：〇
• クラウドストレージ：×
• USBドライブ：×

PS5のセーブデータ

• 拡張ストレージ：×
• クラウドストレージ：〇
• USBドライブ：×

PS4のセーブデータ

• 拡張ストレージ：×
• クラウドストレージ：〇
• USBドライブ：〇

スクリーンショットとビデオクリップ

• 拡張ストレージ：×
• クラウドストレージ：×
• USBドライブ：〇（※）

PS Plus

　“PlayStation Plus（PS Plus）”は、毎月厳選されたゲームが追加料金無しで遊び放題になる“フリープレイ”や、対象ゲームならPS4/PS5で、世界の仲間たちと対戦・協力プレイが可能になる“オンラインマルチプレイ”、加入者限定の特別割引価格やコンテンツが提供される“ディスカウント”など、さまざまな特典を受けられる加入者限定のサービス。

　定額プランは、1か月、3か月、12か月から選択可能。12か月利用権は、毎月購入に比べ約6ヶ月分お得になるため、利用を続けるのであれば12か月利用券を購入するのがおすすめ。

　また、PS5向けには、PS4の世代を象徴する選りすぐりのタイトルをPS5で遊べる“PlayStation Plus コレクション（PS Plus コレクション）”も提供されている。こちらのサービスは、PS Plusに加入していれば追加費用なく利用可能なのがうれしい。PS4タイトルが遊べるだけでなく、“PS Plus コレクション”を通じてダウンロードしたPS4タイトルをPS5でプレイすると、ロードスピードやフレームレートが向上するなど、ゲーム性が強化されるという。

“PS Plus コレクション”で遊べるゲーム（19タイトル）

• Bloodborne
• Days Gone
• Detroit:Become Human
• ゴッド・オブ・ウォー
• inFAMOUS Second Son
• ラチェット＆クランク THE GAME
• 人喰いの大鷲トリコ
• The Last of Us Remastered
• Until Dawn - 惨劇の山荘 -
• アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
• バットマン：アーカム・ナイト
• バトルフィールド 1
• コール オブ デューティ ブラックオプス III ゲーム オブ ザ イヤー ＋ ゾンビクロニクル同梱版
• クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり！
• Fallout 4
• ファイナルファンタジー XV ROYAL EDITION
• モンスターハンター：ワールド
• ペルソナ 5
• バイオハザード 7 レジデント イービル

　さらに、PS5の対応タイトルでは、ゲームを進めていく過程で問題が発生した場合や、サポートが必要な場合に“ゲームヘルプ”機能も利用可能。ゲームのプレイ状況に応じて、デベロッパーからのヒントやコツ、攻略動画を見ることができたりする。

　PS Plusに限らず、PS5ではほとんどのPS4タイトルとの互換性があるので、まずはPS4タイトルを遊んでみてPS5の性能を体感するのもいいかもしれない。

スペック

• 発売日：2020年11月12日
• 価格
  ・PS5：49980円［税抜］（54978円［税込］）
  ・PS5 デジタル・エディション：39980円［税抜］（43978円［税込］）

• CPU
  　x86-64-AMD Ryzen “Zen 2”
  　8コア/ 16スレッド
  　周波数：最大3.5GHzまで可変
• GPU
  　AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine
  　レイトレーシングアクセラレーション
  　周波数：最大2.23GHzまで可変（10.3 TFLOPS）
• システムメモリ
  　GDDR6 16GB
  　バンド幅：448GB/s
• SSD
  　825GB
  　読み込み速度：5.5GB/s Read Bandwidth（Raw）
• 光学ドライブ（読み出し専用）　※スタンダードモデル
  　Ultra HD Blu-ray （66G/100G）~10xCAV
  　BD-ROM（25G/50G）~8xCAV
  　BD-R/RE（25G/50G）~8xCAV
  　DVD ~3.2xCLV
• PS5 ゲームディスク　※スタンダードモデル
  　Ultra HD Blu-ray（100GBまで）
• 映像出力
  　HDMI OUT端子
  　4K120HzTV、8KTV、VRR対応（HDMI2.1規格による）
• オーディオ
  　“Tempest”3Dオーディオ技術
• 外形寸法（最大突起部、ベース除く）
  　PS5：約390mm×104mm×260mm（幅×高さ×奥行）
  　PS5デジタル・エディション：約390mm×92mm×260mm（幅×高さ×奥行）
• 質量
  　PS5：約4.5kg
  　PS5デジタル・エディション：約3.9kg
• 最大消費電力
  　PS5：350W
  　PS5デジタル・エディション：340W
• 入出力
  　USB Type-A 端子（Hi-Speed USB)
  　USB Type-A 端子（Super-Speed USB 10Gbps）x2
  　USB Type-C 端子（Super-Speed USB 10Gbps）
• 通信
  　Ethernet（10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T）
  　IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
  　Bluetooth 5.1

2021年春におすすめのPS5ゲームソフト

　PS5のゲームソフトの中から、比較的最近発売されたタイトル、これから発売を予定しているタイトルをピックアップしてご紹介。

『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales（マーベル スパイダーマン: マイルズ・モラレス）』

• プラットフォーム：PS5、PS4
• 発売日：2020年11月12日
• 発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
• 価格：
  パッケージ版：5900円［税抜］（6490円［税込］）
  ダウンロード版：5900円［税抜］（6490円［税込］）
  アルティメット・エディション：7900円［税抜］（8690円［税込］）

　主人公は、新スパイダーマンのマイルズ・モラレス。新たに発現した強力なパワーを武器に犯罪グループに立ち向かい、ヒーローとして生きることの代償や役割を学んでいく。

『デモンズソウル』

• プラットフォーム：PS5
• 発売日：2020年11月12日
• 発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
• 価格：
  パッケージ版：7900円［税抜］（8690円［税込］）
  ダウンロード版：6300円［税抜］（6930円［税込］）
  デジタルデラックスエディション：9900円［税抜］（10890円［税込］）

　PS3で発売されたアクションRPGのフルリメイク作品。デーモンたちとソウルに飢えた亡者だけが彷徨う亡国と成り果てた北の王国ボーレタリアを舞台に、凶悪なデーモンたちに挑み“魂（ソウル）”の謎を解き明かそう。

『Returnal』

• プラットフォーム：PS5
• 発売日：2021年4月30日
• 発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
• 価格：
  通常版：7900円［税抜］（8690円［税込］）
  デジタルデラックス版：8900円［税抜］（9790円［税込］）

　変化し続ける謎の惑星に不時着したセレーネが、かつて文明が栄えた形跡のある荒地を探索し、脱出の方法を探すローグライクTPS。ゲームオーバーのたびに世界が変わり、使える装備も変わっていく。新たなループが始まるごとに、新しい装備の組み合わせを見つけ出し、最適な戦略を考え、より巧みに生き残る術を身に着けていくことになる。

　そのほか、すでに発売されているPS4ソフトの中でおすすめのタイトルについては、以下の記事を参考にしてほしい。

今後の注目作

『DEATHLOOP』

• プラットフォーム：PS5、PC
• 発売日：2021年5月21日
• 発売元：ベセスダ・ソフトワークス
• 価格：
  通常版：7980円［税抜］（8778円［税込］）
  Deluxe Edition：9980円［税抜］（10978円［税込］）

　ブラックリーフ島を舞台に、謎のタイムループに閉じ込められた暗殺者が永遠に同じ一日をくり返すことになるFPSゲーム。ループを終わらせる唯一の方法は、一日がリセットされる前に8人の重要人物を暗殺すること。

『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』

• プラットフォーム：PS5、PC
• 発売日：2021年6月10日
• 発売元：スクウェア・エニックス
• 価格：8980円［税抜］（9878円［税込］）

　2020年4月に発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』のPS5版。ライティングや質感、背景などの表現力が向上したほか、4K画質による高解像度を重視した“グラフィックモード”、60fpsによるスムーズな動作を重視した“パフォーマンスモード”といったゲームモードの切り替え、ゲーム内のワンシーンを思い出として撮影可能な“フォトモード”、ユフィを主人公とした新規エピソードなど、新しい要素も追加された。

『ラチェット＆クランク パラレル・トラブル』

• プラットフォーム：PS5
• 発売日：2021年6月11日
• 発売元：ソニー・インタラクティブエンタテインメント
• 価格：
  ・パッケージ版、ダウンロード版：7900円［税抜］（8690円［税込］）
  ・デジタルデラックスエディション（ダウンロード版）：8980円［税抜］（9878円［税込］）

　『ラチェット＆クランク』シリーズ最新作では、次元を引き寄せ、一瞬で移動するアクションが登場。PS5ならではの性能を活かした演出や、PS5のコントローラー“DualSense（デュアルセンス）”の機能を駆使した遊びが楽しめる。

Xbox Series X|Sの特徴

概要

　“真の4Kゲーム体験”や“最大120fps”、“8KHDR ハイ ダイナミックレンジ”など、最先端のテクノロジーが盛り込まれた次世代機だ。処理能力はXbox Oneの4倍、グラフィック性能はXbox One Xの約2倍、Xbox Oneの約8倍にあたる12テラフロップスの性能を誇る。通常の60fps（秒間60フレームの描画）動作に加えて、アクションゲームの場合など、開発者が対応したい場合は120fps動作も可能に（4K、120fpsのサポートはXbox Series Xのみ）。

　また、従来までに比べて、より広い明るさの幅を表現できるHDR（ハイダイナミックレンジ）を搭載し、よりハイクオリティーなグラフィックを実現。さらに、ゲームシーン内の光線の伝播を物理的にシミュレートして写真的な陰影や反射の描写を可能にするDirectXのレイトレーシング機能にも対応している。

　ゲームをプレイ中、ほかのゲームに切り換えても、元のゲームを中断したポイントから遊べるという機能“クイックレジューム”も搭載。ゲームどうしの切り換えも一瞬で完了し、すぐに遊びたいゲームを再開できるのがうれしい。

Series XとSeries Sの主な違い

　Xbox Series XとXbox Series Sのもっとも大きな違いは、ディスクを挿入するドライブが搭載されているか否かだ。Series Sにはドライブが搭載されていないため、ダウンロード専用となっている。ストレージも、Series Xが1TBに対し、Series Sは512GBと約半分ほど。基本的な機能は同じだが、ゲームの処理能力に関係するプロセッサと解像度については、Series Xのほうがスペックが大きく上回っている。

　サイズは、Series SのほうがSeries Xに比べて一回りほど小さい。グラフィックにこだわりがある、今後発売されるゲームを完璧な状態で遊びたい、パッケージ版を購入するという方はSeries X、解像度にはあまりこだわらない、ダウンロード版の購入のみ、少しでもコンパクトなほうがいいという方はSeries Sがおすすめだ。

リモートプレイでどこでも遊べる

　Xbox Series X|Sは、スマートフォンと連動することでリモートプレイなどのさまざまな機能を使用できる。どこでもゲームをプレイできるのはうれしいところ。

　また、外出中でもゲームのインストールやアンインストールができるので、広告で見た気になったゲームや、知り合いからおすすめされたりしたゲームをインストールしておき、帰宅後すぐにプレイする、ということも可能だ。

　ほかにも、Xbox Series X|Sで撮影したスクリーンショットや動画を整理したり、SNSにアップロードすることも手軽にできるので、場所にとらわれず遊べることは大きな利点だろう。

Xbox Game Pass

　Xbox Series X|Sでゲームをプレイするにあたって、非常に便利なのが“Xbox Game Pass”。これは、月額料金を支払うことで、100本以上のXboxゲームが追加料金なしで遊び放題になるサービスのことで、PC向けの“Xbox Game Pass for PC”、Xbox向けの“Xbox Game Pass”、このふたつのサービスが受けられるうえ、“Xbox Live Gold”といったさまざまな特典が追加される“Xbox Game Pass Ultimate”の3種類が用意されている。

　マイクロソフトが提供するタイトルは発売日から追加料金なしでプレイ可能なのが大きなポイント。また、“Xbox Game Pass Ultimate”に加入すると、オンラインプレイのほか、EA（エレクトロニック・アーツ）が提供するサブスクリプションサービス“EA Play”のサービスも追加料金なしで受けることが可能となっている。すべてがセットになった“Xbox Game Pass Ultimate”は、ほかのふたつに比べるとやや高額であるものの、すべてのセットサービスが受けられることを考えると非常にお得。

　遊べるゲームは今後も追加予定なので、ゲームをたくさんプレイする人ほど“Xbox Game Pass Ultimate”がおすすめだ。そこまでたくさんのゲームはしないという方や、オンラインプレイはあまりやらないという方は、自身のプレイ環境に応じて、“Xbox Game Pass”か“Xbox Game Pass for PC”を選択するといいだろう。

• Xbox Game Pass 850円［税込］
• Xbox Game Pass for PC 850円［税込］
• Xbox Game Pass Ultimate 1100円［税込］

スペック

• 発売日：2020年11月10日

Xbox Series X

• 価格：49980円［税抜］（54978円［税込］）

【同梱物】

• Xbox Series X 本体
• Xbox ワイヤレスコントローラー
• 超高速 HDMIケーブル

【基本仕様】

• 本体サイズ: 15.1cm×15.1cm×30.1cm
• 重量: 4.45 kg (9.8 lbs)

• プロセッサ
  　CPU：8X コア 3.8 GHz （3.66 GHz w/SMT） カスタム Zen 2 CPU
  　GPU：12 TFLOPS、52 CUs 1.825 Ghz カスタム RDNA 2 GPU
  　SOC ダイ サイズ：360.45 mm
  　プロセス：7nm Enhanced

• メモリとストレージ
  　メモリ：16 GB GDDR6 バスサイズ 320 ビット
  　メモリ帯域幅：10 GB 560 GB/s、6 GB 336 GB/s
  　内臓ストレージ：1TB カスタム NVME SSD
  　I/O スループット：2.4 GB/s (Raw)、4.8 GB/s（圧縮、カスタム ハードウェア圧縮解除ブロック付き）
  　拡張可能なストレージ：Xbox Series X|S の 1 TB Seagate 拡張カードのサポートは、内部ストレージと完全に一致します（別売）。USB 3.1 外付け HDD （別売） のサポート。

• ビデオ機能
  　ゲームの解像度：4K
  　ハイ ダイナミック レンジ：最高 8K HDR
  　光学ドライブ：4K UHD ブルーレイ
  　パフォーマンス目標：最大 120fps
  　HDMI 機能：自動低待機時間モード。HDMI 可変リフレッシュレート。AMD FreeSync。

• オーディオ機能
  　Dolby Digital 5.1
  　DTS 5.1
  　Atmosを搭載したDolby TrueHD
  　最大 7.1 L-PCM

• ポートと接続性
  　HDMI：HDMI 2.1 ポート ×1
  　USB：USB 3.1 Gen 1 ポート ×3
  　ワイヤレス機能：802.11Ac デュアルバンド
  　イーサネット：802.3 10/100/1000
  　アクセサリ ラジオ：専用のデュアルバンド Xbox ワイヤレス ラジオ。

Xbox Series S

• 価格：29980円［税抜］（32978円［税込］）

【同梱物】

• Xbox Series S 本体
• Xbox ワイヤレスコントローラー
• 高速 HDMIケーブル

【基本仕様】

• 本体サイズ：6.5cm×15.1cm×27.5cm
• 重量：約1.9 kg（4.25 lbs）

• プロセッサ
  　CPU：8X コア 3.6 GHz （3.4 GHz w/SMT） カスタム Zen 2 CPU
  　GPU：4 TFLOPS、20 CU 1.565 GHz カスタム RDNA 2 GPU
  　SOC ダイ サイズ: 197.05 mm（2乗）

• メモリとストレージ
  　メモリ：10 GB GDDR6 バスサイズ 128 ビット
  　メモリ帯域幅：8GB 224 GB / 秒、2GB 56 GB / 秒。
  　内臓ストレージ：512 GB カスタム NVME SSD
  　I/O スループット：2.4 GB/s (Raw)、4.8 GB/s（圧縮、カスタム ハードウェア圧縮解除ブロック付き）
  　拡張可能なストレージ：Xbox Series X|S の 1 TB Seagate 拡張カードのサポートは、内部ストレージと完全に一致します（別売）。USB 3.1 外付け HDD （別売） のサポート。

• ビデオ機能
  　ゲームの解像度：1440p
  　パフォーマンス目標：最大 120fps
  　HDMI 機能：自動低待機時間モード。HDMI 可変リフレッシュレート。AMD FreeSync。

• オーディオ機能
  　L-PCM、最大7.1
  　Dolby Digital 5.1
  　DTS 5.1
  　Atmosを搭載したDolby TrueHD

• ポートと接続性
  　HDMI：HDMI 2.1 ポート ×1
  　USB：USB 3.1 Gen 1 ポート ×3
  　ワイヤレス機能：802.11Ac デュアルバンド
  　イーサネット：802.3 10/100/1000
  　アクセサリ ラジオ：専用のデュアル バンド Xbox ワイヤレス ラジオ

2021年春におすすめのXbox Series X|Sゲームソフト

　Xbox Series X|Sのゲームソフトの中から、比較的最近発売されたタイトル、これから発売を予定しているタイトルをピックアップしてご紹介。

『Bright Memory』

• プラットフォーム：Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2020年11月10日（PCは2020年3月26日）
• 発売元：PLAYISM‬
• 価格：845円［税抜］（930円［税込］）

　銃撃と斬撃でつぎつぎと襲い掛かる敵を打ちのめし、パズルを解きながら物語を進めていく中で、時間停止などさまざまなスタイルの特殊能力を身につけることができるFPS。アンロックしたスキルを組み合わせて、華麗なコンボを決められる爽快さも魅力のひとつ。

『Gears Tactics』

• プラットフォーム：Xbox One、Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2020年11月10日
• 発売元：Xbox Game Studios
• 価格：6775円［税抜］（7442円［税込］）

　日本では2007年に発売された、初代『Gears of War』の12年前の世界が舞台のターンベースの戦略ゲーム。プレイヤーは、兵士ゲイブ・ディアスとなり、仲間のために命をかけ、チームを構築していく。

『テトリス エフェクト・コネクテッド』

• プラットフォーム：Xbox One、Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2020年11月10日
• 発売元：エンハンス
• 価格：4091円［税抜］（4500円［税込］）

　2018年に発売された『テトリス エフェクト』に、協力プレイやオンライン対戦、ローカルのマルチプレイモードが追加されたタイトル。30以上のステージ、10以上のモードが収録されている。

『Gears 5』

• プラットフォーム：Xbox One、Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2020年12月15日（Xbox Oneは2019年9月10日、PCは2019年9月6日）
• 発売元：マイクロソフト
• 価格：
  3829円［税抜］（4212円［税込］）
  Gears 5 ゲーム オブ ザ イヤー エディション：6775円［税抜］（7452円［税込］）

　『Gears of War』シリーズ最新作。主人公のケイト・ディアスとなり、自身と敵の“スワーム”のつながりを明らかにするべく、銃器やアイテムを駆使して激戦をくり広げる。

今後の注目作

『HALO INFINITE』

• プラットフォーム：Xbox One、Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2021年秋
• 発売元：Xbox Game Studios
• 価格：：未定

　広大なフィールドを舞台に、シリーズの主人公であるマスターチーフの新たな戦いを描くシリーズ最新作。120fpsに対応しているほか、マルチプレイ部分が基本プレイ無料で提供される。

『Scorn』

• プラットフォーム：PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC
• 発売日：2021年
• 発売元：EbbSoftware
• 価格：未定

　一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム新作。H・R・ギーガーやズジスワフ・ベクシンスキーの作品からインスピレーションを受けており、どこかグロテスクな世界観が広がる。