コロプラは、2021年2月12日、任天堂による『白猫プロジェクト』に関する特許についての訴訟の損害賠償請求が96億9900万円(及び遅延損害金)に増額されたことを同社の公式サイト上で発表した

(開示事項の経過・変更)当社に対する損害賠償請求訴訟の提訴額変更に関するお知らせ(コロプラ公式サイト IR情報)※PDF

 これは、2018年1月10日、任天堂よりコロプラに対して提起された『白猫プロジェクト』の一部操作方法についての特許権侵害の訴状(損害賠償および、同タイトルの生産、使用等の差し止め請求)に基づく請求に関するもの。

 当初、賠償請求金額は約44億円とされていたが、今年2月に5億5000万円が増額、その時点では49億5000万円及び遅延損害金の請求となっていた。

 今回は、さらに47億4900万円が上積みされた形となる。増額の理由は「本件訴訟の提起後の時間経過等によって請求金額を追加したというもの」としている。

 なお、本件に関する裁判は現在も継続中。コロプラは今後の見通しとして、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」と、前回と同様のコメントを行っている。