人気シリーズの原点である『バイオハザード』が発売されて25年！
いまから25年前の1996年（平成8年）3月22日は、初代『バイオハザード』がプレイステーションで発売された日。本日で区切りとなる25周年を迎えました。
カプコンの人気シリーズ『バイオハザード』の1作目となる本作。昨年の記事でライターのウワーマンさんが語っていますが、発売当初はダークホース的な存在で、口コミによって人気を拡大していったタイトルでした。
確かに、当時、中学生だった自分は発売日に親にソフトを買ってもらいましたが、ほかのクラスメイトは誰も『バイオハザード』を知りませんでした。
その後、何ヵ月か経ったころから「『バイオ』持っているなら貸してよ！」と言われることがどんどん増えていったので、時間とともにこの作品が人気になっていく様子をリアルに実感しました。
なお、自分が『バイオハザード』に発売前から興味を持っていたのは放映されていたテレビCMを観たから。エンディングで流れるテーマ曲“夢で終らせない…”が流れるなか、派手にゾンビと戦うシーンがとてもおもしろそうだったためでした。
ただ、実際に製品版をプレイすると移動する場面や戦う場面にはBGMは存在せず、たまにゾンビの「うぉ～」という呻き声が聴こえてくるというのみ。CMで受けた印象と違ってホラー要素が強く、ビクビクしながらプレイしました。思うように動かないラジコン操作の移動や、ゆっくり開いていくドアの演出なども怖くて泣きそうになりました。
そして何よりも怖かったのが窓ガラスをぶち破って襲ってくるケルベロス。ウワーマンさんも書いているので同じ思い出は振り返らなくてもいいかな……とも思ったのですが、やはり書かずにはいられない。自分はこのケルベロスが飛び出してくるシーンで完全に1度ギブアップ。弟に無理を言って代わりにプレイしてもらいました。
なお、本作にはリメイク版も存在しますが、「ここでケルベロスが出てくるはず！」と身構えながらプレイしていたら登場せず。ホッとしていたところに別の場所でケルベロスが登場したときは「やられた～！」と思いましたね。カプコンさんってばー（笑）。
本作に登場するキャラクターは特殊部隊S.T.A.R.S.に所属する面々で、プレイヤーは男主人公のクリスか女主人公のジルかどちらかを選んでプレイすることに。なかでもやはり忘れられないのは隊長であるアルバート・ウェスカーではないでしょうか
金髪のオールバックとサングラスが特徴のキャラクターで、彼の冷静沈着な性格はとても頼りに見えました。それだけにクライマックスの展開には驚かされましたね………。
『バイオハザード』はリメイクもされていてそちらもオススメですが、オリジナルでしか体験できない魅力もたくさんあります。せっかくの25周年ですし、この機会にオリジナル版をプレイしてみるのはいかがでしょうか？ プレイステーション クラシックには多数の新要素も追加された『バイオハザード ディレクターズカット』が収録されているので、こちらをプレイするのもアリです！（とはいえ、『ディレクターズカット』版はオリジナル版と違ってエンディングで“夢で終らせない…”が流れずBGMだけに変更されているのでそこだけはちょっと残念なのですが……）。
なお、シリーズ最新作となる『バイオハザード ヴィレッジ』が、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC向けに5月8日に発売予定。初代『バイオハザード』の主人公だったクリスも登場しているので、1作目のクリスの勇姿をチェックしてから、『バイオハザード ヴィレッジ』をプレイというのもいいかも。
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