2021年3月13日、“第3回全国高校eスポーツ選手権”の『ロケットリーグ』部門の決勝大会がおこなわれた。
本大会は全国の高校生が『ロケットリーグ』で競い合う大型イベント。2020年末の予選大会を経て、トーナメントを勝ち上がった4校のチームが、決勝大会で戦いをくり広げた。
『ロケットリーグ』は簡潔に説明すると、車を操作してボールを相手のゴールに叩き込む、言わばサッカーのようなゲーム。ブーストを消費してジャンプしたりタックルすることで、シュートやディフェンスを決めていく。
大会ルールはトーナメント方式。ゲームルールは3対3で、試合時間は5分間。5分経過時に得点の多いチームがマッチ勝利となり、2試合先取することで試合の勝利チームとなる(決勝大会は3試合先取)。
強豪チームらしい試合運びを展開!
予選を勝ち上がり決勝試合に進出したのが、沖縄県・N高等学校のチーム“NRLG Cats”と、大阪府・大阪府立大学工業高等専門学校のチーム“hogehoge”だ。
決勝試合は、強豪チームである“NRLG Cats”が圧倒的なパフォーマンスを発揮。何度もゴールを決める猛攻に、チーム“hogehoge”は防戦一方という試合展開に。ラストの試合は6対1という大差を付けて、優勝したのはN高等学校“NRLG Cats”となった。
キャプテンのtetu選手は「もちろんうれしいですが、ホッとしたというのが正直な気持ちです」と安堵の表情。テツ選手は高校3年生で、毎年全国高校eスポーツ選手権に参加。今年が最後の全国高校eスポーツ選手権ということもあり、喜びを噛みしめている様子だった。
控え選手のnekota選手は「絶対勝ってくれると思っていました」と、チームメイトを信頼していることをアピールしていた。
高校1年生で、初参加となるsk:D選手とArinko選手は緊張感はとくになかったようで、ノビノビと試合を楽しめた様子。むしろ、勝利者インタビューのほうが緊張していることを語っていた。
なお、“第3回全国高校eスポーツ選手権”はもう1部門あり、2021年3月14日に『リーグ・オブ・レジェンド』部門の決勝大会が開催される。
――※画像は配信画面をキャプチャーしたものです。