『宇宙戦士ガラクZ』(GALAK-Z)などで知られる、ジェイク・カズダル氏率いる17-Bitが、Oculus QuestとOculus Riftプラットフォーム、プレイステーション VR向けに新たなサバイバルアドベンチャーVRゲーム『Song in the Smoke』を2021年後半にリリース予定であることを明らかにした。

 『Song in the Smoke』は、不思議な獣が生息する謎めいた原始的な世界で、武器をつくったり、食料を調達したり、狩りをしたり、戦ったりしながら、生き抜いていくサバイバルアドベンチャー。キャラクターデザインを寺田克也氏が担当しており、さまざまな不思議な生き物や現象が見られる不気味な異世界が特徴の1作だ。

 森の外れで3つの頭を持つカラスによって目覚めたプレイヤーは、森や谷間、氷山を含む8つのステージへ冒険に旅立つことになる。獣と戦い、あらゆる困難を乗り越え、道具や武器、そして薬をつくったりしながらその日を生き抜くことになる。VRの効果により、その脅威は視覚だけでなく聴覚にも訴えるとのこと。直観を頼りに弓矢を巧みに操らなければならないが、その獲物を狙っているのはプレイヤーだけではないかも……。抜け目なく注意を払うことも必要となりそうだ。

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 『Song in the Smoke』に関してジェイク・カズダル氏からは以下のコメントが寄せられている。

 「17-Bitでは、気軽に楽しめるターン制の戦略ゲームである『Skulls of the Shogun』から現代的な宇宙戦闘ゲーム『GALAK-Z』まで、既存のジャンルに新鮮さを付け加えていくことがとても好きです。VRサバイバルアドベンチャーゲームである、『Song in the Smoke』に関しては、全く新しい媒体、新たなルールと未知の領域にさらに深く潜りこみました。『Song in the Smoke』は、これまで開発してきたゲームとは全く異なる、私たちが意欲的に取り組んだタイトルです。つくり上げたのは、エンゲージメント性の高い実体験のように感じられる空間です。VRがもたらす世界観によって周囲の森に生命を感じることでしょう。これ以上はないといった奮闘するアドベンチャー体験を提供できることができてワクワクしています」(17-Bitの創設者兼クリエイティブリード/ジェイク・カズダル氏)

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