ファミ通による2020年11月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データをお届けする。

 ついに新世代ハードが発売。日本国内では、プレイステーション5が20.1万台、Xbox Series X|Sが2.8万台を販売した。ソフトでは、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が47.2万本を売上げ、販売本数首位となった。

以下、リリースを引用

「ファミ通」マーケティング速報 ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング11月報

  • 待望の新ハードが日本国内でも相次いで発売、PS5は20.1万台、Xbox Series X|Sは2.8万台を販売。
  • 「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」が首位。
  • 「あつまれ どうぶつの森」は、累計600万本を突破。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年11月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめました。集計期間は2020年10月26日~2020年11月29日(5週分)です。各分野の順位は別表の通りです。

家庭用ゲームソフト 月間売上本数

  • 1位桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(Switch)KONAMI 472,426本
  • 2位ピクミン3 デラックス(Switch)任天堂 315,862本
  • 3位ゼルダ無双 厄災の黙示録 (Switch) コーエーテクモゲームス 213,882本
  • 4位リングフィット アドベンチャー (Switch) 任天堂 162,545本
  • 5位あつまれ どうぶつの森 (Switch) 任天堂 160,960本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

  • 1位Nintendo Switch(合計)666,773台 (先月1位 Nintendo Switch(合計) 360,288台)
  • 2位プレイステーション5(合計)201,435台 (先月2位 プレイステーション4(合計)  17,726台)

(Nintendo Switchは、Nintendo Switch Liteとの合計値、プレイステーション5は、プレイステーション5デジタル・エディションとの合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

  • 1位任天堂 99.7万本
  • 2位KONAMI 49.8万本
  • 3位ソニー・インタラクティブエンタテインメント 24.5万本

2020年11月期の家庭用ゲーム市場について

 11月期には世界中の注目を集めた新ハードが相次いで登場し、月間でプレイステーション5(デジタル・エディションを含む)が20.1万台、Xbox Series X|Sが2.8万台を販売しました。どちらも需要に対して供給が追いついておらず、極度の品薄となっています。一方でNintendo Switchは2機種合計で66.7万台を販売し、累計が1600万台を突破しました。

 新作が多数発売されたソフト市場では、「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(KONAMI/2020年11月19日発売/Switch)が月間47.2万本を売り上げ、首位を獲得しました。1996年以降ではシリーズ最大の初動となり、年末年始のさらなる伸びも期待されます。

 そのほかの新作では、2位に31.6万本を販売した「ピクミン3 デラックス」(任天堂/2020年10月30日発売/Switch)、3位に21.4万本を販売した「ゼルダ無双 厄災の黙示録」(コーエーテクモゲームス/2020年11月20日発売/Switch)がランクイン。どちらも前作を上回る勢いで、Nintendo Switchのソフト市場の好調ぶりを示しています。また、5位の「あつまれ どうぶつの森」(任天堂/2020年3月20日発売/Switch)は16.1万本を販売し、発売から約8ヵ月でパッケージ版の累計が600万本に到達しました。

 2020年12月期は、前述の新ハードの動向以外にも、上昇気流に乗るNintendo Switch本体およびソフトの売れ行きに注目が集まります。ソフト市場では、「ダービースタリオン」(ゲームアディクト/2020年12月3日発売/Switch)や、「Cyberpunk 2077」(スパイク・チュンソフト/2020年12月10日発売予定/PS4)などの新作も登場し、年末商戦の盛り上がりが期待されます。

<出典:ファミ通>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

※本データを記事などに使用する場合は、出典が「ファミ通」である事の明記をお願いします。
※本調査データは、 KADOKAWA グループのシンクタンクである角川アスキー総合研究所が調査し、KADOKAWA Game Linkage に提供しています。