悩める人々の心の内が個性溢れる不思議な世界に!

 スクウェア・エニックスより2021年3月26日にNintendo Switch/PS5/PS4 /Xbox Series X|S/XBOne/PC向けで発売予定の完全新作、『バランワンダーワールド』。

バランワンダーワールド_01_キービジュアル

 本作は、スクウェア・エニックスの新たなアクションゲームブランド“BALAN COMPANY”が送る、舞台ミュージカルをモチーフにした注目タイトルだ。

 主人公たちは12人の悩める人々の心象世界に飛び込み、冒険を通じて問題を解決していく。それぞれの心象世界には“キャスト”という個性的な住人が存在。そのチカラを衣装として身にまとい、道を切り開くことになる。今回は、第2章と第3章のステージとボスを
紹介しつつ、登場する衣装が持つ多彩な能力も解説しよう。

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海がモチーフの心象世界へ! 第2章“イルカとダイバー”

 第2章の冒険の舞台となるのは、フィオナ・ディミトリアというダイバーの女性の心象世界だ。

バランワンダーワールド_02_第2章

 以前はイルカが大好きで、友だちのように接していたフィオナ。しかし、イルカが勢いよく彼女にじゃれついてきたある日を境に、彼女の心は変化する。あんなにイルカが大好きだったのに……。

バランワンダーワールド_03_フィオナ
バランワンダーワールド_03
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 フィオナの心象世界は海がモチーフ。ダイビングが好きな彼女フィオナらしく、その心象世界は美しい海底の景色が色濃く反映されている。

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神秘的な遺跡を思わせるステージ。サンゴや貝がらなど、海をイメージさせるものも点在している。もしも海底神殿があるとしたら、こんな場所なのかもしれない。
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遠くに見えるのは、まっぷたつに破断した船。大昔に沈んだ沈没船なのだろうか?
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転がり続ける謎のブロックや、猛烈な勢いで流れる水流が主人公の行く手を阻む。場面に合った適切な衣装を着ていれば、こんな仕掛けも怖くない!?

第2章に登場する衣装

 各ステージに住むキャストのチカラを宿した衣装を身にまとえば、衣装に対応したアクションが使えるようになる。場面に応じた衣装を選択することが、本作ならではのおもしろさを生み出すのだ。

 第2章のキャストは海中生物のような者が多いので、衣装も水中で効果を発揮するものが中心となる。

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【ダイナミックドルフィン】

バランワンダーワールド_10_ダイナミックドルフィン

 その名の通り、イルカのような姿をしたキャストから得られる衣装。水流を華麗に泳げるチカラを秘めており、その衣装を身につければ、水流を利用してジャンプし、通常では行けないような高所に飛び移れるようになる。

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【ジェリージョルト】

バランワンダーワールド_12__ジェリージョルト

 ステージのあちこちにある水流に乗って進めるようになるクラゲのような衣装。ジャンプ時には電撃を放つこともできるため、攻撃面でもかなり役立ってくれるのは間違いなさそう!?

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【テレーポッター】

バランワンダーワールド_14_テレーポッター

 一定の距離をテレポーテーションで移動できるチカラを秘めた衣装。うすい壁程度なら、瞬間移動で通り抜けることができる。

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【バブルブロアー】

バランワンダーワールド_16_バブルライダー

 空中をふわりと漂う、葉っぱの妖精のチカラを宿した衣装。ボタンを長押しすることで、シャボン玉を生み出し、それに乗って移動できる。移動特化型なのかも?

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【ダブルジャンパー】

バランワンダーワールド_18_ダブルジャンパー

 その名の通り、ジャンプ中にボタンを押すとさらにもう一度ジャンプできるようになる、身軽な小悪魔の衣装。離れた場所に飛び移りたいときや、高所に向かいたいときは、コイツで決まり!

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第2章のボス

 心象世界の最深部には、各章に登場する人物の悩みを具現化したようなボスが待ち受けている。このボスを倒すことで、晴れて悩みや問題を解決できるというわけだ。

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第1章のボス、ハウリングウルフは竜巻を生み出す。この竜巻に対抗する手段があれば、きっとよりラクに倒せることだろう。

 第2章のボスはジェリードルフィン。フィオナの持つ悩みが心象世界によって具現化した、彼女の心のなれの果てだ。 激しい水流や電気クラゲを生み出し、主人公に抵抗する。

バランワンダーワールド_21_ジェリードルフィン
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ジェリードルフィンが生んだ電気クラゲが、バトルフィールドのあちこちを縦横無尽に動き回る。うかつに電気クラゲに触れないように気をつけながら、攻撃の機会をうかがおう

虫が生み出す幻想的な心象世界! 第3章“虫愛でる少女”

 第3章は、ユリ・ブランドという少女の心象世界を冒険することになる。

バランワンダーワールド_23_第3章

 虫が大好きで、いろいろな虫に興味を持っているユリ。一方、同級生たちは虫があまり好きではないようで、ユリのことが理解できず、クラスで飼っている虫の世話も彼女に押しつける始末。自分の好きなものが理解されないことに悩むユリの心中は……?

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虫に興味を持つユリだが、クラスメイトからすれば“ふつうとは違う人”というように映るのかもしれない。

 ユリの心象世界には、さまざまな虫が暮らしている。本や実験道具など、学校で使う用具があちこちにあるのも特徴的だ。

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いかにも虫たちが生息しやすそう……といった印象のステージ。大木の周囲にはさまざまな虫が飛び交い、キノコも群生している。また、このステージでには昼と夜が切り換わるようで、 夜になるとその雰囲気は幻想的なものに一変!
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あちこちに生えているキノコの中には、ジャンプ台として使えるものもある。うまく利用すれば、高所に飛び移ってさらに探索を進めることができそうだ
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不思議な紋様が描かれているのは、動く足場。ステージを探索するには、こんな仕掛けにも乗ってみなければ! この先にはどんなコトが待ち受けているのか?

第3章に登場する衣装

 虫を愛するユリの心象世界らしく、登場するキャストとその衣装は、虫の姿に近いものが多くなっている。

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【ウェブラングラー】

バランワンダーワールド_32_ウェブラングラー

 クモのような姿をした キャストのチカラを秘めている衣装。クモの巣がある場所なら、貼りついて壁面を自在に上っていける。ステージの隅々まで探索するためには欠かせない!

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【ダスクバタフライ】

バランワンダーワールド_34_ダスクバタフライ

 チョウをモチーフにしたキャストの衣装で、空中をひらひらと飛べるようになる。夜間は昼間より飛行距離が延びるという特徴もある。

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【ラブリーランタン】

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 ホオズキをモチーフとしている衣装。頭上に付いている実は、定期的に点灯と消灯をくり返す。ずっと点灯してくれないのは残念だが、それでも暗い場所を冒険する際に役立つことは間違いない!

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【シクルスリンガー】

バランワンダーワールド_38_シクルスリンガー

 ブーメランのようにカマを飛ばせるようになる衣装。離れた場所から敵を攻撃できるため、安心感は段違いだ。また、点在する“仕掛け”を動かす際にも役立つ。

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【イッツィビッツィエルフ】

バランワンダーワールド_40_イッツィビッツィエルフ

 モモンガのような見た目をした、愛らしい妖精の衣装。身にまとうと身体のサイズが小さくなり、移動できるエリアが広がる。

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第3章のボス

 第3章のボスはブリリアントワーム。ユリの心象世界の奥底に棲む、 心のなれの果て。 鋭いカマやクモの巣を飛ばして攻撃してくる危険な相手だ。

バランワンダーワールド_42_ブリリアントワーム
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バトルフィールドのあちこちにクモの巣があり、近寄ると危険そう。ブリリアントワームの姿が見えないが、どこに潜んでいるのだろう?

 人の悩みはそれぞれ異なるため、その心のなれの果てとも言えるボスの特徴も、ステージによって大きく変化する。まずは戦ってみて、その特徴を知ったうえで効果的な衣装を選択することが、ボス討伐の重要な戦略になるぞ。

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まだ詳細は不明だが、灼熱の溶岩のステージで主人公を待ち受けるボスも登場するようだ。 どんな攻撃が有効なのか、模索しながら戦うのも本作の醍醐味のひとつ。