今回紹介するのは、毎週日曜朝7時から放送開始……していそうな、ひこてるによるニチアサ的アクション『ココロクローバー パート1』。担当は、ベテランインディーライターのまさん。「ニチアサは欠かさず見ている」らしい。

ニチアサで放送していそうだけど、アニメじゃなくてSteamのゲームです!

 “日本で放映している日曜日の朝アニメ”をテーマにして作られた、カジュアルなアクションゲーム『ココロクローバー パート1』。

 本作は、朝アニメを視聴するような感覚で見られる作風と、生き生きとしたドット絵が目を引く作品だ。難易度もイージーで、難しい漢字も使われていないため、アクションが苦手な人でも安心して楽しめる。オープニングやデータ放送風の画面枠など、アニメ的な表現へのこだわりも見どころだ。

Indie286-01

『ココロクローバー』ってどんなゲーム?

 本作は『アクションゲームツクールMV』で作られた、個人制作のアクションゲーム。

 細かく動くドット絵と、徹底して“日曜朝のアニメ”らしさにこだわった演出が特徴だ。アクション部分も難しい仕掛けやギリギリの操作などは要求されず、強力なアシストを使って進んでいく、プレイヤー有利な作りになっている。肩の力を抜いてゆる〜く遊べる、明るく楽しい作品だ。

Indie286-07
まさに、日曜朝のアニメとしか言いようのない気合の入ったオープニングアニメも。ドット絵で描かれたキャラクターの動きも細かい!
Indie286-06
アタックで敵の攻撃を避けてからショットで反撃! 属性なども『パート1』ではとくに意識する必要はなく、難度も低め。小さな子どもでもすぐに楽しめる、カジュアルさが魅力だ。

30分アニメを見る感覚で楽しめるストーリーモード!

 “ストーリーモード”では、ドット絵で描かれたキャラクターたちがくり広げるデモシーンと、実際にトレフィを動かすステージから好きな場面を選び、アニメのような物語を体験できる。最初から好きな場面を選べるうえに、アクションが苦手な人はデモシーンだけを見ることも可能。どこまでも優しい作りがステキだ。

Indie286-10
Indie286-09
トレフィがダンスをするコマンドも存在。ダンスは、メニュー画面から好きな踊りに変更できる。踊ってもあまり意味はないけど、楽しいからよし!

トレフィの冒険に登場するキャラクター

 主人公のトレフィは、冒険の最中にさまざまなキャラクターと出会うことに。第1話を収録した『パート1』では、ココロクローバーを狙うわる〜いふたり組が彼女の前に立ちはだかる!?

Indie286-12
ココロクローバーを狙う悪い奴らが! 果たしてトレフィはどのように立ち向かうのか……。

精霊使いの女の子 トレフィ
なぜか、精霊の力が使える女の子。自分の秘密を知るために、長い冒険の旅に出る。

Indie286-11New

ココロクローバーを狙う悪い奴ら!?

バルクス
とある国の飛行船から、ココロクローバーを盗み出した小悪党。

indie286-13

ネココ
ロボットの操縦を担当するバルクスの助手。で、ネコ(自己申告)。

Indie286-14

チャレンジモードやライブラリーもあるよ!

 本編に登場しないボスと戦う“チャレンジモード”に、ダンスのモーションやアシストを購入できる“ショップ”。キャラクターの解説が見られる“ライブラリー”など、本編以外の要素も収録されている。ストーリーをクリアーしたら手を付けてみよう。

Indie286-19
パスワードを入力して、新たな力やアシストを手に入れよう!
Indie286-18
本編に登場した人物や、戦った敵のデータを図鑑でチェック!

物語は『パート2』へ続く!

 本作は『ココロクローバー』のプロローグ的な作品。第2話以降の続きは、12月に配信が決定した『パート2』で描かれる。『パート2』では、第2話から第6話までを収録! こちらもお楽しみに。

sam
真の敵が動き出す……!?

ココロクローバー パート1

  • プラットフォーム PC
  • 開発 ひこてる
  • 配信日 2020年7月4日配信
  • 価格 473円[税抜](520円[税込])
  • ジャンル アクション
  • CERO ―
とっておきインディーバックナンバー