『Outward』のサバイバル生活をNo密で濃密に体験するメディアツアーの模様をリポート。狩り、火起こし、採集、そしてゲームプレイ、締めはBBQ
突然の大自然!
『Outward』のサバイバル生活をNo密で濃密に体験するメディアツアーの模様をリポート。狩り、火起こし、採集、そしてゲームプレイ、締めはBBQ
大自然になぜかプレイステーション4が。

 いきなりのシュールな光景だが、これはDMM GAMESが12月10日に発売予定のプレイステーション4、Xbox One、PC用オープンワールドサバイバルRPG『Outward』のPRイベント、“『Outward』リアル体験ツアー”でのひとコマだ。

 本作『Outward』は、サバイバルにフィーチャーしているのが特徴で、冒険中にプレイヤーは餓えや渇き、睡眠といった欲求とも戦わなければならない。また、寒さや暑さなどの環境の変化もステータスに影響を及ぼす。

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 そんな過酷な冒険の一端を、リアルで体験しようというのが、今回のメディアツアーの目的というわけだ。最終目的であるバーベキューのために、各メディアが対抗して食材を確保するべく3本勝負を行うという内容とのこと。

 思えば、“『アンセスターズレガシー』決起会”や“『フロストパンク』極寒体験会 in 稚内”など、突飛なイベントを行っているDMM GAMES。今回のイベントもじつに同社らしい、ちょっと困る……もとい、興味深い内容になっている。

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今回のイベント会場となったのは、都内からバスで2時間ほどの埼玉県・秩父にあるキャンプ場、フォレストサンズ長瀞。
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リアル体験ツアーはバス降車直後から始まっている。記者たちが自身で荷物や設備を運搬するミッション、という体のお手伝い。
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イベントの進行を務めるのは、日本語版プロデューサーの高島弘之氏(写真左)と、フリーアナウンサーの荒木美鈴さん(写真右)。

 最初のアトラクションは“狩り”。弓で獲物を取るのは、本作の基本となる。今回のイベントでは、アーチェリーで的を狙い、得点の多いメディアほどつぎの戦いが有利になるとのことだ。

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このアーチェリー、簡素な作りの物ながらかなり本格的に飛ぶ。しっかりと狙わないと、的にすら当たらない。
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我がファミ通チームは、2本とも的を外して0点のビリ。最悪のスタートだ!!

 つぎなるお題は、“火起こし”。ゲーム内では、寒さや暑さなどの環境の変化もステータスに影響を及ぼす。夜には暖を取り、調理や休息のために焚火をして過ごす場合もあるが、危険な野生の獣たちが火に寄り付く危険も……。

 アーチェリー勝負の順位に応じて、火起こしのためのアイテムが配布される。好成績のメディアにはチャッカマン、次いでファイアスターター(比較的簡単に火が起こせるキャンプグッズ)、そして我々が手にしたのが、木製の火起こし器だ!

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木の棒の摩擦熱で火を起こす、アレだ。
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やりかたはいっさい説明されないため、組み立てから苦戦する。
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5分経過したところで、やっと火起こしに着手。10分経過しても、まったく火がつく気配がなく、腕の筋肉が悲鳴を上げるばかり。
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極小の火種ができるところまでたどり着くも火は起こせず、泣き寝入りしてチート(チャッカマン)することに。文明って偉大だ。

 続いてのアトラクションは“採取”。ゲームでも果物や野菜などの食物、鉄や鉱石などを集めて、クラフトを行うことでさまざまなものが作り出せる。ここでは、キャンプ場内に隠された無数の封筒を探し出すことが目的で、その中には後のバーベキューで獲得できる食材が書かれている。

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あ、こんなところに。
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巧妙に隠されている。ベージュ色の封筒もあり難度が高い。
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これまでの散々な結果を挽回するべく、エリア内を奔走し、20枚以上の封筒をゲットした我々。火を起こしても食い物がなきゃ何にもならないからな! 
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 開封してみると、マシュマロ、野菜、豚の3種のカードが出てきた。豚カードは枚数が少なく、我々の完全勝利と言っていいのではないか。

 と思いきや、勝ち誇っていたファミ通チームに晴天の霹靂。?カードを開封したところ、豚カードを隣りのチームに全部引き渡す指示が書かれていた。「そんな殺生な。ちいとばかりお恵みくだせぇ、旦那」と泣きつき、半分を返してもらった。ありがとう、4Gamerさん。ゲヘヘ。

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 さて、いろいろなアトラクションでお腹が減ったところで、お待ちかねのバーベキュータイム! ……の前に、『Outward』の体験プレイをしなければ。こちらがイベントの大本命だって忘れてた。空腹って怖いですね。そう、空腹は敵なんです。このゲーム。

 本作『Outward』は、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台にしたオープンワールドRPG。プレイヤーは、広大な土地を探索しながらサバイバル生活を送る。昼夜や天候、気候の変化に加えて、飢えや渇きといった欲求の管理など、生きるための知恵が必要になる場面が多数。道具や武器を作り、魔法を習得して迫りくる危機に対応しなければならない。

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 飢え、渇き、睡眠の3つの欲求が満たされない場合、体力が減少するなどのマイナス効果が発生してしまう。また、時間帯や気候の変化によって体温が上下する。病気になったり、最悪の場合には死を招くため、環境に応じた適切な装備を心掛けないといけない。

 欲求を解消したり、自身の能力を強化する手段のひとつに、料理や武器の製作がある。マップを探索したり商人から購入したりしてレシピを手に入れて製作できるアイテムを増やしていくのだ。狩りで肉を入手しても生では食べれない(病気にかかる)ので、まずは焚火キットを製作。皮袋を作れば、水を携帯することができるように。ほかにも獲物を捕る罠や薬など、長旅で役立つさまざまな物を作り出せる。

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 今回は画面分割で楽しめる、ふたり用のローカル協力プレイを体験。浜辺付近を散策していると盗賊の砦を発見した。

 協力プレイでは、ひとりが倒れても残されたプレイヤーが蘇生すれば、復帰が可能……とはいえ、十分な装備がなければ盗賊どころか、野生動物を相手にするのも危険だ。

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 盗賊の砦に入り込み会話を進めると、選択肢を誤ったのか、奴隷としてひっとらえられ、強制労働を強いられるハメに。解放されるためには、ここで鉄くずを集めてお金を集めなければならず、食事も買わなければいけないという、何ともペリカな状態になってしまった。

 何とか抜け道から脱出するも、外にいたハイエナのハイエナ的行動によってふたりとも倒され……といったところでお時間に。焦らずにじっくり、ひとつひとつの困難に対処しながら進めていくのがいい、という人生の教訓的なものを教わった気がした体験プレイであった。

 体験プレイの後は、バーベキューでリアル体験ツアーのイベントを締めくくり。焚火でのマシュマロ焼き、グリル野菜、さらには子豚の丸焼きといった豪華なディナーに舌鼓を打つ一同。

『Outward』のサバイバル生活をNo密で濃密に体験するメディアツアーの模様をリポート。狩り、火起こし、採集、そしてゲームプレイ、締めはBBQ
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とっても、おいしそう!
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マシュマロをこうしてキャンプ場で焼くのは人生初の体験。

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焚火の癒し効果はすごい。何時間でも見ていられる。

 ここ最近では、新型コロナの影響もあり、めっきりと少なくなったこのようなイベント。DMM GAMESではほかにもさまざまなイベントを予定していたが、密にならない状況での実施ができるということで、今回のリアル体験ツアー開催にいたったのだという。今後も、対策をしっかりとしたうえで、DMM GAMESらしいイベントの開催を目指したいとのことだ。こうなったら、どこへでも行きましょう!

 『Outward』は2020年12月10日に発売予定で、対応機種はプレイステーション4、Xbox One、PC。現在予約が開始されている。サバイバルに興味のある方、キャンプ好きの方、地下で労働を強いられたい方などは、ぜひともプレイしてみてほしい。