『シャドバト』に登場する7クラスの特徴を紹介
2020年11月5日に発売されるNintendo Switch用ソフト『シャドウバース チャンピオンズバトル』（以下、『シャドバト』）。本作はテレビアニメ『シャドウバース』の世界を再現したゲーム作品で、同名タイトルのスマートフォン向け本格デジタルカードゲーム『シャドウバース』（以下、『シャドバ』）を原作とした、カードバトルRPGだ。
『シャドバト』では7つのクラスの中から好きなクラスを選び、デッキを構築して戦うのが基本。デッキにはクラス専用カードと、どのクラスでも使用できるニュートラルクラスのカードを組み込める。本記事では、各クラスの基本的な特徴と、得意とするおもな戦いを解説。また、各クラスでデッキに組み込みやすい基本となるキーカードを、ベーシックカードと、クラシックカードパックで入手できるものから、チョイスして紹介する。どのクラスにも一長一短の特徴があるので、自分の好みにあったクラスを選択しよう。
ちなみに、『シャドバト』にはゲームオリジナルカードと、第3弾カードパックまでが収録されている。第3弾までということなので、スマホ版『シャドバ』に登場しているネメシスクラスは本作では使用できない。
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ドラゴンクラス／PPを増やして覚醒！
ドラゴンクラスには、カードをプレイするのに必要な“PP”の最大値を増やすカードがある。相手より豊富なPPを使って、先に強力なカードをプレイするのを得意としてる。また、PP最大値が7以上になると、“覚醒”状態になり、カードによっては追加能力が発動する。PP最大値を増やし、相手よりも先に強力なカードを使用して、有利な盤面を作っていこう。その性質上、バトル中盤～後半がおもな活躍の場。
キーカード【1】竜の託宣
序盤からPP最大値を増やせる、ドラゴンクラスの基本中の基本スペル。覚醒状態ならカードを引けるのも強み。変則的なデッキでなければまず採用しよう。
キーカード【2】ドラゴンナイト・アイラ
破壊されるとPP最大値を増やしてくれるフォロワー。序盤でバトルしながらPPを増やしやすい。ただし、消滅してしまうとPP最大値は増えない。
キーカード【3】ドラゴンウォーリア
進化すると相手フォロワーにダメージを与えられるフォロワー。1枚で2枚以上の破壊を狙えるため、活躍しやすい。また、速攻系デッキ相手に強い。
ヴァンパイアクラス／復讐状態からの逆転！
自分の体力が10以下になると、“復讐”状態となり、カードによっては追加効果を発揮できるクラス。そのために、自分の体力を減らすカードや、回復するカードが多く、場のカードの攻防だけでなく、体力管理を要求される。上級者向けだが、使いこなせばどんな状況からでも逆転できる力を秘めている。おもなデッキタイプは、相手のやりたいことをジャマするコントロール型や、体力を犠牲に相手リーダーを一気に攻撃していくアグロ型などさまざま。
キーカード【1】鋭利な一裂き
自分のリーダーがダメージを受けるが相手のフォロワーかリーダーにもダメージを与えられる。復讐状態のためのカギとなるカード。
キーカード【2】ワードローブレイダー
進化すると相手フォロワーにダメージを与え、さらに自分リーダーを回復するフォロワー。1枚で2枚以上の破壊が狙えるほか、ついでに回復効果まであるという、オールマイティなカード。
キーカード【3】黙示録
盤面の全フォロワーに大ダメージを与えるスペル。復讐状態なら、必要PPが4と、半分になる。8ダメージと威力が高く、強力なフォロワーを破壊するのに使ったり、大量展開されたフォロワーを全部破壊するなど、使い道が非常に多い。ただし、自分のフォロワーにもダメージが入ることは忘れずに。
エルフクラス／フェアリーでコンボ！
フォロワー“フェアリー”を使役するクラス。フェアリーの攻撃力や体力は高くないが、ほかのカードの能力などでで手札に加わる。エルフクラスは1ターン中にプレイしたカードの枚数に応じて効果を発揮するものが多く、フェアリーなど低コストのカードを何枚も使ったコンボを得意としている。ややテクニカルなため、初心者のうちは扱うのに苦労するかも。そのぶん、しっかりコンボを決めて勝利できたときの喜びは格別！
キーカード【1】フェアリー
攻撃力1、体力1と高くないが、コストも1。フェアリーを場に出したり、手札に戻すなどして、ターン中のカードプレイ枚数を増やすコンボの基本となるカード。
キーカード【2】自然の導き
自分の場のフォロワー、またはアミュレットを手札に戻すスペル。さらに、1枚カードを引ける。カードを出して、戻して、再度出す、というシンプルなコンボが可能で、たとえばファンファーレ能力を2回発動、疾走フォロワーを使った2回攻撃など、コンボパーツとしての汎用性が高い。
キーカード【3】エンシェントエルフ
自分の場のフォロワーをすべて手札に戻し、戻した枚数の数だけパワーアップする、守護フォロワー。手札に戻す効果を駆使したコンボも可能なほか、攻撃力と体力が最大+4される能力も強い。どんな場面でも活躍しやすいフォロワー。
ロイヤルクラス／指揮官と兵士のコンボ！
たくさんのフォロワーを場に出して、一気に盤面を制圧することを得意とするクラス。ロイヤルクラスのフォロワーには指揮官と兵士というタイプがあり、指揮官が兵士を強化してくれる。疾走フォロワーも少なくないので、速攻型のデッキが得意。そのほかにも、指揮官で兵士を強化し、強固なフォロワーを並べるロイヤルらしいデッキタイプも存在する。
キーカード【1】メイドリーダー
場に出すと、指揮官カードを1枚手札に加えることができる。戦闘では活躍しにくいものの、ロイヤルクラスにとっては重要なドローソースだ。
キーカード【2】フロントガードジェネラル
高コストカードらしいステータスを持つ、守護フォロワー。破壊されると、場に守護フォロワー“フォートレスガード”を出す。ただでさえ突破しにくいステータスのうえに、1枚で2枚の守護を貼れるディフェンス力が持ち味。攻撃力も高いので、オフェンスでも役に立つ。
キーカード【3】アルビダの号令
使用すると、守護フォロワーの“パイレーツ”と、疾走フォロワーの“ヴァイキング”を場に出す、攻防一体のスペル。守りたいときに使うのはもちろんのこと、相手を攻めたいときに使えば守護が保険になるなど、万能な1枚。
ウィッチクラス／スペルを連発して効果を発揮！
スペルを得意とするクラス。カードによっては“スペルブースト”という能力があり、スペルを使えば使うほど追加効果を発揮したり、能力や効果が強化される。スペルだけでなく、フォロワーの中にも“スペルブースト”を持つカードがいる。基本的に“スペルブースト”を溜める必要があるため、おもにバトル後半戦で真価を発揮することが多く、そのぶん相手の行動を邪魔しやすいカードが多数存在する。
キーカード【1】知恵の光
デッキからカードを1枚引くだけのカードだが、スペルなのでスペルブーストが可能。どんな場面でも役に立つ1枚。
キーカード【2】ゴーレムの練成
フォロワー“クレイゴーレム”を場に出すカード。スペルでフォロワーを出すという効果から、フォロワーどうしのバトルをしながらスペルブーストできるのが強み。
キーカード【3】運命の導き
カードを2枚ドローするスペル。必要PP5とコストが高いように見えるが、最大の特徴はスペルブーストをすることでコストが-1されること。最大0コストで2枚もドローできるうえに、スペルなのでスペルブーストまで可能と、至れり尽くせり。
ネクロマンサークラス／墓場を溜めて追加効果！
『シャドバ』ではカードをプレイしたり、破壊されたりすることで、墓場が溜まっていく。その墓場の枚数を利用した“ネクロマンス”能力が特徴のクラス。“ネクロマンス”は墓場の枚数を消費することで強力な能力を発揮する。フォロワーが破壊された時に働く能力、“ラストワード”を利用するカードも多い。『シャドバト』では、どんな盤面でも活躍しやすいカードを生かした、ミッドレンジタイプのデッキを得意としている。
キーカード【1】スカルウィドウ
破壊されると、カードを1枚ドローするフォロワー。ネクロマンサーは手札が枯渇しやすいので、序盤戦で手札枚数を減らさずに盤面へ登場させられるのが強み。
キーカード【2】ケルベロス
場に出すと、スペル“ミミ”、“ココ”を手札に加えるフォロワー。ミミは、相手のリーダーか相手のフォロワー1体にダメージを与えられるので、ここぞというときのダメ押しや、相手フォロワーの対処に使える。ココはフォロワーの攻撃力をアップさせるため、ほかのフォロワーや、ケルベロス自身に使って火力をアップさせよう。汎用性が高く、シチュエーションを選ばずに活躍しやすい。
キーカード【3】デュエリスト・モルディカイ
破壊されると、フォロワー“デュエリスト・モルディカイ”を場に出すカード。つまり、何度でも蘇えるので、強力な盤面を作りやすい。自分のフォロワーを破壊する代わりに、効果を発揮するカードとの相性も良い。消滅すると効果は発揮できないのが弱点。
ビショップクラス／カウントダウンアミュレットが強力！
ターンが経過することで強力な能力を発揮する、“カウントダウンアミュレット”が特徴のクラス。その真の力が働くまでには時間がかかるが、1度働けば非常に強力。また、相手のカードを消滅させたり、自分のフォロワーやリーダーを回復することも得意。カウントダウンを待つ必要があるため、中盤～後半戦に活躍しやすい。
キーカード【1】鉄槌の僧侶
進化すると、体力3以下の相手フォロワーを消滅させるフォロワー。破壊ではなく消滅効果ゆえに、ラストワード効果を発動させないのが強み。1枚で2枚以上のフォロワーを対処できるすぐれた1枚。
キーカード【2】テミスの審判
場の全フォロワーを破壊するスペルで、ビショップが誇る切り札。対象がフォロワーなので、カウントダウンアミュレットに影響しないのも強み。相手の強力なフォロワーや、複数のフォロワーを並べられたときに使おう。自分のフォロワーも破壊されてしまう点にはご注意を。
キーカード【3】教会の護り手
守護フォロワーで、相手のターン中のみ喰らうダメージが-1される能力を持つ。攻撃力2、2ダメージのカードでは破壊できず、1ダメージのカードならば完全無効化可能と、ディフェンスに役立つ1枚。守りながらアミュレットのカウントダウンを待とう。
