アニメーション制作会社、P.A.WORKS(ピーエーワークス)の電子書籍専門レーベル、P.A.BOOKSは、小説『花咲くいろは~いつか咲く場所~』の第1話を2020年10月30日(金)に発売することを発表した。

『花咲くいろは』とは

 2011年4月~9月にかけて放送され、2021年には放送10周年を迎えるP.A.WORKS制作のオリジナルテレビアニメ、『花咲くいろは』。ひょんなことから祖母が女将を務める老舗温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)で働くことになった女子高校生・松前緒花(声:伊藤かな恵)が、旅館のため、いっしょに働く友達のためにと奮闘する物語が描かれた。

 続編には『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』がある。

『花咲くいろは~いつか咲く場所~』はアニメシリーズの7年後を描くアフターストーリー

 今回発表された小説『花咲くいろは~いつか咲く場所~』は、そんなアニメシリーズの7年後を描くアフターストーリー。ひっそりと店じまいをした喜翆荘を自分の力で再生したいという志を抱きながら、東京での生活を送っている緒花の、新たな戦いが描かれるとのこと。

 作中では懐かしい人々との再会もあるということで、公開されたビジュアルにはアニメのレギュラーキャラクターだった鶴来民子(声:小見川千明)、押水菜子(声:豊崎愛生)、和倉結名(声:戸松遥)と思われるキャラクターたちも描かれている。

 著者は『true tears』のノベライズも担当した藤本透氏、表紙と挿絵は『サクラクエスト エピソードゼロ』の表紙も担当した古日向いろは氏。いずれも『花咲くいろは~いつか咲く場所~』と同様、P.A.BOOKSにて出版された電子書籍だ。

 『花咲くいろは~いつか咲く場所~』第1話はAmazon.co.jpほか、主要電子書籍取り扱いサイトで予約受付中。発売日になると同時に自動ダウンロードができるとのこと。以降、毎月末に1話ずつ発売、全6話の刊行が予定されている。

 『花咲くいろは』ファンは要チェックだ。

商品情報

  • 『花咲くいろは~いつか咲く場所~』
  • 2020年10月30日(金)第1話配信開始(以降毎月末1話ずつ発売、全6話続刊予定)
  • 価格:385円[税込]
  • 著:藤本透
  • 表紙・挿絵:小日向いろは
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