2020年内にサービス開始予定のスマートフォン向けRPG『サクラ革命 ～華咲く乙女たち～』。2020年10月16日(金)に配信された本作の公式ミニ番組“青ヶ島司令部通信”第2話“松崎史也、帝都に立つ”で公開されたゲームの最新情報をお届けする。
第2話では、本作のメインシナリオライターを担当する脚本家の松崎史也氏がゲスト出演。『サクラ革命』に登場する歌劇団を紹介するPVや新情報が公開された。
▼これまでの番組での発表内容はこちら。
「初めは絶対に断ろうと思った」松崎氏の参加の経緯
番組に出演したメインシナリオライターの松崎氏は、『サクラ革命』のディレクターから脚本を担当してほしいと声がかかった際に、初めは絶対に断ろうと思ったという。
その理由は、もともとゲーム好きだったため、簡単には引き受けられないという気持ちと、自分がゲームの人間ではなく演劇の人間だという思いがあったからで、「ゲーム畑の方がやっほうがいいですよ」と何度か話をしたそうだ。
しかし、言葉を発するディレクターの佇まいや熱量から、「志があることに対して答えないというのはエンターテイメントや物語を作ってきた人間としては背を向けられない」という思いから、参加を決意したという。
ゲーム畑の人間のほうがノウハウや技術があるが、『サクラ革命』は舞台の話や女優たちが何かに立ち向かっている話を内包しており、女優にセリフを書く観点で自分にできることをやろう、と参加の経緯と作品に対する熱い想いを語っていた。
トップスタア中のトップスタア“統星プラナ”に、いまは何も持っていない咲良しのが立ち向かう物語
番組では、大帝國歌劇団B.L.A.C.K.と帝国歌劇団の2つの歌劇団を紹介する新たな動画が公開。
帝国歌劇団の最初の女優でありヒロインの咲良しのは、母親が歌劇団のトップスタアだったころの映像をビデオが擦り切れるほど繰り返し見て、女優を志す少女。しかし、じつは歌が歌えないという。歌劇で日本に光を与えたいけど歌が歌えない……しかし、迷いなく自分は女優をやると思っている、そんなキャラクターだという。歌が歌えない理由はゲームで明かされるようだ。
一方の大帝國歌劇団B.L.A.C.K.は、政府がすべての表現活動を禁止した日本で、唯一歌うことを許された歌劇団だという。選りすぐりのメンバーで構成されているB.L.A.C.K.。その中のトップスタア中のトップスタアである統星プラナは、歌も演技もすべての表現が日本で最高峰の女性。松崎氏の女優に対する理想や、こうあってほしいものをすべて詰め込んだキャラクターだそうだ。
『サクラ革命』では、そんなトップスタア中のトップスタアのプラナに、いまは持たざるものの咲良しのが立ち向かう物語でもあるという。松崎氏は「どちらにも正しい理想があり、どちらがいいと言えないものを表現していくことが表現や女優の世界だと思うので、どちらも応援しながら脚本を書いています」とコメントしていた。
日本を吉良政府から奪還し、本当の帝国歌劇団の復活を目指す
本作のストーリーの大きな目的が明らかになった。日本をまわり、9種の神器をすべて集めることで、吉良政府“総督”と大帝国歌劇団B.L.A.C.K.から日本を奪還し、本当の帝国歌劇団の復活を目指すことがゲームの目的のようだ。
神器とは、日本の霊力の源であり象徴。存在することで日本を守っていたが、吉良によって霊力が反転させられてしまっているという。そんな神器を人々の心や正しき願いを注ぐことで浄化すると、あるべき姿“神霊器”に戻せる。その手段は、もちろん公演。歌劇の力で人々を心から元気にすることで、霊力が高まる。『サクラ革命』でも、かつての帝国歌劇団と同じことをするようだ。
次回のミニ番組に田中公平氏が出演
次回“青ヶ島司令部通信”第3話は10月21日に公開。田中公平氏がゲストとして出演するという。
また、事前登録数20万人達成時の報酬に、松崎史也氏が脚本・演出を務める『サクラ革命』朗読劇の上演を新たに追加することが発表された。
※掲載している画像は番組をキャプチャーしたもの。
