ゲーマー向け周辺機器メーカーのRazerが、金融サービス部門のRazer Fintechを通じて“Razer Card”を発表。なんとプレミアム版カードはタッチ決済やチップ決済の際にカードのRazerロゴが緑に光るというゲーミング仕様。(※Razerのゲーマー向け周辺機器は緑のライティングで光るのが特徴)

 Razer CardはApple Cardと似たようなシステムとなっていて、決済アプリのRazer Payと組み合わせて使うことでバーチャルなVisaプリペイドカードとして機能する。物理カード上にはカード番号が刻印されておらず、アプリ側でその決済に使うバーチャルカードをコントロールできるという形だ。ちなみにロゴが光らないスタンダード版物理カードも存在する。

 まずはRazerお膝元のシンガポールで1337人を対象にしたベータ提供が行われる予定となっており、ベータ期間中はRazer直販サイトでのキャッシュバックが最大10%になるとのこと(通常は最大5%。またRazer直販以外では1%のキャッシュバック)。

 なおプレスリリースではRazer Payとともに提供地域を拡大する意向が示されており、Razer Payが日本で承認されるようなことがあれば、買い物や食事の支払いの際にビカーっと光らせられる日が来るのかもしれない。