エレクトロニック・アーツのバトルロイヤル型FPS『Apex Legends』で、2020年10月6日(※日付は北米基準)より“アフターマーケット コレクションイベント”を開始することが発表された。

 このイベントでは期間限定モードとして“フラッシュポイント”がプレイできるほか、イベント開始に合わせて本作がクロスプラットフォームプレイに対応し、プレイステーション4とXbox One間のプレイなどが可能になる。

クロスプレイがデフォルトで有効に

 クロスプレイ対応はまずベータテストの形でスタートし、現在本作がリリースされている全プラットフォームでデフォルトで有効になる。

 ただしマッチメイキングは基本的にはPC版(Originと今後リリース予定のSteam版)と家庭用ゲーム機版(まずはプレイステーション4版とXbox One版)で分かれており、例えばPS4版とXbox One版ユーザーでパーティーを組んでいる場合は、PC版ユーザーとはマッチメイキングされない。

 これはマウスを使った照準が可能なPC版との対戦バランスを取るためで、PC版ユーザーと家庭用ゲーム機版ユーザーが一緒に組んでマッチメイキングに入った場合は、そのパーティーはPC版のマッチメイキングに入ることとなる。

 なおフレンド機能もクロスプラットフォーム対応になっているほか、ゲーム内ボイスチャットもプラットフォームをまたいで利用可能。ただし現状ではクロスプログレッション(ユーザーデータの共有)はなく、PC版のプレイデータや所有カスタマイズアイテムなどをプレイステーション4版に持ち込むといったことはできない。この点についてはSteam版登場時に何か新たな発表が行われるようだ。

オフにした場合はマッチメイキングに時間がかかる想定

 なお、クロスプレイマッチメイキングをオフにするオプションも用意されるものの、オフにした場合はマッチメイキングに時間がかかることが想定されている。これはクロスプレイがデフォルトで有効になのに対して、オフでのマッチメイキングは、同じプラットフォームでプレイかつ同様にクロスプレイマッチメイキングをオフにしている人のみで参加者が十分に集まるのを待たなくてはいけないため。

期間限定モードでは回復ゾーンに急げ!

 フラッシュポイントモードでは、シールドや体力回復アイテムがマップからなくなる代わりに、キングスキャニオンマップの各所に球形の“フラッシュポイント”ゾーンが出現し、この中では体力とシールドが自動回復するという仕組み。

 なお、このモードでは安全地帯が常にフラッシュポイントへと閉じていくそう。またレプリケーターでは回復キットの代わりにフェニックスキットをクラフトできるとされている。

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