2020年9月9日に発表された、コーエーテクモゲームスの『ゼルダ無双 厄災の黙示録』(Nintendo Switch/2020年11月20日発売予定)。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の劇中で語られていたものの、その詳細は不明だった100年前の物語“大厄災”が“無双”シリーズで描かれるということで、大きな話題になっている。

 タイトル発表と同時に公開された“『ゼルダ無双 厄災の黙示録』1stトレーラー”では、本作の概要や特徴を表すシーンの中に、いまだ公開されていない情報を示すような、気になる箇所がいくつもある。

 今回は、そんな“1stトレーラー”から気になるシーンを抜粋し、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』について迫る。なお、文中には『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のネタバレにつながるものもあるので、読む際はご注意いただきたい。

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最初に流れるのは、インパとハイラル王のセリフ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』3rdトレーラーでもおなじみの言葉だ。
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リンクがまとっているのはハイリア兵の鎧と、ハイリア兵のすねあて。このあとのシーンでは、兵士の剣と兵士の縦を持っていることがわかる。すべて、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場した装備品だ。
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ゼルダがリンクを相手に近衛騎士の儀式を行った場所と思われる、ハイラル城の前の広場から戦場へとカメラが移り変わる。
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シーカーストーンを見るミファーとゼルダ、その後ろに鎧姿のリンクが。
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リンクとリーバルの一騎打ち? どちらも英傑の任命前なのか、英傑の服や青いスカーフをまとっていない。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、リンクの援護を命じられたリーバルが対抗心をむき出しにするが、彼らの出会いなどもわかるのかもしれない。
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リモコンバクダンを投げるリンクの後ろには、ボコブリンたちの砦が。“無双”シリーズでおなじみの拠点兵長などもここに出現するのだろうか。
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ゼルダとともにハイラル王からの指示を聞くリンク。リンクの横には、白い髪と和風の衣装をまとったシーカー族と思われる人物がいる。背中の笠は、インパの笠に似ているようだが、100年前のインパの姿か……?
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これは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のインパ。まとっている笠は似ているようだが?
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ゾーラの里の側で、ゼルダがビタロックでライネルの動きを固定。雨が降っているが、天候の変化もある?
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みずから出した水流を滝上りで上がっていくミファー。光鱗の槍でガーディアンを狙う。
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パリィで敵の攻撃をかわすウルボザだが、スローの演出からはパリィを行ったと思われる。右手の七宝のナイフは雷を帯びている。周囲には、敵対するイーガ団と味方のゲルド族、さらにハイラル王国の兵もいる様子。
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神獣ヴァ・ルーダ。ダルケルとともに神獣も操作できるのか?
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ダルケルの攻撃で赤く燃えた岩が地上から出現。敵対するのはヒノックス。
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リーバルは一体を爆破する弓矢で攻撃。バクダン矢などが使えるのか?
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涙を流すゼルダ。覚醒後のゼルダも使えるように!?
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メインビジュアル。リンクの側に、小さいガーディアンのような、新キャラクターと思われるものがいる。こういう古代兵装のようなものを生み出せるのは、ロベリーだと思われるが。

 さすがに1stトレーラーだけに全貌は見えないが、ただ100年前というだけでなく、英傑に任命される前後や、リンクと4英傑以外の人物の登場も期待できそうだ。とくに、サブキャラクターとして印象深い、インパ、ガーディアンの研究をしているロベリー、シーカーストーンの研究者で“チェッキー!”でおなじみのプルアあたりは、100年前の姿で登場するのではないだろうか。

 また、気になる点と言えば、ゼルダがシーカーストーンを使ってビタロックやリモコンバクダンなどを使いこなしているところ。これらのシーカーストーンの能力は、100年後に目覚めたリンクが試練の祠で解放したもの。100年前の時点でも何かしらの理由で使えたのか、使えるようになったのか。

 そのほか、無双シリーズと言えば、多彩なプレイアブルキャラクター。コーエーテクモゲームスの早矢仕洋介氏が、映像の中で“無双シリーズの一騎当千の爽快感や多彩なプレイアブルキャラクターはそのままに”と話していることから、リンク、ゼルダ、4英傑が使えることは確実で、それ以外にも使えると思われるが……?

 1stトレーラーの最後にある通り、続報の発表は“2020年9月26日”。東京ゲームショウ2020 オンラインの開催日だけに、その中で続報が発表されると思われる。つぎの続報でどんな情報が発表されるのか心待ちにしたい。

※画像は映像をキャプチャーしたものです。